お焚き上げのお布施の金額の目安は?依頼方法や費用目安・お焚き上げできないものも紹介
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「大切な人形をお焚き上げしたいけど、費用がいくらかかるのか分からない…」
「遺品のお焚き上げを考えているけど、どこに依頼すれば良いの?」
「お焚き上げできないものってあるの?」
そんなふうにお悩みではありませんか?
大切な方との別れの後、遺品を整理する際やお守りなどの役目を終えた品物を手放すとき、多くの方がお焚き上げについて考えます。
しかし、どこに依頼すれば良いのか、費用はどれくらいかかるのか、具体的な情報を知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、お焚き上げの意味から費用相場、依頼方法まで、詳しく解説していきます。
・お焚き上げの意味と必要性
品物に対する感謝の気持ちを表す日本の伝統文化について説明します。
・お焚き上げの方法と選び方
寺社への持ち込みから専門業者の利用まで、状況に合わせた方法を紹介します。
・依頼先別の費用相場と特徴
お寺、神社、専門業者など、依頼先ごとの料金相場を詳しく解説します。
・お焚き上げすべきものとできないもの
供養が望ましいものと、素材の関係で焚き上げできないものの区別を解説します。
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目次
お焚き上げを行う意味とは

お焚き上げとは、長い間使った品物や思い出の品を、感謝の気持ちを込めて火で供養する日本の伝統的な風習です。
特に神道や仏教では、物にも魂が宿るという考え方があるため、単にに捨てるのではなく、しっかりと供養することで、物の魂を鎮め、新たな世界へ送り出す意味があるのです。
さらにお焚き上げを行うことで、長年使ってきた品物に対する感謝の気持ちを表すことができます。
特に人形やぬいぐるみなど、愛着を持って大切にしてきた品物には、その思いを伝える最後の機会となるため、重要な儀式として行う人が多いです。
また、神道の考え方では、故人の遺品や古くなった神具・仏具には「穢れ」が付着すると考えられており、お焚き上げによって、これらの穢れを祓い清めることができるといわれています。
さらに、故人の遺品をお焚き上げすることで、故人への思いを天に届け、冥福を祈る機会ともなります。
特に位牌や遺影など、故人と直接関わりのあった品物は、丁寧に供養することが大切です。
お焚き上げは単なる処分方法ではなく、日本の文化に根ざした大切な供養の形です。
物を大切にする心、感謝の気持ちを形に表す文化的な行為として、現代でも多くの方に受け継がれています。
お焚き上げをする5つの方法

お焚き上げを行うには、様々な方法があります。
ここでは、代表的な5つの方法について、それぞれの特徴や向いている状況を詳しく解説します。
お寺や神社に持ち込みか郵送する
最も伝統的なお焚き上げの方法は、お寺や神社に直接持ち込む方法です。
多くの寺社では定期的にお焚き上げの行事を行っており、一般の方からの依頼も受け付けています。
持ち込む場合は、まずは近隣のお寺や神社に電話やメールで問い合わせをし、お焚き上げ可能な品物の確認と料金、日程を相談しましょう。
そいて、指定された日時に品物を持参し、お納めします。
多くの場合、焚き上げ証明書をいただけるので大切に保管しましょう。
また、遠方にお住まいの方は、郵送でも対応してくれる寺社もあります。
この場合、事前に電話で確認し、指定された送付方法に従って品物を送ります。
お寺や神社に依頼するメリットは、伝統的な方法で心も安らぐことと、直接お参りができる点です。
また、比較的費用が抑えられることも魅力です。
一方で、近くに適切な寺社がない場合は不便という点や、受付日時や品物に制限がある場合があるというデメリットもあります。
合同供養のタイミング
多くのお寺や神社では、年に数回、「合同供養」と呼ばれる大規模なお焚き上げの行事を行っています。
この合同供養のタイミングに合わせて品物を納めると、多くの品と一緒に供養してもらえるため、費用も抑えられることが多いです。
主な合同供養の時期としては、春のお彼岸(3月中旬)、夏の施餓鬼(7月〜8月)、秋のお彼岸(9月中旬)、年末の大掃除の時期(12月)などがあります。
これらの時期は地域やお寺によって異なりますので、事前に確認することが大切です。
特に人形供養の場合、「人形感謝祭」など特別な行事を行う寺社もあります。
合同供養のメリットは、費用が個別供養より安いことが多い点と、大規模な供養で厳かな雰囲気の中で送り出せる点です。
ただし、開催時期まで待つ必要があることや、当日は混雑することがあるというデメリットもあります。
お焚き上げ代行・専門サービス
近年では、お焚き上げを専門に行う代行サービスも登場しています。
これらのサービスは、品物を集荷し、提携している寺社でお焚き上げを行う仕組みです。
専門サービスを利用する場合は、ウェブサイトや電話で申し込みをし、段ボールなどの専用キットが送られてきたら、品物を梱包して送り返します。
業者が提携寺社でお焚き上げを行い、後日、供養証明書が送られてきます。
忙しい方や、近くに適切な寺社がない方にとって、便利なサービスといえるでしょう。
専門サービスのメリットは、自宅から手続きができて便利な点、全国どこからでも利用可能な点、プロによる丁寧な対応が受けられる点です。
一方で、寺社に直接持ち込むより費用が高めになることが多い点や、直接お参りができない点はデメリットといえます。
遺品整理業者に依頼する
遺品整理を行う際、多くの思い出の品や供養が必要なものが出てきます。
そんな時、遺品整理業者の中には、お焚き上げのサービスも提供している業者があります。
遺品整理業者に依頼する場合、遺品の仕分けから整理、処分までを一括して任せることができます。
その中で、供養が必要なものをピックアップし、お焚き上げの手配までしてくれるので非常に便利です。
特に、大量の遺品を整理する場合や、遠方で整理を行う場合には大きな助けとなります。
遺品整理業者に依頼するメリットは、遺品整理からお焚き上げまで一括して依頼できる点、プロの目で供養すべきものを判断してもらえる点、遠方からでも依頼可能な点です。
デメリットとしては、業者によってはサービス内容や料金に差がある点、個別のお焚き上げだけを依頼するより費用が高くなる可能性がある点が挙げられます。
葬儀屋に依頼する
葬儀社の中には、お焚き上げのサービスを提供しているところもあります。
特に、故人の遺品や位牌などの供養が必要な場合、葬儀社に相談すると適切なアドバイスや手配をしてくれます。
葬儀社は地域の寺社とのつながりも深いため、適切な寺社を紹介してもらえる場合も。
また、葬儀の際に一緒にお焚き上げの手配をしておくと、後々の手間が省けるというメリットもあります。
葬儀社に依頼するメリットは、葬儀と同時に手配できる便利さ、適切な寺社や方法を提案してもらえる点、宗教的なマナーやしきたりについてもアドバイスが受けられる点です。
一方で、葬儀社によってはサービスを提供していない場合もあるという点や、直接寺社に依頼するより費用が高くなる場合があるという点はデメリットとして挙げられます。
お焚き上げの費用相場【依頼先ごとの料金】

お焚き上げの費用は、依頼先や品物の量、地域によって大きく異なります。
ここでは、主な依頼先ごとの費用相場を紹介します。
お寺・神社に直接依頼する場合
お寺や神社に直接依頼する場合、一般的に3,000円〜10,000円程度、小さな品物なら3,000円前後、大きな品物や量が多い場合は10,000円以上かかることもあります。
また、お寺や神社によっては、お焚き上げの際にお布施を包む習慣があります。
地域や寺社によって金額の相場は異なりますので、事前に確認するとよいでしょう。
合同供養の場合は、個別のお焚き上げより費用が抑えられることが多く、人形一体500円〜3,000円程度が一般的です。
専門サービスに依頼する場合
お焚き上げの専門サービスを利用する場合、段ボール一箱あたり5,000円〜15,000円程度が相場です。
サービス内容によっては、集荷費用や証明書発行費用が別途かかる場合もあります。
また、特殊な品物(大型の仏壇など)は追加料金がかかることがありますので、事前に確認しましょう。
遺品整理業者に依頼する場合
遺品整理とお焚き上げをセットで依頼する場合、遺品整理の費用にプラスして、お焚き上げ費用が発生することが一般的です。
遺品整理業者によっては、お焚き上げサービスを無料で提供しているところもありますが、多くの場合、5,000円〜20,000円程度の追加費用がかかります。
ただし、業者によって料金体系は大きく異なりますので、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
葬儀社に依頼する場合
葬儀社を通じてお焚き上げを依頼する場合、10,000円〜30,000円程度が相場です。
葬儀と同時に手配する場合は、セット割引が適用されることもあります。
特に、故人の位牌や遺影などの重要な品物のお焚き上げは、葬儀社に相談すると適切な対応をしてもらえることが多いです。
いずれの場合も、事前に費用の内訳を確認し、追加料金が発生しないか確認することが大切です。
また、地域や依頼先によって相場は異なりますので、複数の選択肢を比較検討することをおすすめします。
お焚き上げをしたほうが良いもの

お焚き上げの対象となる品物には様々なものがありますが、特に供養が望ましいとされるものをご紹介します。
仏壇・仏具
仏壇や仏具は、長年にわたり先祖を祀るために使われてきた大切なものです。
新しい仏壇に買い替えるときや、仏壇が不要になったときには、必ずお焚き上げによる供養を行うことが望ましいとされています。
特に位牌、お札、経典などの神聖な品物は、決して普通のゴミとして捨てるべきではありません。
これらを粗末に扱うことは、先祖に対する冒涜と考えられてきました。
仏壇のお焚き上げを依頼する際は、専門知識を持つお寺や専門業者に相談するのが安心です。
サイズや素材によっては特別な対応が必要な場合もありますので、事前に確認しましょう。
人形・ぬいぐるみ
日本では、人形やぬいぐるみなどの人の形をしたものには魂が宿るという考え方があります。
特に雛人形や五月人形、日本人形などは、長年家族を見守ってきた存在として、大切に供養するべきとされています。
子どもの成長とともに役目を終えた人形や、思い出のぬいぐるみを手放す際には、単に捨てるのではなく、お焚き上げを通じて感謝の気持ちを伝えましょう。
人形供養の専門イベントを開催する寺社もありますので、そうした機会を利用するのもおすすめです。
遺品
故人が大切にしていた品物や、形見として受け継がれてきた遺品は、そのまま捨てるのではなく、お焚き上げを通じて故人への感謝と敬意を表すことが大切です。
特に故人が身につけていた衣類や持ち物、手紙や日記など、個人的な思い出が詰まった品物は、お焚き上げによって故人の思いとともに天に届けることができます。
遺品整理の際には、どの品物を供養すべきか迷うこともあるでしょう。
そんな時は、遺品整理の専門家に相談するか、故人との思い出や品物の意味を考えながら判断することをおすすめします。
写真
古い写真や不要になった写真は、単に捨てるのではなく、お焚き上げすることが望ましいとされています。
特に故人の写真を処分する場合は、敬意を持って供養することが大切です。
また、デジタル化した後に不要になった紙の写真なども、お焚き上げの対象となります。
写真は思い出が詰まった大切なものですので、手放す際には感謝の気持ちを込めて供養しましょう。
お守り
神社やお寺でいただいたお守りや御札は、一年経ったら返納し、お焚き上げしてもらうのが本来の作法です。
これらは神様や仏様の力が宿ったものとして、粗末に扱うべきではないとされています。
多くの神社やお寺では、古いお守りや御札の返納を受け付けており、定期的にお焚き上げを行っています。
特にお正月や年末の時期、お祭りの時期などに返納するのが一般的です。
ご自分でお守りをお焚き上げするのではなく、必ずお寺や神社に返納するようにしましょう。
お焚き上げができないもの
お焚き上げは火を使った供養方法のため、すべての品物が対象となるわけではありません。
以下に、お焚き上げができない代表的なものをご紹介します。
不燃物(精密機械、ガラス、金属など)
精密機械、ガラス製品、金属製品などの不燃物は、基本的にお焚き上げの対象外となります。
これらは燃やしても完全に灰にならないため、火による供養には適していません。
例えば、デジタルカメラ、スマートフォン、時計、メガネ、金属製のアクセサリーなどは、お焚き上げではなく別の方法で処分する必要があります。
不燃物の処分に悩む場合は、リサイクルショップへの持ち込みや、自治体の分別ルールに従ったゴミ出し、専門業者による回収などの選択肢があります。
また、特に思い入れのある品物の場合は、別の形で供養する方法(水による供養「お流し」など)もありますので、寺社や専門業者に相談してみましょう。
燃やすと有害物質が出る可能性があるもの(プラスチック・ビニール)
プラスチック製品やビニール製品は、燃やすと有害な化学物質が発生する可能性があるため、お焚き上げには適していません。
これらの素材でできた人形やぬいぐるみ、日用品などは、環境への配慮から通常のお焚き上げでは受け付けていない場合が多いです。
ただし、専門のお焚き上げサービスの中には、環境に配慮した特殊な焼却施設を使用して、これらの素材も受け付けているところもあります。
プラスチック製やビニール製の品物を供養したい場合は、事前に依頼先に相談し、対応可能かどうか確認しましょう。
引火性のある物や危険物
ガソリン、灯油、アルコールなどの引火性の高い液体や、スプレー缶、ライターなどの危険物は、火災の危険があるため絶対にお焚き上げできません。
これらは爆発や火災の原因となる可能性があり、お焚き上げの安全性を著しく損なうものです。
また、医薬品や化学薬品なども、燃やすことで有害物質が発生する可能性があるため、お焚き上げには適していません。
これらの品物は、自治体の指定する方法で適切に処分するか、専門の廃棄物処理業者に依頼しましょう。
なお、お焚き上げできない品物でも、心を込めて感謝の気持ちを表すことはできます。
例えば、最後にきれいに拭いてから処分する、お焚き上げできる部分だけを取り外して供養する、別の形で供養する(お札を添えるなど)などの方法があります。
品物に対する感謝の気持ちが大切ですので、自分なりの方法で敬意を表すことを心がけましょう。
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