遺品整理で100万はありえる?本当に100万かかる条件と悪徳業者の特徴を解説!
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業者に遺品整理を委託したところ、100万円の高額請求をされる事例は少なくありません。
実際にそのような情報を目にし、不安に思っている方も多いでしょう。
ただし、これには「本当に100万円かかる場合」と「悪徳業者に騙されている場合」の2種類があります。
遺品整理サービスを適正価格でおこなってもらうには、実際に高額な費用がかかる事例や、悪徳業者の特徴を把握しておくことが大切です。
そこで、この記事では、遺品整理に100万円かかる可能性があるケースや、悪質な業者に騙されないためのポイントを詳しく解説します。
- 実際に起きた悪徳業者の請求事例
- 悪徳業者に騙されやすい人の特徴
- 遺品整理の費用相場
- 優良業者を見極めるポイント
上記の項目についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
遺品整理で100万円請求されることはあり得る話!

遺品整理の費用は、作業内容や家の状態、業者の料金体系によって異なります。しかし、実際に「100万円以上の請求を受けた」という相談も少なくありません。
- 本当に100万円かかるほど作業がある場合
- 悪質な業者に当たってしまった場合
それぞれの概要を解説します。
本当に100万円かかるほど作業がある場合
遺品整理では、詐欺やぼったくりなどではなく、適正な費用として100万円前後かかるケースもあります。
例えば、下記のような状況です。
- 部屋の数が多い(5LDK以上の広い家)
- 長年ため込んだ大量の荷物や家具がある
- ゴミ屋敷化しており、分別や撤去に膨大な時間がかかる
- 特殊清掃が必要(孤独死・事故死など)
- 大きな家財を2階以上から吊り下げ搬出しなければならない
- 処分費用が高額な不用品が多い(ピアノ・大型家具・家電など)
このような状況では、作業員の数や作業日数が増え、結果的に高額な請求となることがあります。
また、上記の項目の複数が重なれば、その分請求額が高額になる可能性が高いです。
悪質な業者に当たってしまった場合
悪徳業者に引っ掛かってしまうと、本来100万円もかからないはずの遺品整理で、高額請求を受けるケースもあります。
多くの依頼者にとって遺品整理は初めての経験となるため、料金相場を把握していないのをいいことに、費用を大幅に水増しして請求するわけです。
遺品整理のトラブル相談は年2,000件以上!
国民生活センターによると、遺品整理に関するトラブル相談は年々増加しており、年間2,000件以上の相談が寄せられています。
西暦 | 遺品整理・不用品回収に関する相談件数 |
---|---|
2018年 | 1,354件 |
2019年 | 1,457件 |
2020年 | 1,788件 |
2021年 | 2,231件 |
「見積もりと請求額が大幅に違う」「高額な追加料金を請求された」「作業が雑で貴重品まで捨てられた」といったものが、主なトラブルの内容です。
これだけ多くのトラブルが報告されているため、自身も同じようなトラブルに巻き込まれる可能性も決して低くはありません。
悪徳業者の特徴や手口を把握しておき、安心して作業を任せられる優良業者を見極めるが大切です。
遺品整理で本当に100万円かかる条件!

遺品整理で100万円以上かかる可能性があるケースとして、下記の5つのパターンが考えられます。
- ゴミ屋敷になっている
- 間取りが広い
- 特殊清掃が必要であること
- 処分費用が高額な不要品が多い場合
- 2階以上から吊り下げ搬出が必要
それぞれのポイントを解説します。
ゴミ屋敷になっている
ゴミ屋敷の遺品整理は、通常の片付けよりも大幅に費用が高くなる傾向があります。
ゴミの量が非常に多いため、収集・分別・処分に多くの作業員と時間を要するのがその理由です。
長年分の生活ごみが蓄積している場合、害虫や悪臭が発生しており、消毒や害虫駆除が必要になることもあります。
その場合、追加で数万円から数十万円の費用がかかることも珍しくありません。
また、自治体の通常のゴミ回収では対応できない量や種類の廃棄物があるため、業者への依頼が必須です。
大量の家具・家電がある場合、それぞれの処分費が発生し、全体の費用が高額になります。
ゴミ屋敷の規模や汚染度合いによっては、100万円を超える場合もあるでしょう。
間取りが広い
家の間取りが広ければ広いほど、遺品整理の費用は高くなります。
1Rや1Kの単身者向けの部屋であれば数万円程度で済むことが多いですが、一軒家や5LDK以上の広い住宅になると、30万円以上かかることもあります。
部屋数が多いほど、家具や家電、生活用品が大量に残されているため、仕分け作業や搬出作業の負担が増えるからです。
また、庭や倉庫、ガレージがある場合、それらの整理も必要になり、さらに時間と労力がかかります。
こうした広い住宅の遺品整理をおこなう場合は、事前に現地での見積もりを取り、適正な価格で依頼できる業者を選ぶことが大切です。
特殊清掃が必要であること
特殊清掃とは、孤独死や事故死、事件現場となった部屋の清掃作業のことです。
このようなケースでは、通常の遺品整理では済まないため、専門の技術や薬剤を使用した清掃が必要となり、費用が高額になります。
特殊清掃の主な作業は、体液や血液の除去、強い腐敗臭の消臭、害虫駆除、汚染された畳や壁紙の撤去・交換などです。
特殊清掃の料金は10万円〜50万円程度が相場ですが、汚染の程度や消臭・防臭処理の必要性によっては、それ以上の費用がかかることもあります。
また、感染症予防のために防護服や特殊な薬剤を使用するため、人件費や資材費も高くなる傾向があります。
こうした状況では、遺品整理費用と特殊清掃費用を合わせて100万円を超えることも珍しくありません。
処分費用が高額な不要品が多い場合
遺品整理の費用が高額になる要因の一つとして、処分にコストがかかる不用品が多いことが挙げられます。
高額な処分費用がかかる不用品とは、例えば下記のものです。
高額な処分費用がかかる不用品 | 処分費用相場 |
---|---|
グランドピアノ | 3万〜10万円 |
金庫 | 3万〜8万円 |
車両 | 3万〜10万円 |
また、仏壇や仏具などの供養が必要なものも、通常の廃棄とは異なり、供養費が1万〜5万円ほど必要になることがあります。
こうした高額な不用品が多数ある場合、遺品整理全体の費用が100万円近くなるケースも少なくありません。
そのため、できる限り処分費用を抑える工夫が必要です。
例えば、事前にリサイクルショップに買取を依頼したり、買取サービスを提供している遺品整理業者に依頼したりするのが有効です。
2階以上から吊り下げ搬出が必要
遺品整理では、大型の家具や家電を運び出す作業が発生するケースがあります。
その場合、追加費用が発生し、総額が100万円に近づくケースもすくなくありません。
例えば、大型のタンスやベッド、ソファ、冷蔵庫などが階段を通らない場合、窓やベランダから吊り下げて搬出する必要があります。
このような作業には、クレーンやロープを使用した高所作業となるため、安全対策や作業人員数の関係で費用が高額になりやすいです。
さらに、狭い住宅地や交通量の多いエリアでは、クレーン作業に伴う道路使用許可が必要になる場合があり、その申請費用や手続きのために追加のコストが発生することもあります。
事前に見積もりを確認し、搬出方法について業者と相談することが大切です。
遺品整理で悪質業者に100万円請求をされた事例!

遺品整理の業界には、悪質な業者も存在します。
ここでは、実際にあったトラブル事例を紹介し、どのような手口で被害に遭うのかを詳しく解説します。
- 曖昧な見積りによるぼったくり
- 価値ある遺品を安く買い叩く
- 業者による遺品の盗難
同じ手口で被害に遭うことがないよう、十分注意してください。
曖昧な見積りによるぼったくり
Aさんは、亡くなった父の遺品整理を依頼するため、インターネットで見つけた業者に問い合わせました。
その業者は、「遺品整理一式 30万円〜」と広告に記載しており、電話で問い合わせたところ、「実際に見てみないと正確な見積もりは出せないが、おそらく30〜40万円程度で済むでしょう」と言われました。
安心して作業を依頼したAさんでしたが、作業終了後に業者から請求されたのは120万円の高額な費用。
見積書には「作業費 30万円」としか書かれておらず、追加で「廃棄物処分費 50万円」「特殊作業費 40万円」などの項目が加えられていました。
Aさんは驚いて「そんなにかかるとは聞いていない」と抗議しましたが、業者は「作業を始めてみないと分からなかった」「追加料金の説明はした」と主張し、支払いを強く迫りました。
価値ある遺品を安く買い叩く
Bさんは、亡くなった祖父の家の遺品整理を業者に依頼しました。
買取サービスを提供している業者を選び、祖父が持っていた骨董品や掛け軸、ブランド品の時計などを査定してもらうことにしました。
しかし、業者が提示した買取額は全てまとめて1万円。
「古すぎて価値がない」というのが、その査定額の理由でした。
Bさんは詳しくなかったため、それを信じて売却。
しかし、後日、別の骨董品店に同じような品を見せたところ、「この掛け軸だけでも50万円以上の価値がある」と言われ、大きなショックを受けました。
業者による遺品の盗難
Cさんは、亡くなった母の遺品整理を業者に依頼しました。
作業中、Cさんは仕事があったため、業者に鍵を預けて立ち会いなしで作業をお願いすることにしました。
作業は3日間かかると言われ、その間、業者にすべてを任せることに。
作業が終わり、業者から連絡を受けたCさんが家を確認したところ、金庫が開けられ、母が大切にしていた貴金属や現金が消えていました。
業者に問い合わせると「金庫の中には何も入っていなかった」と主張し、取り合ってもらえませんでした。
遺品整理で高額請求されやすい人の特徴!

遺品整理では、依頼者の知識や行動によって費用が大きく変わるケースがあります。
悪質な業者は、高額請求されやすい人を見極め、狙ってくることが多いです。
下記の5つの特徴に当てはまる人は、悪徳業者のターゲットにされやすいので注意しましょう。
- 1社しか相談・見積もりをしていない人
- 遺品整理の相場を知らない人
- 遺品整理業界に悪質業者がいる実態を知らない人
- 故人を失った悲しみから判断力が鈍っている人
- 営業されること・断るのが苦手な人
自身に当てはまる項目がないか確認してみてください。
1社しか相談・見積もりをしていない人
遺品整理を依頼する際に、1社だけに相談し、そのまま契約してしまう人は高額請求のリスクが高まります。
業者によって料金設定や作業内容が大きく異なるため、相場を知るためにも最低でも3社は見積もりを取るのが理想的です。
悪質な業者は「今すぐ契約すれば安くなる」「この場で決めてくれれば特別価格にする」といった口実で、他の業者との比較をさせずに契約を迫ります。
しかし、実際には不必要な追加料金を請求されたり、作業がずさんだったりすることもあるため、注意が必要です。
複数の業者から相見積もりを取り、料金や対応の違いを確認してください。
遺品整理の相場を知らない人
遺品整理の費用の大まかな相場を知らない人は、悪質業者に騙されやすい傾向があります。
例えば、本来は50万円程度で済む作業に100万円を請求されても、相場を知らなければそのまま支払ってしまうこともあるでしょう。
特に「他社と比較しない人」や「業者の言うことを鵜呑みにする人」は、高額請求のターゲットになりやすいです。
事前にインターネットで相場を調べたり、消費者センターや信頼できる知人に相談したりし、適正価格を見極める知識を身につけましょう。
遺品整理業界に悪質業者がいる実態を知らない人
遺品整理業界は資格がなくても業者を名乗ることができるため、悪質な業者が紛れ込んでいるのが実情です。
しかし、そうした実態を知らない人は、広告やチラシだけを見て「ここなら大丈夫」と安易に依頼してしまうケースが多く見られます。
特に「見積もりが無料だから安心」と思い込んでいる人は要注意です。
悪質業者は、見積もりを無料にして契約を取り、後から高額な追加料金を請求する手口を使うことがよくあります。
遺品整理のトラブル事例を事前に調べ、どのような手口があるのかを知っておくことが被害を防ぐ第一歩となります。
故人を失った悲しみから判断力が鈍っている人
遺品整理は、大切な家族を亡くした後に行うため、多くの人が精神的に不安定な状態で依頼を検討します。
悲しみの中で冷静な判断ができず、「早く終わらせたい」という心理が働くことで、業者の言いなりになってしまうケースも少なくありません。
悪質な業者は、こうした依頼者の心理につけ込み、「今決めないと予約が埋まってしまう」「このプランが一番お得」といった言葉で即決を促します。
しかし、冷静に考えれば不要なオプションが含まれていたり、相場よりも高額だったりすることもあるので注意が必要です。
精神的に落ち着いた状態で業者選びをおこない、信頼できる家族や友人と一緒に判断することが大切です。
営業されること・断るのが苦手な人
営業トークに弱く、業者の言うことを断れない人も高額請求のターゲットになりやすいです。
「今決めれば割引します」「追加作業が必要なので、〇万円追加してください」といったセールストークに流されやすい人は注意してください。
悪質な業者は、依頼者が断りにくい状況を作り出し、不要なサービスやオプションを強引に追加しようとします。
不安な場合は、「家族と相談する」「他社とも比較したい」と伝えて、一旦冷静に考える時間を作りましょう。
遺品整理と関連する作業の費用相場!

この章では、遺品整理やその関連作業の費用相場をお伝えします。
- 遺品整理の相場
- 特殊清掃の相場
- 供養にかかる費用の相場
相場を把握しておけば、高額な費用を請求された際の違和感に気付けるはずです。
遺品整理の相場
遺品整理の費用は、部屋の広さや処分する物の量、作業員の人数によって変わります。
一般的な相場は下記のとおりです。
間取り | 遺品整理の費用相場 |
---|---|
1R・1K | 3万円~8万円 |
1LDK | 8万円~20万円 |
2LDK | 15万円~30万円 |
3LDK | 20万円~50万円 |
4LDK以上 | 30万円~100万円以上 |
これに加えて、特殊搬出や貴重品の探索、形見分けの配送などを依頼すると、追加料金が発生することがあります。
また、ゴミ屋敷状態や廃棄物の量が多い場合は、さらに費用が高くなるでしょう。
業者によって価格設定が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
特殊清掃の相場
特殊清掃とは、孤独死や事故死などが発生した現場の清掃作業のことです。
通常の遺品整理とは異なり、強い腐敗臭の除去や害虫駆除、汚染された床や壁の清掃・撤去などが必要になります。
特殊清掃の相場は以下のとおりです。
作業内容 | 特殊清掃の費用相場 |
---|---|
基本的な消臭・除菌作業 | 10万円~30万円 |
体液・血液の除去 | 10万円~50万円 |
畳・床材・壁紙の撤去 | 10万円~40万円 |
強い腐敗臭の脱臭作業 | 30万円~80万円 |
作業内容によっては合計で50万円以上かかることもあります。
特に、遺体の発見が遅れた場合や汚染が広範囲に及んでいる場合は、消臭や消毒に時間と費用がかかります
依頼する際は、特殊清掃の経験が豊富な専門業者を選びましょう。
供養にかかる費用の相場
故人の遺品の中には、仏壇や位牌、遺影、手紙など、単に処分するのではなく供養が必要なものもあります。
遺品整理業者の中には、寺院や神社と提携し、遺品を適切に供養してくれるところもあります。
供養の相場は以下のとおりです。
供養する遺品 | 供養にかかる費用相場 |
---|---|
仏壇 | 5,000円~50,000円 |
位牌・遺影 | 3,000円~20,000円 |
人形やぬいぐるみ | 3,000円~10,000円 |
遺品全般のお焚き上げ | 10,000円~30,000円 |
供養の方法には、お寺で読経を行うものや、専門の業者が合同供養をおこなうものなどがあります。
特に仏壇の供養は大きさや処分方法によって料金が変わるため、事前に確認しておくことが大切です。
悪徳遺品整理業者の特徴!

下記の9つの特徴に当てはまる業者は、高額な費用を請求する悪徳業者である可能性が高いです。
- 提示価格が相場よりも極端に安い
- 訪問せずに見積もりを出してくる
- 見積もりの内容が曖昧
- 口コミの評価が著しく低い
- 必要な資格を保有していない
- 過去に行政指導・処分を受けている
- 問い合わせ対応が不誠実
- 見積もり費用がかかる
- 強引な契約を迫ってくる
特に、複数の項目が当てはまる業者は、十分警戒した方がいいでしょう。
提示価格が相場よりも極端に安い
悪徳業者の手口の一つに、相場よりも極端に安い価格を提示し、依頼者を引きつけるというものがあります。
「どこよりも安く遺品整理をします」「〇万円均一!」といった宣伝文句に注意が必要です。
このような業者は、作業後に「想定外の追加費用が発生した」と言って高額請求をするケースが多く、最終的に相場以上の金額を支払わされることもあります。
また、不用品の不法投棄をおこない、後から依頼者がトラブルに巻き込まれる可能性もあるので注意位してください。
訪問せずに見積もりを出してくる
優良な遺品整理業者は、実際に現地を確認し、作業量や処分品の種類を見た上で正確な見積もりを提示します。
一方で、悪質な業者は電話やメールだけで見積もりを出し、後から高額請求する手口を使います。
例えば、「1LDKなら一律10万円」といった簡単な見積もりを提示し、作業後に「予想より物が多かった」「特殊作業が必要だった」などの理由で、追加料金を請求するケースがあります。
訪問見積もりを避ける業者には警戒し、必ず現地調査をおこなう業者を選びましょう。
見積もりの内容が曖昧
悪徳業者は、見積書に詳細な内訳を記載せず、「遺品整理一式 〇〇万円」といった曖昧な表記をすることが多いです。
このような場合、作業が終わった後に「追加作業が必要だった」と言われ、見積もり以上の金額を請求される可能性があります。
優良な業者は、搬出作業費・廃棄物処理費・リサイクル費用・交通費などを細かく記載した見積書を提示します。
見積書の内容が不明確な場合は、必ず詳細を確認し、不安があれば契約しないようにしましょう。
口コミの評価が著しく低い
インターネット上の口コミは、業者の信頼性を判断する重要な材料の一つです。
悪徳業者は、作業後に高額請求をしたり、ずさんな作業をおこなったりしているため、口コミサイトやSNSで低評価が多くついていることがよくあります。
特に、「見積もりと請求額が全然違った」「遺品を勝手に処分された」「不法投棄されていた」といった内容の口コミが多い業者には注意が必要です。
ただし、口コミは業者自身が操作することもあるため、複数のサイトを確認し、総合的に判断しましょう。
必要な資格を保有していない
遺品整理業者を選ぶ際には、必要な資格や許可を持っているかを確認することが大切です。
悪徳業者の中には、適切な資格を持たずに営業しているところもあり、不法投棄や不正請求のリスクが高まります。
- 遺品整理士資格
- 一般廃棄物収集運搬業許可
- 古物商許可証
これらの資格や許可があるかどうかを確認し、ホームページや見積もり時に業者へ直接質問するのがよいでしょう。
過去に行政指導・処分を受けている
悪質な遺品整理業者の中には、過去に不法投棄や不当な請求などで行政から指導や処分を受けているところもあります。
こうした業者は、営業を続けるために社名を変更したり、別の会社を立ち上げたりするケースもあります。
業者の行政処分歴は、各自治体のホームページや国民生活センターの情報を確認することで調べられます。
事前に業者名を検索し、過去にトラブルを起こしていないかをチェックすることが大切です。
問い合わせ対応が不誠実
問い合わせ時の対応は、その業者が信頼できるかどうかを判断する重要なポイントです。
悪徳業者は、問い合わせに対して適当な返答をしたり、見積もりの詳細を説明しなかったりすることが多くあります。
また、質問に対して曖昧な返答をしたり、「とにかく安いので安心してください」といったセールストークばかりをする業者も要注意です。
優良業者は、見積もりや作業内容について丁寧に説明し、依頼者の不安を解消しようとする姿勢が見られます。
見積もり費用がかかる
一般的に、優良な遺品整理業者は無料で見積もりをおこないます。
しかし、悪質な業者は「見積もり料金がかかる」と言って料金を請求し、そのまま契約を迫るケースがあります。
また、「キャンセル料を取られた」というトラブルも報告されています。
見積もりを依頼する際には、「見積もりは無料かどうか」「キャンセル時に料金が発生するか」を事前に確認することが大切です。
強引な契約を迫ってくる
悪徳業者は、依頼者に考える時間を与えず、その場で契約させようとすることが多いです。
「今すぐ決めないとこの価格ではできません」「他の業者に相談しても無駄ですよ」といった営業トークを使い、契約を急かします。
信頼できる業者であれば、依頼者が納得するまでじっくりと説明し、契約を急がせることはありません。
焦らず、複数の業者を比較した上で慎重に決定することが大切です。
100万請求されない遺品整理業者を選ぶコツ!

遺品整理で100万円前後の高額費用を請求されないコツとして、下記の5点を把握したうえで、優良な業者を選びましょう。
- 3社以上の相見積もりをとる
- 遺品整理士が在籍している
- 必要な資格を持っている
- 古物商許可証
- ネットの口コミの内容が良い
それぞれのポイントを解説します。
3社以上の相見積もりをとる
遺品整理の料金は業者によって異なり、同じ作業内容でも数万円以上の差が出ることがあります。
そのため、最低でも3社以上から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較することが大切です。
1社だけに依頼すると、相場を知らないまま契約してしまい、高額請求されるリスクが高まります。
見積もりを取る際は、追加料金の有無や、作業内容が明確に記載されているかを確認しましょう。
遺品整理士が在籍している
遺品整理士とは、遺品整理に関する正しい知識を持ち、適切な作業をおこなう専門家のことです。
業者を選ぶ際は、遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍しているかを確認しましょう。
遺品整理士がいる業者は、遺族の気持ちに寄り添った対応を心がけ、法令を遵守した適正な作業をおこなってくれます。
一方で、無資格の業者は、不適切な廃棄方法や不法投棄をする可能性があるため注意が必要です。
必要な資格を持っている
遺品整理業者を選ぶ際は、業者が適切な許可や資格を持っているかをチェックしましょう。無資格の業者に依頼すると、不法投棄や高額請求などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
遺品整理士
遺品整理士は、遺品の取り扱いや供養、法律に関する知識を持つ専門資格です。
資格を持つ業者は、適切な方法で遺品を整理し、法令を守った作業をおこないます。
一般廃棄物収集運搬業許可
遺品整理の際に発生する廃棄物を処分するためには、一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。
この許可がない業者が回収をおこなうと、不法投棄につながる可能性があるため、必ず確認しましょう。
古物商許可証
遺品整理の際に買取を行う業者は、古物商許可証が必要です。
この許可がない業者が買取をおこなうと、違法な取引に関与する可能性があります。
古物商許可番号を提示している優良業者を選び、中でも買取の実績が豊富な業者に依頼するのがポイントです。
ネットの口コミの内容が良い
業者を選ぶ際は、インターネットの口コミや評判を確認することが大切です。
実際に利用した人のレビューをチェックすることで、業者の対応や料金、作業の丁寧さを判断できます。
ただし、口コミの中には自作自演のものや、悪評を意図的に操作している場合もあるため、複数のサイトを確認するのがポイントです。
「見積もりと請求額が違った」「遺品を乱暴に扱われた」などのトラブルが多い業者は避け、信頼できる口コミが多い業者を選びましょう。
接客態度・対応など細部まで丁寧かどうか!
優良な遺品整理業者は、依頼者への対応が丁寧であり、質問にも誠実に答えてくれます。
見積もり時の対応や、問い合わせへの返答の仕方を確認し、信頼できる業者を見極めましょう。
例えば、「質問に対して曖昧な返答をする」「強引に契約を迫る」「説明が雑で不親切」といった業者は避けた方が良いでしょう。
逆に、しっかりと説明をおこない、依頼者の不安を解消しようとする業者は信頼できます。
実際に話してみて、不安を感じた場合は、他の業者の利用を検討しましょう。
業者選びに迷ってるならしあわせの遺品整理へ!
遺品整理に100万円かかるケースは実際にありえますが、その理由はさまざまです。
家が広い・ゴミ屋敷状態・特殊清掃が必要・高額な不用品が多いなどの条件が重なると、費用が高額になる傾向があります。
また、悪質な業者に依頼してしまうと、不当に高額な請求をされるリスクもあるので注意してください。
安心して遺品整理を依頼するには、遺品整理士が在籍し、その他の必要な資格を保有している業者を選ぶことが大切です。
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依頼者様の気持ちに寄り添うことを第一に考え、不安・負担を軽減しながら、大切な物品の整理をサポートします。
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