雛人形を供養しないとどうなる?みんなはどうしてる?11つの手放し方も紹介!
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雛人形は女の子の健やかな成長を願って飾る大切なものですが、子どもが大きくなったり、引っ越しなどで飾らなくなったりすると、「どう処分すればいいの?」と悩む方が多いです。
また、「雛人形を供養せずに処分すると、何か良くないことが起こるのでは…?」と気になる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、雛人形を供養しないとどうなるのか、そしてみんなは実際にどのように処分しているのかを詳しく解説します!
この記事では以下を詳しく紹介します。
・雛人形は供養しないとどうなる?
・雛人形の処分はみんなはどうしてるの?
・雛人形を処分する際の注意点
・雛人形の処分と供養のよくある疑問
最後まで読めば、雛人形の正しい手放し方が分かりますよ。
目次
雛人形は供養しないとどうなる?

「雛人形を適当に捨てると呪われる」「ちゃんと供養しないと祟りがある」など、怖い話を聞いたことがある人もいるかもしれません。ここでは雛人形にまつわる噂について解説します。
雛人形には「魂が宿る」と考えられている
日本では昔から、人形には魂が宿ると考えられてきました。特に雛人形は、子どもの厄を引き受ける役割を持っているとされているため、普通のゴミのように処分するのはためらわれるケースも多いです。
実際、雛人形を捨てるのが心苦しく「何か悪いことが起こるのでは…?」と不安に感じる人は多いかもしれません。もし不安であれば、お寺や神社で供養してもらえば、安心して手放せるでしょう。
供養しないと本当に悪いことが起こる?
「供養しなかったから不幸になった!」といった科学的な根拠はありません。ただし気持ちの問題として「きちんと供養すればスッキリする」「モヤモヤが残らない」と感じる人も多いでしょう。
また長年大切にしてきた雛人形をゴミとして捨てるのは、なんとなく後ろめたい気持ちになるもの。供養をすれば、心のわだかまりがなくなるメリットがあります。
供養しないで普通に処分することも可能
実際には、供養をせずに処分しても問題はありません。例えば、以下のような方法があります。
- 自治体のルールに従って可燃ゴミ・不燃ゴミとして捨てる
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリやネットオークションで譲る
ただし、気持ち的に「ちゃんとお別れしたい」と思うなら、供養を考えてみても良いでしょう。
雛人形の処分みんなはどうしてるのか

雛人形の処分には、様々な方法がありますが、例えば以下の方法があります。
- リサイクルショップや骨董品買取へ持ち込む
- リメイクする
- 寄付をする
まずリサイクルショップや骨董店へ持ち込む方法です。雛人形は伝統的な工芸品として評価され、骨董品として価値があるケースもあります。
特に古いものや有名なメーカー・手作りの雛人形は、高値で売れることも。リユースの機会を提供し、価値を次の世代に引き継ぐため、処分しながらも何かしらの形で役立てられます。
次に「アート作品としてリメイクする」という方法です。雛人形が状態的に破損している場合でも、アーティストやクラフト作家に依頼し、雛人形をアート作品として生かす道もあるでしょう。
例えば補修をしたり、新たな素材と組み合わせれば、現代的なインテリアとして生まれ変わる可能性も。リメイクによって、雛人形の歴史や思い出を失わず、新たな命を吹き込めるでしょう。
またDIYや手作りが好きな方には、リメイクもおすすめです。雛人形の衣装や飾りを使った、オリジナルのアート作品もよいでしょう。小物やパーツを再利用して、家のインテリアとして楽しむのもおすすめです
さらに「環境団体への寄付」もよいでしょう。貴重な雛人形であれば、環境保護活動や文化保護を行っている団体に寄付するのもおすすめです。
団体によっては、地域の文化や歴史を守るために役立てられ、社会貢献に繋がる可能性もあります。
雛人形の処分方法は処分だけでなく、価値を新たな形で活用できる方法がたくさんあります。自分に合った方法を選ぶと、雛人形の思い出を大切にしながら、気持ちよく処分できるでしょう。
雛人形の正しい処分方法11選

雛人形は、ひな祭りの象徴として多くの家庭で大切に飾られますが、時が経つとその処分に悩むこともあります。雛人形を処分する際には、ただ捨てるのではなく以下の方法がおすすめです。
- 神社やお寺での人形供養
- 郵送で行う人形供養サービス
- 日本人形協会の供養代行
- 自治体の可燃ごみとしての処分
- 子どもや孫への受け継ぎ
- NPO法人や施設などへの寄付
- フリマアプリ・オークションサイトで販売
- リサイクルショップに買取してもらう
- ジモティや知人・友人に譲る
- 遺品整理業者に供養と処分を依頼する
- 不用品回収業者や便利屋に処分を依頼する
ここでは、雛人形を正しく処分するための11の方法を紹介します。
神社やお寺での人形供養
日本では、神社やお寺で人形供養が可能です。人形は「魂が宿る」と考えられており、供によって魂を安らかにするといった意味があります。
多くの神社やお寺では、毎年一定の期間に人形供養のための儀式を行っているため雛人形を持ち込むとよいでしょう。
供養の際には、雛人形を持参して奉納できます。手順や費用については、事前に確認しておくとスムーズですよ。供養後、人形は火葬され、処分されるのが一般的です。
郵送で行う人形供養サービス
最近では、郵送で人形供養を依頼できるサービスも増えてきました。そのため遠方に住んでいる場合や、神社・お寺に直接行けない場合に便利です。
専門の業者に雛人形を郵送するだけで、供養を行ってもらえますよ。多くの業者は、供養後に丁寧に処分してくれるため、心配なく依頼できます。郵送の場合、送料のほかに別途処分費用が必要です。事前に確認しておきましょう。
日本人形協会の供養代行
日本人形協会では、人形の供養を代行してくれるサービスを行っています。処分する際の手順は以下を参考にしてくださいね。
- Web申し込み
- 「お人形差出キット」が送られてくる
- 供養したい人形を梱包し返送
- 供養代金の支払い
- 毎年10月頃に行われる「東京大神宮人形感謝(供養)祭」にて供養される
- 供養完了のハガキが届く
処分費用はダンボール1箱につき、5000円+送料です。供養の際には、儀式も行われるため、心安らかに処分ができるでしょう。
自治体の可燃ごみとしての処分
雛人形は可燃物であるケースが多いため、自治体の可燃ごみとして処分が可能です。ただし自治体によっては人形の処分方法が異なる場合があるため、事前に確認してみましょう。
また人形に飾りや衣装が付いている場合は、分解してから出す必要があります。可燃ごみとして処分する場合も最後に感謝の気持ちを込めて処分しましょう。
子どもや孫への受け継ぎ
雛人形は家族の伝統を象徴するものでもあります。そのため処分する前に、子どもや孫に受け継いでもよいでしょう。代々受け継がれることで、家族の絆が深まるきっかけになるかもしれません。
もし使っていない雛人形があれば、家族や親せきに必要ないかを聞いてみるのもおすすめ。受け継ぐ際には、キレイな状態にしてから引き渡すと、気持ちよく受け取ってもらえます。
思い入れがある雛人形は次世代に伝えていきましょう。
NPO法人や施設などへの寄付
雛人形を使わなくなった場合、NPO法人や施設に寄付する方法もあります。子どもたちが集まる施設や地域の福祉施設では、雛人形を飾ることで、地域の文化や伝統を学ぶ機会になるでしょう。
寄付先を選ぶ際には、施設が受け入れをしているのか、事前に問い合わせて確認してくださいね。寄付を通じて、雛人形をより多くの人に楽しんでもらえます。
フリマアプリ・オークションサイトで販売
まだ使える状態の雛人形は、フリマアプリやオークションサイトで販売してもよいでしょう。特に希少なデザインや手作りのものなどは、欲しい人がいるかもしれません。
出品の際には、雛人形の状態を詳しく説明するとトラブルになりにくいでしょう。売れば再利用されるため、環境にも優しい方法です。
リサイクルショップに買取してもらう
リサイクルショップに雛人形を持って行き、買取してもらう方法もあります。特に状態が良く、価値がありそうなものはリサイクルショップに持ち込みましょう。
思わぬ高値で買い取ってくれる可能性もあるため、いくつかのお店を回ってみるのもおすすめ。買取が成立すれば、処分もスムーズですよ。
ジモティや知人・友人に譲る
雛人形をジモティなどの掲示板サービスで譲ったり、知人や友人にプレゼントする方法もあります。
子どもがいる家庭や伝統を重んじる家庭では、雛人形を探しているケースもあるでしょう。譲る際は雛人形の状態や年齢に合っているかを考慮し、受け取ってもらえるか確認しつつ話を進めるとスムーズです。
遺品整理業者に供養と処分を依頼する
遺品整理をしている際に雛人形が見つかった場合は、遺品整理業者に依頼すれば、供養を含めた処分を一括で可能です。業者によっては、供養サービスをオプションで行っている可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。
不用品回収業者や便利屋に処分を依頼する
不用品回収業者や便利屋に雛人形の処分を依頼可能です。専門業者が自宅まで不要なものを回収しに来るため、数が多い時や大きな物を処分したい時に便利でしょう。
業者によっては、供養サービスもセットで行っている場合もあるため、希望に合わせたサービスを依頼してくださいね。また回収料金や処分方法についても事前にしっかりと説明を受けておくと安心です。
雛人形を処分する際の注意点

雛人形はひな祭りで毎年飾られますが、子供の成長によっては処分を検討するケースもあります。しかし代々受け継がれてきた雛人形や、長年使用されてきた雛人形を処分する際は、取り扱いに注意しましょう。
正しい処分をしないと、せっかくの思い出の品が残念な最後を迎えてしまうかもしれません。そのため雛人形を処分する際は、方法やタイミングに関して慎重に考えましょう。
処分方法にはいくつかの方法がありますが「そのままでは捨てにくい」と感じたら、「供養」がおすすめ。
人形には魂が宿っていると言われており、特に古いものや代々受け継がれてきた雛人形ほど思い入れが強いものです。
供養なら、心を込めて感謝の気持ちを伝えられます。供養の方法は、主に以下の2つです。
- 専門の供養施設に依頼する
- 地域の神社で供養祭に持ち込む
しっかりと供養をすれば、大切な思い出をしっかりと見送れるでしょう。また供養以外にも、寄付やリサイクルもありますが、それぞれの注意点が存在します。
ここでは雛人形を処分する際に注意したい点について見ていきましょう。
人形供養は早めに問い合わせして予定など確認する
雛人形を供養する際は、早めに問い合わせを行い、供養の予定や必要な手続きについて確認しておくと安心です。
特に供養を行う神社や寺院・専門の施設では、以下について事前に確認しておく必要があります。
- 供養の日時
- 場所
- 参加方法
- 供養の費用
特に繁忙期であるひな祭りの前後は、受付の混雑が予想されるため、早めに手続きを行いましょう。
供養を依頼する際は予約が必要な可能性があるため、事前に連絡しておくとスムーズに参加できます。また供養を行う場所が遠方にある場合、交通手段やスケジュールを調整しておきましょう。
さらに供養をするための費用や必要なものも確認しておくとスムーズです。事前に把握し、心の準備をしておくのが大切です。
寄付は破損や汚れがあると受け付けてくれない可能性も
雛人形の処分方法として、寄付をする方法もあります。しかし寄付先によっては、雛人形の破損や汚れがある場合、受け付けてもらえないかもしれません。そのため可能な限りキレイな状態に整えましょう。
寄付を考えるなら、まず寄付を受け付けている施設や団体を探し、条件を確認しましょう。地域の福祉施設や、リサイクルショップ・ボランティア団体が寄付を受け入れているケースがありますが、団体によって状態に関する基準が異なります。
多くは目立った破損や汚れがない状態を求めている場合が多く、完全に新品同様の状態のみ受け入れる施設もあるでしょう。
寄付をする前に雛人形をきれいに洗ったり、必要に応じて修理を依頼したりすることを検討するのがおすすめです。
もし破損がひどくて修復が難しい場合は、寄付先にその旨を伝え、受け入れ可能かどうか確認してみましょう。
自治体で処分する場合は分別が必要
自治体での処分を考える場合、雛人形を分別して出す必要があります。自治体によって処分方法が異なるため、事前に地域のごみ処理ガイドラインを確認しましょう。
雛人形は一般的に可燃ごみや不燃ごみとして分類されるケースが多いですが、衣装や装飾部分の素材によっては分別が必要です。そのため雛人形の衣装や素材を確認しておきましょう。
人形本体は陶器やプラスチック、木材などで作られている物が多く、不燃ごみとして処分可能です。
しかし衣装が布で作られている場合、可燃ごみとして分別しなければなりません。
また顔の部分がガラスでできているものや、金具が付いている場合は、金属とガラスの部分を取り外して分別するとよいでしょう。
雛人形の処分と供養のよくある疑問

雛人形は長年大切にされてきたため、供養をして感謝の気持ちを伝えたいと思う方が多い一方で、方法や費用について不安や疑問を感じる人も多いでしょう。ここでは、雛人形に関するよくある疑問について解説します。
ぬいぐるみも一緒に供養できる?
雛人形とぬいぐるみは、姿こそ異なるものの、どちらも「人形」として扱われます。そのため雛人形の供養を行っている神社や寺院では、ぬいぐるみも一緒に供養できる場合も。
供養の目的は、物に宿る魂に感謝し、魂を安らかに送るためです。そのため、ぬいぐるみも供養できるケースが多いでしょう。
人形供養の費用はどのくらい?
人形供養には費用がかかるのが一般的ですが、金額は場所や施設・供養の方法によって異なります。
例えば、神社や寺院で行う供養祭の場合、1体の人形につき数千円から1万円程度の供養料でしょう。費用には、以下の費用が含まれてます。
- 供養祭に参加するための費用
- 祭壇に飾るための料金
- お守りやお札を授かる費用
また供養を専門に行っている業者に依頼する場合、サービス内容によっても料金が異なるため注意しましょう。
例えば雛人形の供養を専門的に行う業者では、個別に供養を行っている場合があり、1体ごとに料金が設定されています。通常の供養祭よりも高額になる可能性がありますが、丁寧な供養を依頼する場合に便利です。
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雛人形の供養処分についてお悩みの方は、専門のサービスの利用がおすすめです。「しあわせの遺品整理」では、雛人形の供養や処分を行うサービスを提供しています。
大切にされてきた雛人形を、心を込めて供養し、正しく処分すれば、思い出を大切にしながら気持ちよく送り出せるでしょう。
当社では、雛人形をただ単に処分するだけではなく、魂を安らかにするための供養もセットで行っています。大切な雛人形が安らかに供養されれば、感謝の気持ちも伝わるでしょう。
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雛人形を供養することで、物に込められた思いを大切にし、感謝の気持ちをしっかりと伝えられるでしょう。心のこもった処分なら「しあわせの遺品整理」にお任せください。相談・お見積りをお待ちしております。

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