遺品整理で出た大量の本はどうする?捨てるか買取など処分方法を解説!
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- 遺品整理
親族が大切にしていた本が、遺品整理中に大量に見つかる場合があります。本の数が多い場合、処分するべきか、売却するべきか…と迷ってしまうケースも少なくないでしょう。
数冊であれば簡単に整理できますが、大量にあると整理が大変な作業となります。今回は、遺品整理で発見された本の扱いについて解説します。
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目次
遺品の本は買取(売却)か処分かどちらかを選択
遺品整理を行う際、故人が持っていた大量の本の扱いに悩むケースもあるでしょう。本も大切な遺品のため、心情的には手放したくない気持ちもあるかもしれません。
しかし遺品と本の数があまりに多い場合、保管が難しいことも。そのため売却が処分のどちらかを検討する必要があります。ここではそれぞれのメリットやデメリットについて解説します。
本を買取(売却)に出す場合
売却をする場合、まずは本の状態や価値を確認しましょう。希少な古書や専門的な書籍であれば、市場価値がある可能性が高く、お金に変えられるかもしれません。
一方価値が低い本や劣化が進んでいる本は、買取対象外となるケースが多いため、思い切って処分を検討しましょう。処分の際は以下の業者に相談するのがおすすめです。
- 古本屋
- 遺品整理業者
- リサイクルショップ
- 不用品回収業者
ただし業者によっては価値のある本の査定ができない場合も。そのため専門知識を持つ買取業者を利用するのがおすすめです。
また遺品整理業者が本の売却を引き受けてくれるケースもありますが、売却価格が低くなる可能性が多いため、事前に複数の業者へ見積もりを出してみるのもよいでしょう。
本を処分する場合
本の処分する場合、自治体のルールに従って廃棄するか、リサイクル施設に持ち込む方法が一般的です。
また地域の図書館や福祉施設に寄付できる場合もありますが、受け入れが限られている場合も多いため、事前に確認しましょう。
また大量の本を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのもおすすめ。分別も必要なく、まとめて引き取ってもらえます。
遺品整理で出てきた大量の本をお金にする方法
遺品整理で大量の本が見つかった場合、単に処分するのではなく「少しでもお金に換えたい」と思う人も多いでしょう。
本は状態や種類・需要によって以下の方法で売却可能です。それぞれの方法についてメリットやデメリットを見ていきましょう。
方法 | 詳細 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
買取業者への依頼 | 専門的な査定を受け、本の状態や市場価値に応じた価格で買取を行う。専門書や希少本は高価買取の可能性も。 | 出張買取、宅配買取、店舗買取など、状況に応じた選択が可能 | 特になし |
出張買取 | 買取業者が自宅へ訪問し、査定を実施。大量や大型の書籍に便利 | 自宅で手軽に利用可能。査定後、即現金化可能。その場で断れる | 特になし |
宅配買取 | ダンボールで本を発送し、査定を受ける。遠方や忙しい人に便利 | 自宅から発送するだけで手続きが完了。査定後、振り込みで現金受取 | 査定に時間がかかる場合あり。送料が発生する可能性 |
店舗買取 | 買取業者の店舗へ持ち込み査定を受ける。少量の本に適している | その場で査定・現金化が可能。古書店やチェーン店でも対応している | 交通費や持ち込みにかかる時間が必要 |
古本屋への持ち込み | 街の古本屋やリサイクルショップでの持ち込み買取。地域密着の需要に合った買取が期待できる | 小規模古本屋で安心して取引でき、専門書・学術書は比較的高価買取の可能性 | 特になし |
フリマサイトやオークション | インターネットでの個人売買。フリマサイトは出品しやすく、オークションは高値が期待できる | 自分で価格設定が可能。希少本や人気本は高値がつきやすい | 写真撮影、商品説明、価格設定、発送など手間が多く、取引相手とのコミュニケーションが必要 |
ここでは、遺品の本を売却してお金にする具体的な方法について紹介します。
買取業者への依頼
買取業者に依頼すれば、専門的な査定を受けられ、本の状態や市場価値に応じた価格で買取をしてもらえます。
特に専門書や希少な書籍・人気のある作家の作品などは、買取業者によっては高価買取が期待できるでしょう。以下に、買取業者を利用する際の方法は主に以下の3つです。
- 出張買取
- 宅配買取
- 店舗買取
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
出張買取
出張買取は、買取業者が自宅まで直接訪問し、本の査定を行ってくれるサービスです。本の量が多い場合や大型の書籍が多い場合に利用できる便利な方法といえるでしょう。
出張買取のメリットは、家から持ち出す手間が省けるだけでなく、査定がその場で行われる点です。迅速に現金化できるうえ、査定額に納得がいかない場合、その場で断ることも可能です。
宅配買取
宅配買取は、本をダンボールに梱包して業者に発送し、査定を受ける方法です。自宅で手軽に利用できるため、店舗が遠方にある場合や忙しくて店舗に行けない場合に便利な方法でしょう。
査定結果はメールや電話で通知され、査定額に納得すれば振り込みにて現金を受け取れる点も手軽。
宅配買取のデメリットとしては、査定に多少の時間がかかる場合がある点や、送料が発生するのが挙げられます。
店舗買取
店舗買取は、買取業者の店舗に直接本を持ち込んで査定を受ける方法です。買取希望の本が少ない場合は店舗に直接持ち込むことでその場で査定を受け、その場でお金を受け取れます。
予約は特に必要なく、近くの店舗に持ち込むだけ。空いた時間を使って気軽に本を処分できる点も魅力です。
古本屋への持ち込み
古本屋への持ち込みも、手軽に利用できる方法のひとつです。地元の古本屋は地域に密着しているため、気軽に持ち込めるでしょう。
またスタッフに知識があれば、専門書や学術書などは比較的高価買取してもらえる可能性もあります。
フリマサイトやオークションでの販売
フリマサイトやオークションでの販売は、インターネットを通じて個人売買を行う方法です。
ネット環境があれば誰でも利用でき、パソコンやスマートフォンから手軽に出品できる点が大きな魅力でしょう。
またオークションサイトでは入札形式で販売できるため、希少な本や人気の本であれば思わぬ高値がつく可能性があります。
ただしフリマサイトやオークションでは、以下の作業を全てを自分で行う必要があるため、一定の手間と時間がかかる点に注意しましょう。
- 写真撮影
- 商品の説明
- 価格設定
- 発送作業
- 質問への回答
- 価格交渉
また取引相手とのやり取りも必要となるため、時間のない人にとっては対応が難しいかもしれません。しかし自分で価格を設定できるため、納得できる価格で売れる可能性が高い方法でもあります。
遺品整理で出てきた大量の本を処分する方法
遺品整理で故人が残した大量の本に直面すると、処分方法に悩んでしまうケースもあるでしょう。
しかし保管のためのスペースや本の劣化・害虫のリスクなどを踏まえ、処分したほうが良いケースもあるかもしれません。
後悔のない処分方法を家族で考えれば、心の整理も進められるでしょう。ここでは以下の処分方法について順番に見ていきます。
- 自治体のルールに沿って処分
- NPO法人や支援団体へ寄付・寄贈する
- 遺品整理業者へ依頼する
- 不用品回収業者や便利屋に処分を依頼する
- お焚き上げで供養する
またそれぞれのメリットやデメリットについては以下の通りです。
方法 | 説明 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
自治体のルールに沿って処分 | 資源ごみとして回収する。指定の収集日に出すことで簡単に処分可能。 | リサイクルされるため環境に優しい。指定日に出すだけで簡単に処分できる。 | 自治体により分別方法が異なるため、事前確認が必要。大量処分時には数回に分ける必要あり。 |
NPO法人や支援団体へ寄付 | 団体や福祉施設へ寄付することで、本が有効活用され、社会貢献にもつながる。 | 国内外の教育機関や福祉施設で活用されるため、社会貢献できる。 | 破損した本や古い本は受け付けてもらえないことがある。送料が自己負担となる場合が多い。 |
遺品整理業者へ依頼 | 専門スタッフが一括対応し、故人の思い出を大切にしながら整理を行うため心理的負担が軽減される。 | 手間をかけずに大量の本をスムーズに処分可能。査定や買取対応がある場合もある。 | 業者により費用が異なるため、事前に見積もりを依頼する必要がある。 |
不用品回収業者や便利屋 | 家庭ごみや粗大ごみとしての回収が可能で、分別不要。大量の本を一度にまとめて処分できる。 | 分別不要でまとめて処分できるため、時間が節約できる。再利用を行う業者もあり環境にも良い。 | 違法業者に注意が必要。料金は業者や地域により変動する。 |
お焚き上げで供養 | 思い出深い本を神社やお寺で供養として処分。物に宿る魂を浄化し、精神的な区切りがつけられる。 | 故人の信仰に沿った供養ができ、心静かに本と別れることができる。 | 供養料がかかる場合があり、事前に料金確認が必要。 |
遺品整理の本の処分料金相場 | 専門業者に依頼する場合、地域や業者により料金が異なる。 | 効率よく整理でき、短時間での処分が可能。 | 費用がかかるため、依頼する際は料金相場の確認が重要。 |
自治体のルールに沿って処分
最も手軽な方法として、自治体のルールに従って本を処分するやり方があります。
多くの自治体では、古本を「資源ごみ」として回収しているため、分別ルールに沿って指定の収集日に出すだけで手軽に処分できますよ。
また本は紙製品として再生利用されるため、無駄なくリサイクルされるのも利点です。
ただし自治体によって分別方法や収集方法に違いがあるため、事前にホームページやごみ分別カレンダーなどで確認するのがおすすめ。
例えば一部の自治体では本の表紙を外す必要があったり、指定の袋に入れるよう指示される場合もあります。
また大量の本を一度に処分する場合、家庭用のゴミ収集に支障が出ることもあるため、数回に分けて出す必要があるかもしれません。
なお自治体が提供している「資源回収ステーション」などに直接持ち込みもできるため、手間を省きたい場合は利用するとよいでしょう。
NPO法人や支援団体へ寄付・寄贈する
まだ使用できる状態の本であれば、NPO法人や支援団体への寄付・寄贈を検討するのもおすすめです。
多くの団体では、読み終わった本を再利用して収益を得たり、国内外の教育機関や図書館・福祉施設などに提供する活動を行っています。寄付によって本を有効活用できるだけでなく、社会貢献にもつながるでしょう。
ただし書籍の種類や状態に応じて受け入れが制限されるケースがあります。例えば破損が激しい本や、出版から長期間経過した本は受け取ってもらえないことがあるため、事前に団体の寄付が可能か確認しましょう。
さらに寄付にかかる送料が自己負担となる場合も多いため、寄付の際は費用も考慮しておくとスムーズです。最近ではオンラインで寄付を申し込み、集荷を依頼することで手軽に寄贈できるサービスも増えています。NPO法人への寄付は、気軽にエコ活動へ参加したい人にもおすすめです。
遺品整理業者へ依頼する
遺品整理業者に依頼すると、専門的な知識とノウハウを持ったスタッフが大量の本の処分も迅速に行ってくれます。そのため手間をかけずにスムーズに手放せるでしょう。
遺品整理業者は、単なる回収だけでなく、故人の思い出や尊厳を大切にしながらの整理を重視しています。そのため気持ちの面でも大きな支えとなってくれますよ。
また価値のある本や珍しい本が含まれている場合、提携している古本業者と連携し、査定や買取を行っているサービスもあります。特に古書や専門書が多い場合は、思わぬお宝が隠れているかもしれません。一度鑑定だけでも依頼してみるとよいでしょう。
不用品回収業者や便利屋に処分を依頼する
本を含めた不用品の回収を専門とする不用品回収業者や、便利屋に依頼するのもおすすめしたい方法です。
専門業者なら分別不要で大量の本もまとめて引き取ってもらえるため、すぐに処分したい人は検討してみましょう。
ただし不用品回収業者の中には違法な回収業者も存在するため、業者の実態や評判を確認するのがポイントです。優良業者を選ぶポイントは以下を参考にしてください。
- 正式な許可証を持ってる(産業廃棄物収集運搬業や一般廃棄物収集運搬業の許可)
- 料金体系が明確でわかりやすい
- 無料見積もりサービスを提供
- 追加料金が発生しない
- ホームページや口コミの評価が良い
- スタッフの対応が丁寧で誠実
- 作業前に契約内容の説明がある
- 環境への配慮を行い、リサイクルやリユースに積極的
料金は遺品整理業者と同様、業者によって異なり、本の量や状態・回収地域によって変動します。事前にサービス内容をよく確認して依頼しましょう。
お焚き上げで供養する
故人が大切にしていた本を処分するのに抵抗がある場合、神社やお寺でのお焚き上げを依頼し、供養として処分する方法がよいでしょう。
お焚き上げは、物に宿る魂を浄化する効果があるとされています。日本古来の風習であり、安心感が得られる方法です。
お焚き上げを行う際は、神社やお寺に直接本を持ち込むのが一般的。一部では郵送で受け付けている場合もあります。
また供養料として少額程度の費用が発生します。料金は供養する本の数や内容に応じて異なるため、事前に確認しましょう。
本に対する思い入れが深い場合は、お焚き上げを選ぶと精神的な区切りもつけられます。
感謝の気持ちを込めてお焚き上げすれば、故人の記憶を大切にしながら、心静かに本と別れられるでしょう。
遺品整理の本の処分にかかる料金相場
本が大量にある場合、処分は個人では難しい場合が多いため、専門業者に依頼するのがおすすめです。ここでは遺品整理の際に本を処分する場合の一般的な料金相場について詳しく解説します。
項目 | 説明 | 料金相場 | 備考 |
---|---|---|---|
遺品整理業者の料金相場 | 遺品の整理・回収・処分を包括的にサポート。故人の本も手間なく処分可能。 | ・1K部屋:3~6万円 ・2LDK部屋:10~20万円程度 | 本の量や状態により追加費用が発生。買取可能な本は査定額分費用から差引き。 |
不用品回収業者の料金相場 | 家庭内の不用品を回収。大量の本の処分に対応し、費用が比較的安価。 | ・軽トラック1台:1~3万円 ・2トントラック1台:4~8万円程度 | トラックの大きさや台数で料金が変動。正規許可業者を選ぶことが大切。再利用可能な本はリサイクル品として扱う場合も。 |
お焚き上げ供養の料金相場 | 神社やお寺での供養。故人が大切にしていた本や処分に抵抗がある本を日本の伝統的な方法で処分。 | 5,000円~1万円程度 | 本の数や内容で料金が変動することあり。「お気持ち」として寄付を求める場合も。郵送依頼可能なサービスも登場。 |
遺品整理業者の料金相場
遺品整理業者は、遺品全体の整理から回収・処分までをまとめてサポートしてくれる業者です。
遺品整理業者の料金は「作業員の人数」や「作業にかかる時間」「遺品の量」によって変動し、一般的に部屋ごとの広さや物量を基準に見積もりされます。
遺品整理業者の料金相場は、1Kの部屋で3〜6万円程度、2LDKの部屋で10〜20万円程度が目安です。本が大量にある場合は追加料金がかかることがあり、書籍の重量や運び出しの難易度に応じて追加費用が1〜3万円程度発生するケースもあります。
買取可能な本がある場合、遺品整理業者が提携している古本業者などで査定を行い、査定額を費用から差し引いてくれることも。見積もり時に買取可能かどうかを確認してみましょう。
不用品回収業者の料金相場
不用品回収業者は、本を含めた家庭内の不用品をまとめて回収するサービスを行っており、大量の本の処分にも対応しています。
不用品回収業者は遺品整理業者よりも費用がリーズナブルなケースが多く、価格を抑えたい人にとっては利用しやすいでしょう。
不用品回収業者の料金は、回収する不用品の量や地域、運搬の難易度に応じて異なります。一般的な料金相場は、軽トラック1台分で約1〜3万円、2トントラック1台分で4〜8万円程度が目安です。
本が多数ある場合、重量がかさむため、トラックの大きさや台数が増えると料金も上がります。
ただし不用品回収業者の中には違法な業者も存在するため、業者選びは慎重に行いましょう。悪徳業者の特徴は以下のものが挙げられます。
- 必要な許可を持っていない
- 料金体系が不明瞭で追加費用が多い
- 事前見積もりと最終請求額が大きく異なる
- 「無料回収」と宣伝しながら実際は高額請求
- 契約を急がせ、不安を煽る発言が多い
- 口コミや評判が悪い、または情報が少ない
- 名刺や会社概要を出さない
料金が不明瞭であったり、法外な追加費用を請求されるケースもあるため、依頼前に見積もりを確認しましょう。
また一部の業者では本をリサイクル品として取り扱い、再利用可能なものは買い取ってくれる場合もあります。
お焚き上げ供養の料金相場
お焚き上げ供養は、故人が大切にしていた本や、捨てることに抵抗がある書籍を供養の意味で処分する日本伝統の方法です。
本を燃やし、故人の想いを天に送り届ける意味があり、遺族が安心して本とお別れできます。
神社やお寺に誰でも依頼でき、宗教的な理由や信仰心がある場合は心の区切りとして利用されることが多いです。
お焚き上げ供養の料金相場は、神社やお寺により異なりますが、一般的には5,000円〜1万円程度が目安です。
一部の施設では供養料として「お気持ち」として寄付を募る形をとっている場合もあり、定額ではないケースもあります。
最近では、お焚き上げを郵送で依頼できるサービスも登場しており、梱包して送ることで供養してもらえるプランもあります。
遠方に住んでいる場合や、忙しい方にも利用しやすくなっています。供養料に加えて送料が発生するため、料金がやや高くなることがありますが、手軽に供養ができるため心の負担を軽減する方法としておすすめです。
お焚き上げ供養は故人の想いを大切にしながら処分を行えるため、心の整理にも役立ちます。
遺品整理の本の処分で注意すべきこと
遺品整理において、故人が所有していた本を適切に処分するには、単なる処分だけでなく、遺族の気持ちや本の価値を尊重した判断が重要です。
ここでは思い出が詰まった本を整理する際に注意すべきポイントについて詳しく解説します。
- 買取(売却)前にキレイにしてより高く売る
- 思い出の本は取っておくことも検討しよう
- 価値が高い本は買取か保管のどちらかを検討しよう
- 買取業者は複数業者に査定をしてもらう
- 個人の判断で勝手に処分や買取を行わない
本を適当に扱ってしまうと、損をしたり、家族間でトラブルになるケースもあります。大切な遺品だからこそ、慎重な取り扱いが大切です。
買取(売却)前にキレイにしてより高く売る
遺品整理で本を買取に出す際には、少しでも高く売るために、本の状態をきれいに整えておきましょう。
ほこりや汚れ、黄ばみがあると買取価格が下がるため、柔らかい布でカバーや表紙を軽く拭いたり、黄ばみの目立つ部分を消しゴムなどで軽く落とすといった工夫をするのがおすすめ。少しの手間で本の価値が上がる場合もあります。
特に人気のある書籍や保存状態の良い本は高値で売れる可能性が高いため、手間をかけて清掃・メンテナンスを行う価値は十分にあります。メンテナンスを行う際には、乱暴に扱わず、慎重に行いましょう。
思い出の本は取っておくことも検討しよう
故人が愛読していた本や思い出が詰まっている本は、全て売却や処分せず、一部を取っておくのもよいでしょう。
本には人生や趣味、考え方が反映されていることが多いため、手元に残すと、故人とのつながりを感じられます。
特にメッセージや書き込みが残っている本、写真や手紙が挟まれている本は、故人の思い出として価値が高いです。
遺品としてスペースを設けて保管しておけば、後から家族が読み返し、故人の人生を振り返るきっかけにもなるでしょう。思い出を大切にした遺品整理を行うことが重要です。
価値が高い本は買取か保管のどちらかを検討しよう
本の中には、古書や初版本・サイン本など、ファンやマニアの間で高値がつくものがあります。
買取に出す場合、専門の業者による査定を受ければ、適正な価格で売却できるかもしれません。
また本を後世に残したいと感じる場合は、キレイな状態をキープしながら保管できる方法を考えましょう。本の保管方法には以下のものがあります。
- 直射日光を避ける
- 湿度は40~60%に保つ
- 風通しの良い場所で保管する
- 定期的に本を動かし空気を入れ替える
- カビ防止シートや乾燥剤を使用
- 本棚に隙間を空けて収納
- 酸性紙のしおりや紙を挟まない
- 定期的にホコリを払う
特に価値がある書籍は、状態を劣化させないよう大切に保管しましょう。
買取業者は複数業者に査定をしてもらう
本の買取を検討する際は、複数の業者に査定を依頼するのがおすすめです。業者によって査定基準や買取価格が異なるため、1社だけでなく複数の業者に見積もりを依頼し、比較してみましょう。
特定のジャンルや著者の書籍に詳しい業者も存在するため、専門性の高い業者に依頼すると、より高い評価が得られる場合もあります。
特に希少価値のある本やコレクションの場合、専門知識を持つ業者による査定を行うことで、後悔なく手放せるようになるでしょう。
個人の判断で勝手に処分や買取を行わない
遺品整理において、家族や関係者と話し合いをせずに勝手に遺品を処分してしまうと、後で問題が起こる危険があります。
もしかしたら家族の誰かが引き取りたいと考えていたり、価値のある本が含まれている可能性があるためです。
そのため個人の判断で処分を決めるのではなく、家族や関係者と相談し、同意を得たうえで整理を進めていきましょう。
また故人が生前に購入していた大切な本は、特別な思い出がある場合も多く、安易に処分してしまうと遺族が後悔するかもしれません。
大切な書籍や思い出のある本は、誰が保管するかを話し合ったり、写真を撮って記録に残すなど、遺族間での話し合いが必要です。
遺品整理の本を買取・処分するならしあわせの遺品整理へ
本の処分に困ったら「しあわせの遺品整理」へご相談ください。故人の思い出を大切に扱うことを第一に考え、依頼者の心に寄り添った遺品整理を心がけています。
処分に迷っている本についても、寄付やお焚き上げ供養など、さまざまな方法をご提案。どのような要望にも丁寧に対応しています。
お客様の気持ちを尊重し、心温まる遺品整理を提供する「しあわせの遺品整理」をぜひご利用ください。
遺品整理士の資格を持ち、年間37967件の相談実績をもつ「しあわせの遺品整理」代表。
全国で安心して遺品整理を依頼できる世の中を目指し、人柄・費用・サービス精神を大切に遺品整理業を行っています。
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