ゴミ屋敷脱出ガイド!抜け出すには何日かかる?何から片付ける?徹底解説!

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ゴミ屋敷脱出ガイド!抜け出すには何日かかる?何から片付ける?徹底解説!

「部屋がゴミで埋もれてしまっている…」「どこから手をつければいいかわからない…」といった悩みを抱えていませんか?手がつけられなくなってしまったゴミ屋敷は、放置すればするほど片付ける気がなくなります。

「自分で片付けられるのか」「何日かかるのか」といった疑問や不安から、なかなか一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、具体的に何日ほどかかるのか、どのような順序で進めるべきかをわかりやすくご紹介。また自力で進める場合のポイントや、業者に依頼した場合の期間・メリットなどもあわせて解説します。

ここでは、以下を中心に解説します。

・ゴミ屋敷から脱出に向けた心構え…
「いつか使うかも」「もったいない」といった気持ちで残してしまいがちですが、実際に活用する機会はない場合がほとんどです。片付けはモノを減らすことではなく、自分の生活を見つめ直すきっかけでもあります。
 
・ゴミ屋敷の脱出には何日かかるか…
一般的に軽度なゴミ屋敷であれば自力で1週間〜1か月程度、中〜重度になると業者の力を借りて数日〜数週間が目安です。
 
・自分でゴミ屋敷を脱出するためにすべきこと…
清掃の専門業者に依頼すれば、短期間で安全かつ確実に片付けが進みます。不用品回収業者は、家具や家電・衣類などの不用品を回収・処分できる業者です。粗大ごみの処分や大量の廃棄物の搬出に向いており、深刻なゴミ屋敷を解決したい人にも向いているでしょう。

読むことで、「脱出の目安」が明確になり、今すぐにでも行動に移せる自信がつくはずです。片付けの第一歩を踏み出したい方にとって、実用的かつ心強いガイドになる内容です。

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目次

ゴミ屋敷から脱出に向けた心構え

ゴミ屋敷から脱出に向けた心構え

ゴミ屋敷化してしまった部屋を片付けるには、「心の準備」が大切です。気持ちが整っていないまま無理に片付けを始めると、途中で挫折したり、リバウンドしてしまう可能性が高まります。

また完璧を目指しすぎるとプレッシャーになり、余計に動けなくなってしまうケースも。大切なのは前向きな気持ちです。まずは以下のポイントを押さえましょう。

  • ゴミ屋敷には必要なものは少ない事を知ろう
  • ゴミ屋敷にした自分を責めない
  • 周囲にサポートの躊躇しない
  • 少しずつでいいから片付ける
  • 目標を段階的に設定して達成を積み重ねる
  • ゴミ屋敷片付け・清掃業者にも依頼する

ここではゴミ屋敷から脱出するために必要な気持ちの持ち方や、意識すべきことを詳しく紹介していきます。焦らず、自分のペースで進めていきましょう。

ゴミ屋敷には必要なものは少ない事を知ろう

ゴミ屋敷にある大量のモノの中で、本当に「今」必要なものは多くありません。たとえば、以下のものが挙げられます。

  • 古い雑誌
  • 使っていない家電
  • 壊れた家具
  • 期限切れの食品

「いつか使うかも」「もったいない」といった気持ちで残してしまいがちですが、実際に活用する機会はない場合がほとんどです。

「使わないけれど捨てられない」モノに囲まれると、無駄なスペースを使ってしまいます。

まずは自分にとって本当に大切なもの、今の生活に必要なものを見極めましょう。片付けはモノを減らすことではなく、自分の生活を見つめ直すきっかけでもあります。

ゴミ屋敷にした自分を責めない

ゴミ屋敷状態になってしまった場合、自分を責めても解決はしません。片付けができなくなる背景には、仕事のストレスや家庭環境の変化・うつ症状など、さまざまな事情があるでしょう。

原因は決して「だらしないから」ではなく、心の疲れや環境の問題であるケースも少なくありません。

自分を責めるよりも、「今から少しずつ立て直そう」と考えるのが、ゴミ屋敷脱出の一歩といえます。

周囲にサポートの躊躇しない

ゴミ屋敷の片付けを一人でやろうとするのは、とても大変な作業です。特に部屋全体が散らかっている場合、どこから手をつけていいかわからず、気持ちもくじけがち…。自分での対処に限界を感じたら、周囲の人に助けを求めましょう。

他人と一緒に片付ければ、モチベーションアップはもちろん整理整頓が進みやすくなりますよ。

少しずつでいいから片付ける

ゴミ屋敷の片付けは「一気に全部やろう」と思うと難しいものが現状です。そのため「今日は机の上だけ」「明日は玄関だけ」など、小さな範囲から少しずつ進めていく方法がよいでしょう。一日に15分だけでもOK。

たとえ少量でも、目に見える変化があると気持ちが前向きになり、やる気も継続しやすくなりますよ。

また「捨てる・残す・迷う」の3つの箱を用意して仕分けするなど、片付けのルールをシンプルにするのも効果的。継続するうちに、いつの間にか部屋が変わり、心もスッキリしていくはずです。

目標を段階的に設定して達成を積み重ねる

モチベーションを維持するには「達成感」がポイントです。「部屋を全部きれいにする」といった大きすぎる目標ではなく、段階的に小さなゴールを設定するとよいでしょう。

たとえば以下のような自分が無理なく実行できる範囲の目標を決めてみてください。

  • 水回りだけ集中的に行う
  • 部屋の中にある明らかなゴミを捨てる
  • 窓だけ拭いてみる
  • 着ていない服を処分する

小さな目標をクリアするたびに「自分はできた」といった実感が得られ、自然とやる気が出てくるでしょう。

達成したら自分に小さなご褒美をあげるのもおすすめ。楽しみながら進める工夫をすれば、継続しやすくなります。

ゴミ屋敷片付け・清掃業者にも依頼する

自力での片付けがどうしても難しいなら、専門の片付け・清掃業者への依頼も検討しましょう。ゴミ屋敷専門の業者は秘密厳守で対応してくれるため、プライバシー面でも安心です。

長年放置されていた部屋や、害虫・悪臭などが発生しているケースでは、プロの技術と道具でないと対応が難しい可能性も。

また業者の手を借りれば片付けに関するアドバイスをもらえます。大切なのは、一人で抱え込まず、必要な力を頼る姿勢です。

ゴミ屋敷脱出を業者依頼か自分かをレベルで

ゴミ屋敷脱出を業者依頼か自分かをレベルで

ゴミ屋敷からの脱出を考える際、「自分で片付けられるのか」「業者に依頼すべきか」は、多くの人が悩むポイントです。

片付けの方法を選ぶためにも、現在の部屋の状態を正しく把握しましょう。見た目の散らかり具合だけでなく、ゴミの種類や量・衛生状態などを客観的に判断し、自分にとって無理のない方法を選ぶのがコツです。

レベル 部屋の状態特徴・内容対応方法
レベル1足の甲が埋まる程度                       ・床に小さいゴミが散乱(ペットボトル、お菓子袋など) ・郵便物や雑誌などが床に積もっている自力で対応可能
 ・仕分けと整理を丁寧に行う ・15分ずつ進めるなど無理のないペースで
レベル2                        膝までゴミがある・衣類、日用品、未処理のゴミ袋が散乱 ・カビや湿気による衛生リスクが出てくる可能性あり基本は自力だが負担大
 ・エリアごとに分けて計画的に片付ける ・体力・時間的に厳しいなら業者検討も
レベル3腰までゴミがある・ゴミ袋20袋以上
 ・粗大ごみ(壊れた家電・家具など)が増える ・動線が塞がれている可能性
業者に依頼が望ましい
 ・大型ゴミや搬出が困難 ・精神的・肉体的負担が大きいためプロの力を
レベル4腰以上、害虫・悪臭あり                  ・ゴミに加えゴキブリやネズミなどの害虫・害獣が発生 ・強い悪臭・不衛生な空気環境業者依頼が必須
 ・衛生面の危険あり ・専門的な消毒・防虫・清掃が必要
レベル5天井までゴミがある                       ・通路・玄関も埋まっている ・火災・建物劣化リスク、近隣へも迷惑緊急で業者依頼が必要 ・安全確保・搬出・消毒・修繕など一括対応が求められる  

ここでは、ゴミ屋敷の状況を「レベル1〜5」に分け、レベルごとに自力で対応できるか、業者の手を借りた方が良いかの目安を紹介します。

自分で脱出できるレベル

「片付けたい」という気持ちがあり、行動できる状態であれば、ゴミ屋敷の初期段階は自力での脱出が可能です。大切なのは、正しい方法で片付けを進めていきましょう。

まだ特別な道具や業者の技術がなくても対応できるケースが多いため、改善が見込めます。

ただし物理的に動かせない大型家具や、害虫の発生などがある場合は、無理をせずプロの手を借りましょう。

ここからは、自力で片付け可能とされるレベル1とレベル2について、詳しく見ていきます。

レベル1|足の甲が埋まる・小さいゴミが家中にある

レベル1は、部屋の床全体に細かいゴミが散乱している状態です。例えば、以下のゴミが足元に積もっていて、歩くと「足の甲が埋もれる」ほどになっているのが特徴です。

  • お菓子の袋
  • ペットボトル
  • 紙くず
  • 使い捨ての容器
  • 郵便物

レベル1なら、掃除機やゴミ袋などを使い、自力での片付けが可能です。まずは仕分けと捨てる決断をしましょう。「使う」「使わない」「迷う」の3つに分けて、まずはゴミだけでもしっかり取り除くのがポイントです。

作業は1日で終わらせる必要はなく、1日15分や週末に1時間など自分のペースで進めるのが大切。床が見えるようになると、空間だけでなく気持ちにも余裕が生まれます。

レベル1の段階でしっかり対応できれば、ゴミ屋敷化を防ぎ、生活をリセットする大きなきっかけになるでしょう。

レベル2|ひざ・衣類や日用品やゴミ袋も散乱している

レベル2では、床のゴミが膝あたりまで積もっている状態で、ペットボトルや食品トレイなどの生活ゴミだけでなく、以下のゴミが部屋の各所に点在している状況です。

  • 脱ぎっぱなしの衣類
  • 日用品
  • 使いかけのゴミ袋

レベル2の段階でも、やる気と時間があれば自分での片付けは可能ですが、時間と体力を必要とする作業量になります。一気に全体をやろうとせず、部屋を「ゾーン」に分けて、エリアごとに取り組む方法がおすすめです。

また見た目では判断しづらいですが、食品のカスや湿気などによってカビや害虫が発生している可能性もあるため、衛生面のチェックも行いましょう。清掃用具や除菌グッズも活用し、ただ片付けるだけでなく、衛生面も考えながら行います。

レベル2は「自力でギリギリ対応できる」最後の段階とも言えますが、無理だと感じたら業者への相談も視野に入れるべきレベルです。

業者に依頼すべきレベル

部屋の状態がレベル3以上に達している場合、自身での対応が困難になるため、ゴミ屋敷専門の清掃業者への依頼がおすすめです。

レベル3になると、ゴミの量が多く搬出が難しいだけでなく、衛生面や安全面でのリスクもアップしています。

また家主自身が何から手をつけてよいか分からなくなっている場合も多く、精神的なサポートも必要になるでしょう。

ここでは、業者に依頼すべき具体的な3つのレベルを紹介します。

レベル3|腰・粗大ごみが加わり・ゴミ袋が20袋以上

レベル3になると、床のゴミが腰まで積もっている状態で、生活ゴミだけでなく不要な家電製品や壊れた家具などの粗大ごみが混在してきます。

またゴミ袋がすでに20袋以上室内にあるケースもあり、スペースが完全に圧迫されている状態です。

レベル3では、ゴミの分別や搬出だけでも膨大な労力と時間がかかり、ひとりでは到底手が回らない可能性が高いでしょう。

またゴミの分別に時間がかかるケースもあるため、専門の清掃業者による迅速な対応がおすすめです。

精神的にも「何から始めていいかわからない」「見ただけで疲れる」という状態になっていることが多いため、プロの手を借ながらスムーズな脱出を目指しましょう。

レベル4|レベル3に加えて害虫・害獣・悪臭

レベル4では、ゴミの量に加え、悪臭の発生や害虫、さらにはネズミなどの害獣被害が確認されるレベルです。

レベル4になると、ゴミの放置によって空気中の衛生環境が極端に悪化し、住人の健康にも深刻な悪影響を与えます。

レベル4の段階では、ゴミの撤去だけでなく、消毒・害虫駆除・防臭処理など専門的な作業が不可欠です。個人で対処しようとすると感染症のリスクもあり、非常に危険といえるでしょう。

業者に依頼すれば、こうした危険への対処も含めて一括対応してくれるため、住環境を根本から改善できます。清掃後のアドバイスももらえるため、再発防止にもつながりますよ。

レベル5|天井までゴミが重なり、通路・玄関も埋もれている

最も深刻なレベル5では、部屋の天井近くまでゴミが積み重なり、通路や玄関すら埋もれて出入りが困難な状態になります。換気ができず、光も差し込まないため、居住空間としての機能は完全に失われています。

レベル5の段階は災害時の避難にも支障が出る非常に危険な状態であり、火災や建物の劣化にもつながる恐れが。また近隣への悪臭や害虫・害獣の被害も出始め、社会的な問題になるケースもあります。

レベル5のレベルでは、個人での対処は不可能です。ゴミ屋敷専門の業者に緊急で依頼し、安全対策・搬出・消毒・修繕などを一括で任せる必要があります。

ゴミ屋敷の脱出には何日かかるか

ゴミ屋敷の脱出には何日かかるか

ゴミ屋敷を脱出するには、状態の深刻度や片付け方法によってかかる日数が大きく異なります。「自分で少しずつ片付ける」のか「業者に一括で依頼する」のかによって、スピードも負担も変わります。

一般的に軽度なゴミ屋敷であれば自力で1週間〜1か月程度、中〜重度になると業者の力を借りて数日〜数週間が目安です。

ただし、かかる時間はゴミの量だけでなく、部屋数や間取り・衛生状態・作業にかけられる時間によっても変わるため、一概に「〇日で終わる」と断言するのは難しいでしょう。大まかな目安は以下の通りです。

項目自分で片付け・清掃する場合   業者に依頼する場合
所要期間・軽度(レベル1〜2):1〜2週間程度(1日数時間作業)   
・中〜重度:1か月以上かかることも  
・軽度(ワンルーム):半日〜1日(作業員2〜3人)
・中〜重度(2LDK以上):2〜3日〜1週間
作業のしやすさ 時間が限られると進まないこともプロによる迅速な対応で短期間で完了
心理的負担                                           「捨てられない」「どこから始めていいかわからない」など精神的ストレスを軽減できる
主な工夫                       ・毎日15〜30分の作業時間を確保
・小目標を設定
・家族や友人の協力                   
・分別・運び出し
・消毒・害虫駆除
・不用品回収や清掃もセット可能
費用                          自力のため基本的に無料(時間と労力が必要)費用がかかるが短期間で確実に対応
おすすめの状況                          軽度なゴミ屋敷で、時間に余裕がある場合中〜重度で早急に片付けたい場合、自力では困難な場合

以下で、自分で片付ける場合と業者に依頼する場合に分けて、それぞれの作業期間の目安を詳しく見ていきましょう。

自分で片付け・清掃をする場合

自分自身でゴミ屋敷の片付け・清掃をする場合、かかる日数は片付けに使える時間と部屋の状態に大きく左右されます。

たとえば、レベル1〜2の軽度な状態であれば、1日数時間ずつ作業して1〜2週間程度で完了するでしょう。

しかし仕事や家事などで日中の時間が取れない場合、週末しか作業できないとなると1か月以上かかるかもしれません。

また取り掛かるまでのハードルが高く、「どこから手をつけていいかわからない」「思い出の品が捨てられない」といったケースでは、作業がなかなか進まないこともあります。自力で進める際には以下のような工夫をしてみましょう。

  • 作業時間を毎日15〜30分でも確保する
  • エリアや作業内容を細かく分けて小さな目標を立てる
  • 家族や友人に手伝ってもらう

ゴミ屋敷の脱出は「一気にやろう」と思うと疲弊してしまうため、自分のペースで着実に進めると成功しやすくなります。

業者に依頼して片付け・清掃をする場合

ゴミ屋敷の状態が中度〜重度(レベル3〜5)に達している場合や、「自力ではもう無理…」と感じるようなケースでは、清掃業者に依頼すると大幅に時間を短縮できます。

業者に頼んだ場合、作業は最短で数時間〜1日、広い家や重度のケースでも3日〜1週間程度で完了するのが一般的です。

たとえば、ワンルーム〜1DKで軽度な散らかりなら、作業員2〜3人で半日〜1日程度。2LDK以上の部屋でゴミの量が多く、粗大ごみや害虫・悪臭などの対応が必要な場合は、人数を増やして2〜3日かけて作業するケースが多いです。

業者の強みは、以下のような点が挙げられます。

  • 分別から運び出しまで迅速に対応
  • 消毒や除菌、害虫駆除などもセットで対応可能
  • 不用品回収やハウスクリーニングも依頼可能
  • 心理的ストレスが軽減される

費用はかかるものの「短期間で確実に片付けたい」「生活を早く立て直したい」という場合には、業者のサポートは効果的です。

自分でゴミ屋敷を脱出するためにすべきこと

自分でゴミ屋敷を脱出するためにすべきこと

ゴミ屋敷になってしまった部屋を自分の力で片付けることは簡単ではありません。しかし正しい手順と準備があれば、少しずつ確実に改善できるでしょう。

重要なのは「やる気」よりも「計画性」と「ルール」です。感情に流されず、整理の手順を明確にし、迷いや疲労を抑えながら進めましょう。

ここではゴミ屋敷脱出のためのステップを詳しく解説していきます。焦らず、自分のペースで、でも確実に前進していきましょう。

片付けのために必要な道具

まずは、片付けを始める前に必要な道具を揃えましょう。最低限、以下のアイテムが必要です。

  • ゴミ袋(燃えるゴミ・資源ゴミ・不燃ゴミ用)
  • 軍手・ゴム手袋(ケガや汚れ防止に)
  • マスク(ホコリや臭いを防ぐ)
  • 除菌スプレー・アルコールティッシュ
  • 掃除機・雑巾・モップ
  • ダンボール箱や収納ケース(保留や必要なものの一時保管用)
  • 大きめのビニールシート(仕分けスペースを作るため)
  • マジックペンやラベル(何が入っているかを明記するため)

道具を事前に用意しておけば、途中で作業が中断される心配がなく、スムーズに進められます。また必要に応じて作業用の服や帽子、虫よけスプレーなども用意しておくと安心です。

片付ける順番を決める

ゴミ屋敷の片付けで多くの人がつまずくのが、「どこから手をつけていいか分からない」といった点です。そのため、事前に片付けの順番を明確に決めておくとよいでしょう。

基本的には「玄関 → 通路 → リビング → キッチン → 寝室 → 収納」の順がおすすめ。理由は、まず通行できる道を確保し、安全に作業ができるようにするためです。また玄関や通路が片付いていれば、ゴミ袋の搬出や必要な物の出し入れもしやすくなりますよ。

また部屋の中でも「床 → テーブルの上 → 棚の中」と視界に入る部分から順に整理すれば、見た目にも達成感が生まれ、モチベーション維持がしやすくなります。

無理に全体を一度に片付けようとせず、1日1か所、1エリアと細かく分けて作業しましょう。

明らかなゴミから捨てる

最初に取りかかるべきは、誰が見ても「ゴミ」と分かるものです。例えば以下のものが含まれます。

  • 食べ終えたお菓子の袋、空き缶、ペットボトル
  • コンビニ弁当の容器や使い捨てカップ
  • 使用済みティッシュやチラシ、壊れた電化製品
  • カビが生えた食べ物、腐った果物など

明らかなゴミは迷わず捨てられるものが多く、達成感を得るためにも先に捨ててしまいましょう。部屋の見た目が一気に変わり、作業に対する不安やプレッシャーも軽くなりますよ。

また明らかなゴミを先に片付けておくと、その後の「分別作業」や「必要・不要の判断」がしやすくなるメリットもあります。

まずは捨てる判断に迷わない部分から手をつけましょう。

必要・不要・保留に分別する

明らかなゴミを取り除いたら、次に行うのが持ち物の仕分け作業です。ここでは、すべての物を以下の3つに分けます。

  • 必要なもの(今の生活に確実に必要で、使用している)
  • 不要なもの(使っておらず、今後も使う予定がない)
  • 保留のもの(判断がつかない、迷っている)

仕分けは、片付け作業の「メイン」です。「保留」のものを増やしすぎると、再検討が大変になるため、できるだけ即断即決を心がけましょう。

ただし、思い出の品や高価なものなど、すぐに決められないものがあるのは当然です。

難しい場合は「期限を決めて保留」にするのがポイント。「一度全部見直す」のは面倒でも、根本的な整理整頓につながりますよ。

不要なものを捨てていく

分別作業が終わったら、次にやるべきは「不要」と判断した物の処分です。

多くの人が捨てられないのは、「もったいない」気持ちや、「いつか使うかもしれない」といった不安に縛られているためです。

しかし使っていない物にスペースを奪われ、ストレスを感じながら生活する方がよほどもったいないとも言えます。処分するなら、以下の方法が

おすすめです。

  • 普通ゴミとして出す
  • リサイクル・資源ゴミに分けて出す
  • フリマアプリやリサイクルショップで売る
  • 寄付に回す

できる限りスピーディーに処分するためには「売れそうだけど迷う」ものも、潔く手放すのがよいでしょう。空間と心の余裕を取り戻すために、捨てることに慣れていきます。

保留のものの捨てる基準を決める

「保留」のものが増えすぎると、部屋が片付きません。大切なのは、自分なりの「捨てる基準」を明確に設定する点です。たとえば以下のようなルールを決めておくと、判断がしやすくなります。

  • 1年以上使っていないものは捨てる
  • 代用できるものがあるなら捨てる
  • 壊れているもの・修理していないものは処分
  • 存在を忘れていた物は不要と判断
  • 似たようなものが複数ある場合は一つ残して捨てる

こうした基準があれば、感情に流されず、物との距離感を整理しやすくなります。「また使うかも…」ではなく「今の生活に必要か?」といった視点で判断するのがポイントです。

基準に照らし合わせて捨てていく

保留の物に対して設定した捨てる基準ができたら、冷静に処分を進めていきましょう。ここでは「もったいない」や「いつか使うかも」といった感情を一度脇に置き、「基準に沿って処理する」といった機械的な考えがポイントになります。

最初は捨てる作業に罪悪感を感じるかもしれません。しかし物を減らすことで心が軽くなる経験を積めば、徐々に手放す力が育っていきます。

どうしても捨てられないものがある場合は、段ボールにまとめて「保留箱」として一時的に保管し「3ヶ月開けなかったら中身は全捨て」などのルールを作るのもおすすめです。

片付けは「判断の積み重ね」。迷って進まないより、少しでも基準に沿って動く方が確実に処分できます。

必要な物の置き場所を決める

最後に行うべき大切な作業が、必要な物の「定位置」を決めることです。できていないと、せっかく片付けてもすぐにまた散らかってしまいます。置き場所を決めるポイントは以下の通りです。

  • よく使う物は取り出しやすい場所に
  • 使用頻度が低いものは高い棚や奥へ
  • 収納スペースごとに「用途」で区切る
  • ラベリングして「どこに何があるか」分かるようにする

また、収納は「入れすぎない」のがポイントです。収納を意識し、ゆとりあるスペースにすると、出し入れしやすく維持もしやすくなりますよ。

最後の工程まで終えれば、「片付ける」から「整える・維持する」といった考えにシフトできます。まもなくゴミ屋敷脱出のゴール地点ですよ。

ゴミ屋敷を脱出するために業者に依頼する方法

ゴミ屋敷を脱出するために業者に依頼する方法

ゴミ屋敷の脱出を効率よく進めるためには、プロの手を借りるという方法も非常におすすめです。

自分で片付けようとしても、広範囲にわたる作業や重い粗大ごみ、悪臭・害虫の問題など、個人では対応しきれない作業が多いためです。

清掃の専門業者に依頼すれば、短期間で安全かつ確実に片付けが進み、気持ちも軽くなるでしょう。

しかし業者選びを間違えると、不要な出費がかさんだり、満足できない可能性もあります。そのため以下のポイントを押さえましょう。

  • 業者の種類を理解する
  • 3社以上の見積もりを取る
  • 追加料金の有無を確認して依頼する

ここでは、失敗しない依頼方法をわかりやすく解説していきます。

業者の種類を理解する

ゴミ屋敷の片付けと一口にいっても、対応している業者の種類はさまざまです。それぞれに得意分野や提供サービスが異なるため、自分の状況に合った業者を選ぶのが成功のカギとなります。

以下では代表的な4種類の業者を紹介するので、違いを理解して自分に合ったものを選びましょう。

家事代行サービス業者

家事代行業者は、掃除や洗濯、買い物などの日常的な家事をサポートするサービスです。ゴミ屋敷というよりは「軽度な散らかり」や「日常の掃除が苦手」といった人向けのサービスになります。

整理整頓の補助や掃除機がけなどは行ってくれますが、大量のゴミの搬出や粗大ごみの処理には対応していないケースがほとんど。

そのため本格的なゴミ屋敷には不向きです。ただし「少しずつ片付けを進めたい」「誰かと一緒なら頑張れる」という人には、心強いサポーターになる可能性があります。

費用は1時間あたり3,000〜5,000円程度が相場で、数時間単位の利用が一般的です。

片付けサポート業者

片付けサポート業者は、主に「整理整頓」「収納アドバイス」「片付けの実作業の補助」などを得意とする業者です。

汚部屋や物が多すぎて手がつけられない状態でも、一緒に仕分けしながら「何を残して、何を捨てるか」を相談しつつ片付けを進めてくれるため安心できます。

ただしゴミの回収や運搬は行っていない場合があるため、不用品の処分は別業者に依頼する必要があるでしょう。自分で捨てられないけど、業者に丸投げしたくない人におすすめです。

不用品回収業者

不用品回収業者は、家具や家電・衣類などの不用品を回収・処分できる業者です。粗大ごみの処分や大量の廃棄物の搬出に向いており、深刻なゴミ屋敷を解決したい人にも向いているでしょう。

軽トラック積み放題パックなどのプランがあり、料金体系も明確な業者がほとんど。1部屋分程度なら、1〜3万円前後で依頼できるケースもあります。

ただし掃除・消毒・片付けサポートなどは含まれていないケースが多く「ゴミを運び出すだけ」になりがちです。清掃まで希望する場合は、別の業者と併用する必要があります。

ゴミ屋敷片付け・ごみ回収専門業者

ゴミ屋敷片付け専門の業者なら片付けから分別・搬出・清掃・消臭・消毒・害虫駆除など、すべてを一括で対応可能です。

特にレベル3〜5のゴミ屋敷では、自力ではどうにもならないケースが多いため、専門業者に依頼するのがよいでしょう。

料金は部屋の広さやゴミの量によって異なりますが、1Rで3〜5万円、2LDKで10〜20万円程度が相場です。

3社以上の見積もりを取る

業者を選ぶ際には、必ず複数社から見積もりを取るとよいでしょう。最低でも3社以上から見積もりを取れば、価格やサービス内容の比較ができ「相場から外れていないか」や「不明瞭な料金がないか」を見極めやすくなります。見積もりを取る際のポイントは以下の通りです。

  • ゴミの量(軽トラ○杯分、〇袋など)を明確に伝える
  • 作業範囲(分別、清掃、搬出、消毒など)を確認
  • 作業日数や時間帯、立ち会いの要否も確認
  • オプションやキャンセル料の有無も要チェック

最近ではLINEやメールで写真を送るだけで概算見積もりが取れる業者も多く、手軽に比較検討が可能です。

しっかりと比較をしたうえで、自分にとって「料金・サービス・信頼性」のバランスが良い業者を選びましょう。

追加料金の有無を確認して依頼する

見積もりの金額が安くても、実際の作業当日に「追加料金」が発生してしまうケースは少なくありません。

そのため契約前に必ず「追加費用の発生条件」を確認しましょう。特に注意すべき追加料金は、以下の通りです。

  • 想定よりゴミの量が多かった場合の追加料金
  • 特殊作業(害虫駆除や床剥がしなど)にかかる費用
  • 階段搬出や遠方からの出張費
  • 作業が延長になった場合の延長料金

信頼できる業者は「見積もり後の追加料金はありません」と事前に説明してくれます。見積書や契約書には、作業内容と料金内訳が明確に記載されている点を必ず確認しましょう。

不明点があれば遠慮せずに質問し、不安のない状態で依頼するのが、業者選びのポイントです。

ゴミ屋敷片付け業者に依頼すべき理由

ゴミ屋敷片付け業者に依頼すべき理由

ゴミ屋敷の片付けは、単なる掃除では済まない複雑な作業がたくさんあります。長期間溜まったゴミの量が多いだけでなく、悪臭やカビ・害虫の発生など、衛生面でも深刻な問題が発生していることが多いため、素人が短時間で対応するのは困難でしょう。専

門のゴミ屋敷片付け業者に依頼すれば、安全かつ迅速に部屋を元の状態に戻せます。業者は豊富な経験と専門知識を持ち、作業の計画から実行までを一括して対応可能。

気持ちの負担も軽くなるでしょう。また感染症予防の観点からも、専門的な清掃や除菌を行える業者の存在は非常に心強いもの。自力での対応が難しいと感じた場合は、無理をせず、プロの力を借りましょう。

即日片付けが完了する

ゴミ屋敷の問題を「早くなんとかしたい」と思うなら、即日対応可能な業者を選びましょう。

特に急な来客や引っ越し前・近隣からのクレームなど、時間的な猶予がないケースでは、迅速な対応が必要です。

ゴミ屋敷片付け業者なら事前に見積もりを行い、現場の状況に応じた人員・車両を手配し、最短で数時間〜1日で作業を完了できます。

即日対応の業者は24時間受付を行っている場合もあるため、急な相談や夜間の作業にも柔軟に対応可能。スピーディーな片付けを希望するなら、即日対応可能な業者への依頼を検討しましょう。

分別せずにゴミを回収してくれる

ゴミ屋敷の大きな問題の一つが「ゴミの分別作業」です。家庭ごみや不燃ごみ・資源ごみ・粗大ごみだけでなく、危険物や衛生的に問題のある廃棄物など、細かな仕分けをしなければなりません。

自力で行うのは非常に手間と時間がかかるうえ、大きな負担となります。しかしゴミ屋敷片付け業者に依頼すれば、分別の手間を一切かけずに全て回収可能。

業者は廃棄物処理の法令に則り、正しい分別・処理ルートを確保しているため、依頼者は安心して任せられます。

また個人情報が含まれる書類や写真などの処理も、プライバシーに配慮して対応してくれる点も大きなメリットです。

ゴミの分別が面倒で片付けを先延ばしにしている方こそ、業者のサービスを利用するのがおすすめでしょう。

業者により清掃・ハウスクリーニングもしてくれる

ゴミ屋敷の片付けは、単にゴミを処分するだけでは不十分です。長年放置された部屋には、ほこりやカビ、害虫の死骸・悪臭などが残っており、衛生面もイマイチ。

自身での清掃が難しいレベルなら、プロによる清掃やハウスクリーニングがよいでしょう。ゴミ屋敷片付け業者の多くは、ゴミの撤去後に清掃作業もセットで対応しており、徹底的な作業を行ってくれます。

また特殊清掃にも対応可能な業者なら、害虫駆除や消臭・感染症対策まで任せられるため、衛生的に再び安心して暮らせる環境が整うでしょう。

片付けと同時に清掃まで依頼できれば、住まいを一気にリフレッシュし、新しいスタートが切れますよ。

業者により不用品買取もしてくれる

ゴミ屋敷には、ゴミに埋もれたまま放置されている「価値ある品物」も多く存在します。たとえば、以下の不用品はただ捨ててしまうのではなく、買取に出せばお小遣いにも。

  • まだ使える家電製品
  • ブランド品
  • 家具
  • 骨董品
  • ジュエリー

不用品の回収だけでなく買取まで対応しているゴミ屋敷片付け業者も増えており、片付けにかかる費用を抑えることが可能です。

特に鑑定士が在籍する業者であれば、査定も丁寧で公正に行われ、思わぬ副収入が得られる可能性も。

不用品の買取は、環境負荷を減らす取り組みにもつながり、地球にも優しい方法です。片付けを通じて、「処分」と「活用」を両立できるのは大きなメリットだといえるでしょう。

ゴミ屋敷片付けを依頼するならしあわせの遺品整理へ

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