中身ありライターの安全な捨て方!ガス抜き方法から地域別の処分方法まで解説!
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- 遺品整理
使い切ったつもりでも、意外と中身(ガス)が残っていることが多いライター。「中身が入ったまま、どうやって捨てたらいいのかわからない」「そのままゴミに出しても大丈夫なの?」と悩んでいませんか?
実はライターを中身ありのまま処分すると火災や爆発といった思わぬ事故の原因になる恐れがあります。
とはいえ「どうやってガスを抜けばいいのか分からない」「専門的な道具が必要?」と不安に感じている方も多いでしょう。
この記事では、「ライター 捨て方 中身あり」の正しい答えをわかりやすく解説します。ご家庭にある簡単な道具で安全にガス抜きを行う方法から、各自治体での具体的な捨て方のルールまで、初心者でもすぐ実践できる内容を紹介しています。
この記事は以下を中心に解説します。
■ライターを捨てる前に知っておきたい危険性…
「中身あり」のライターは火災や爆発の原因になるかもしれません。ライターに残ったガスは揮発性が高いため、密閉されたゴミ袋やゴミ収集車の中で引火する可能性があるのです。
■中身ありの使い捨てライターの処分方法…
まずはライターの中の可燃ガスをしっかりと抜きましょう。引火や爆発のリスクを大幅に減らせます。
■中身が残ったライターの正しいガス抜き手順…
ライターのガス抜きは、絶対に室内で作業をしません。ガスは目に見えず、思わぬ場所に留まってしまう可能性があります。
たとえ火気がなくても、静電気や電化製品のスイッチが引火源になるケースも。必ず屋外で風通しの良い場所を選びましょう。
この記事を読めば、ライターを安全かつ適切に処分できるようになり、家庭内での火災リスクを未然に防げます。
さらに、自治体のルール違反による回収拒否や追加費用のトラブルも回避できて安心です。さっそく安全なライターの捨て方をチェックしていきましょう。
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目次
ライターを捨てる前に知っておきたい危険性

使い捨てライターを何気なくゴミ箱に捨ててしまう行為は、実は非常に危険なのでやめましょう。特に「中身あり」のライターは火災や爆発の原因になるかもしれません。
ライターに残ったガスは揮発性が高いため、密閉されたゴミ袋やゴミ収集車の中で引火する可能性があるのです。
またライターには金属やプラスチック、可燃性の液体・ガスなど、複数の異なる素材が使われています。
そのため通常の可燃ごみや不燃ごみに分類してしまうと、リサイクルの妨げになるだけでなく、収集・処理作業員の安全を脅かす恐れも。小さなものですが、処分方法を誤れば大きな事故につながると覚えておきましょう。
さらに小さな子どもが誤ってライターを拾って遊ぶなど、家庭内でも事故のリスクがあります。
特にチャイルドロック機能がない古いライターは危険性が高く、未使用であっても安全な保管・処分が必要です。
不要になったライターを安全に処分するためにも、正しい知識と準備を知っておきましょう。
中身ありの使い捨てライターの処分方法

中身が残っている使い捨てライターは、処分の仕方を間違えると重大な事故につながる可能性があるため、特に注意が必要です。
まずはライターの中の可燃ガスをしっかりと抜きましょう。引火や爆発のリスクを大幅に減らせます。ライターを処分する際には、以下の点に注意しましょう。
- ガス抜き後に地域の回収ボックスに捨てる
- 不用品回収業者に依頼する
ここでは具体的な方法をご紹介します。
ガス抜き後に地域の回収ボックスに捨てる
多くの自治体では、専用の「危険ごみ回収ボックス」や「ライター専用回収箱」を設けています。
主に自治体の清掃センターやリサイクル施設、あるいは公共施設(市役所、図書館、地域センターなど)に設置されており、誰でも無料で利用できるのが特徴です。
ただし回収ボックスに持ち込む前に、必ず自宅でガス抜きを行いましょう。その際、ガス抜きは風通しの良い屋外で行うのが鉄則です。
着火レバーを押し続けて、炎が出なくなってもしばらくそのままにし、内部に残ったガスが抜け切るようにします。ガスの臭いが完全になくなったことを確認してから捨てましょう。
なお地域によってはライターの回収自体を行っていない場合や、特定の曜日・場所のみ回収するケースもあるため、必ず自治体の公式サイトや広報誌で確認してくださいね。間違った場所に捨てると、思わぬ事故に繋がる恐れがあります。
不用品回収業者に依頼する
家庭ごみとしての処分が難しい場合や、大量にライターがある場合には、不用品回収業者に処分を依頼してもよいでしょう。
専門の業者であれば、ライターの中身の有無にかかわらず安全に処理をしてくれます。特に引っ越しや遺品整理などで複数のライターが出てきた場合におすすめの方法です。
不用品回収業者の中には、危険物の処分に対応していない会社もあるため、依頼前にライターの処分についてしっかり確認しましょう。
優良な業者はホームページ上で取り扱い品目を明記したり、問い合わせに丁寧に答えてくれるため、選ぶ際の目安になります。
また費用についても事前に見積もりを取り、納得したうえで依頼すしましょう。極端に安価であったり、「無料回収」をうたっている業者の中には、不法投棄などを行う悪質なケースも。信頼性のある業者に頼むのが安心です。
地域別!ライターの処分ルールを確認しよう

使い捨てライターの処分方法は、地域ごとに大きく異なります。自治体によってごみの分別基準や回収ルールが異なるため、一概に「可燃ごみ」や「不燃ごみ」としては出せません。
間違った方法で処分してしまうと、火災や事故の原因にもなりかねないため、住んでいる地域のルールをしっかり確認しましょう。
特に注意すべきは、中身の有無による処分方法の違いです。中身が残っているライターは、たとえ見た目に古びていても引火の危険があるため、通常のごみとして出すことは絶対に避けてくださいね。
自治体の広報紙や公式サイトでは、処分方法を分かりやすく掲載しているため、ライターを捨てる前に必ず確認しましょう。
ライター専用回収ボックスがある地域の処分方法
一部の自治体では、住民が安全かつ簡単にライターを処分できるよう「ライター専用回収ボックス」を設置しています。回収ボックスは、主に以下に設置されており、無料で利用できるケースがほとんどです。
- 市役所
- 清掃センター
- 公共施設(公民館、図書館など)
利用にあたっては、必ずガスを抜いてから持ち込みましょう。ガスが残っている状態でボックスへ投入すると、重大な事故に発展する恐れがあります。
ガス抜きは風通しの良い屋外で、ライターの着火レバーを押し続けて、完全に臭いがなくなるまで行いましょう。
また地域によっては「曜日指定」「月1回のみ設置」「回収ボックスの設置場所が限定的」などの条件がある場合も。事前に自治体の公式情報を確認するとスムーズに処分できます。ボックスが利用できる地域に住んでいるなら、他の方法に比べて手軽で安全に処分できるため、非常に手頃な手段と言えるでしょう。
自治体によって異なる分別方法を確認
使い捨てライターの処分について、全国の自治体が共通のルールを設けているわけではありません。
自治体ごとに分別方法が違うため、都度確認するのが安心です。同じ都道府県内であっても、市町村が違えば処分方法も変わるというケースが多いため注意しましょう。
ルールに従わないと、収集を拒否されたり、回収作業員の安全が脅かされることにもなりかねません。
またガスを完全に抜いても、分別区分が「危険物」とされる地域もあり、自治体の対応も今後変わるかもしれません。
そのため、必ず最新の情報を確認する習慣を持ちましょう。多くの自治体では公式サイト上に「家庭ごみの出し方ガイド」などを掲載しているため、定期的に見てみるとよいでしょう。
中身が残ったライターの正しいガス抜き手順

中身が残っているライターをそのままゴミに出すのは非常に危険です。可燃性ガスが引火すれば火災や爆発につながる可能性があります。
事故を防ぐためにも「ガス抜き」を行いましょう。ガス抜きは、正しい手順と環境を整えて行わなければ、かえって危険な状況を招くため注意が必要です。まずは以下の点に注意しましょう。
- ガス抜きに必要な道具と安全な作業環境
- ライターのガスを抜く5つのステップ
ライターのガス抜きは、絶対に室内で作業をしません。ガスは目に見えず、思わぬ場所に留まってしまう可能性があります。たとえ火気がなくても、静電気や電化製品のスイッチが引火源になるケースも。
必ず屋外で風通しの良い場所を選びましょう。また複数のライターをまとめてガス抜きするのも避けてください。ガスが一度に多量に放出されると危険度です。
作業中は、念のためマスクを着用し、ライターの方向を自分や他人に向けないよう注意します。ガス抜き作業の最中に小さな火花でも発生すれば、大きな事故になりかねません。
安全な環境と正しい手順を守れば、事故を未然に防ぎながら安全に作業できます。
ここではガス抜きに必要な道具と安全な作業環境や、実際のステップについて見ていきます。
ガス抜きに必要な道具と安全な作業環境
ガス抜きを行う際に準備しておくと安全かつスムーズに作業ができる道具があります。まず確保したいのが、火気厳禁の屋外スペースです。ベランダや庭先・駐車場など、風通しがよく火の気のない場所を選びましょう。
次に、スムーズに作業するために以下の道具を準備しましょう。
道具名 | 用途・注意点 |
---|---|
耐熱手袋(あれば) | ガス噴出時にライターの金属部分が冷たくなるため、手がかじかむのを防止。安心して作業可能。 |
マスク | ガスの臭いが強いため、吸い込みを防止する対策として有効。 |
金属製の工具(マイナスドライバーなど) | 一部のライターは着火スイッチを押し続けにくいため、工具で固定することで作業を補助。 |
ビニール袋(密閉しない) | 使用後のライターを一時保管する際に便利。ただし、ガスがこもらないよう必ず袋は開放しておくこと。 |
また子どもやペットの近くでは絶対に作業しないでください。ライターの誤使用やガス吸引のリスクを防ぐためにも、安全管理を徹底しましょう。作業が終わったら、使用済みライターを風通しの良い場所で数時間置いておくと、内部に残った微量なガスも抜けやすくなります。
ライターのガスを抜く5つのステップ
中身の残ったライターを安全に処分するためには、次の5つのステップで進めましょう。
- 屋外の安全な場所を確保
- 防護準備を整える
- 着火レバーを押し続ける
- ガスが出なくなるまで繰り返す
- 安全な場所で放置して残留ガスを抜く
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ステップ1:屋外の安全な場所を確保
火気のない、風通しのよい屋外スペースを選びます。建物の中や換気の悪い場所での作業は絶対にNGです。
ステップ2:防護準備を整える
手袋やマスクを装着し、安全な姿勢で作業できるようにします。必要であればマイナスドライバーなども用意しておきましょう。
多くの使い捨てライターのガス注入口(バルブ)は小さな金属製の弁や押し込み式の構造になっており、細長く平らな先端を持つ工具で押さえる必要があります。
マイナスドライバーは弁を押し込む際にぴったりで、余分なガスを安全かつ確実に放出させやすいのです。
また指や爪で無理に押そうとすると力が分散して弁がうまく開かなかったり、破損の原因になる可能性も。
マイナスドライバーを使えば、てこの原理で安定した力を一点にかけられるため、スムーズにガス抜きが行えます。
マイナスドライバーは多くの家庭に常備されているため、特別な工具を用意せずとも手軽に作業できるためおすすめです。
ステップ3:着火レバーを押し続ける
ライターのスイッチ(着火レバー)を押し続け、ガスを放出させます。この際、火気には十分注意してください。着火レバーを固定できるタイプであれば、連続的にガスを抜きやすくなりますよ。
ステップ4:ガスが出なくなるまで繰り返す
レバーを押しても音がしなくなるまで作業を続けます。念のため、完全にガスが抜けたと思ってからさらに数分レバーを押しておくと安心です。
ステップ5:安全な場所で放置して残留ガスを抜く
使用後すぐに袋に入れるのではなく、風通しの良い場所で数時間〜1日ほど放置して、内部に残った微量なガスも揮発させてから処分してください。
ライターを破壊・分解して処分は危険なので要注意!

ライターを処分する際、「中身を取り出して分解すれば捨てられるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかしライターを自分で破壊・分解するのは危険な行為であり、絶対に避けましょう。ライター内部には可燃性ガスが密閉されており、以下の行為をすると、ガスが一気に噴出して引火、爆発の危険があります。
- 誤って釘を刺す
- たたく
- こじ開ける
- 分解する
また分解の過程で内部に火花が発生するケースがあり、火花が可燃性ガスに引火すると大事故につながる可能性も。たとえ小さな火花であっても、ライターのようにガスが圧縮されている製品では非常に危険なのです。
特に工具を使って力任せに破壊しようとすると、予期せぬ方向に部品が飛び出したり、破損した金属片で怪我をする可能性もあります。
さらに破壊されたライターは自治体の回収ルール上「危険ごみ」と判断され、通常の方法での処分ができません。壊れたライターは回収されない恐れもあるため、注意が必要です。
安全に処分するにも「破壊しない・分解しない・ガスを抜く」のが鉄則です。ライターは小さな道具ですが、扱いを誤ると非常に大きなリスクを伴います。
自己流ではなく、自治体のルールに従った安全な手順で処分を行いましょう。自分自身の安全だけでなく、ゴミ収集 の作業員や地域全体の安全を守るためにも大切です。
ライター処分のよくある疑問にお答えします

使い捨てライターや未使用のライターの処分について「どうすれば安全なの?」「ゴミとして出していいの?」と疑問が浮かびませんか。
特に火災のリスクがあるものだからこそ、慎重に対応したいですよね。ここでは、ライターの処分方法についてよくある疑問をまとめます。
- 100円ライターやガス抜きできないライターはどう処分する?
- 未使用や大量のライターを処分したい場合の対処法
「ガスが抜けないライター」や「未使用・大量のライター」のケースに分けて、それぞれの対処法をご紹介します。
100円ライターやガス抜きできないライターはどう処分する?
いわゆる「100円ライター」と呼ばれる安価な使い捨てライターは、構造が単純で分解もできないため、ガス抜きが難しい可能性があります。
特に着火レバーが固くて押し続けるのが難しかったり、ロック機能が付いていて開放しづらいタイプでは、安全にガスを抜くのも一苦労でしょう。
この場合、無理に力を加えて分解や破壊するのは非常に危険です。内部に可燃性ガスが残っている状態で破壊すると、火花が発生し引火・爆発の危険があるため、絶対にやめましょう。
もしご自身でガス抜きが困難と判断した場合は、地域の「危険ごみ回収日」や「専用回収ボックス」の利用を検討してください。自治体によっては「ガス抜きができないライター」をそのまま回収してくれる特別な収集日を設けているケースがあります。市のホームページやごみ分別ガイドも詳しく掲載されているので、必ず確認しましょう。
また対応していない地域では、民間の不用品回収業者への相談も検討しましょう。中身の有無にかかわらず、プロの手で安全に処理してもらえるので、処分の不安がある方には特におすすめです。
未使用や大量のライターを処分したい場合の対処法
家庭の中で思いがけず「ライターが大量にある」「未使用のまま保管していたけれど使う予定がない」といったケースもあります。
引っ越しや遺品整理・店舗の閉店などで、数十本単位のライターを処分しなければならないケースもあるでしょう大量のライターを一度に処分する際には、個人の力で対応するのは難しいかもしれません。
まず未使用ライターはガスが満タンに入っているため、ガス抜きに時間も手間もかかります。
1本ずつガスを抜くのは現実的ではなく、作業中に大量の可燃性ガスが発生すると、思わぬ事故の危険も高まります。そのため、大量のライターを処分するなら専門業者への依頼が最も安全で確実です。
不用品回収業者や遺品整理業者の中には、「危険物処理」に対応している会社もあります。専門業者であれば、正しい防火対策を講じたうえで、法令に則った方法でライターを回収・処分してくれるため、安心して任せられるでしょう。
中身ありライターを処分するならしあわせの遺品整理にご相談ください

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特にライターのような可燃性のあるアイテムは、少量であっても誤った処分によって火災や事故のリスクがあります。
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