遺品と遺留品の違いとは?意味の違いと処分方法の違いを解説!
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「遺品と遺留品って何が違うの?」
「故人の持ち物を整理するとき、どう分類したらいいのだろう?」
そんなふうにお悩みではありませんか?
大切な方との別れの後に直面する遺品整理は、悲しみの中で行う作業であり、何が遺品で何が遺留品なのか混乱することも少なくありません。
しかし、これらの違いを理解することで、より適切な対応ができるようになります。
この記事では、遺品と遺留品の違いから処分方法まで、以下のような内容を中心に詳しく解説していきます。
・遺品と遺留品の根本的な違い
法的な位置づけや取り扱いの違いについて説明します。
・それぞれの適切な処分方法
形見分けの進め方から専門業者への依頼方法まで実践的なアドバイスを紹介します。
・遺品整理を進める際の注意点
親族間のトラブルを防ぎ、円満に遺品整理を進めるコツを解説します。
・価値ある品物の見極め方
思わぬ価値がある遺品を見落とさないためのポイントを紹介します。
・専門業者に依頼するメリット
遺品整理のプロに依頼することで得られる安心感や効率性について解説します。
遺品整理を控えているご遺族の方や、大切な人の形見をどう扱うべきか迷っている方は、ぜひ最後までお読みください。この記事が、故人の想いを大切にしながら遺品整理を円満に進めるための一助となれば幸いです。
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目次
遺品と遺留品の違いとは

遺品と遺留品は、どちらも故人の持ち物を指す言葉ですが、その取り扱いや法的な位置づけに大きな違いがあります。まずはその基本的な違いについて見ていきましょう。
遺品とは何か
遺品とは、故人が亡くなった後に残された個人の所有物全般を指します。故人が生前に使用していた日用品や衣類、趣味の道具、写真、アルバム、手紙など、あらゆる私物が遺品に含まれます。
遺品のは基本的には相続の対象となり、遺族や親族が相続する権利を持つものです。
また、故人との思い出が詰まった品々も多く、感情的な価値を持つものが多いのも特徴です。
遺品の中でも特に重要なものには、遺言書や預金通帳、不動産の権利書などの法的・財産的価値を持つ書類があります。
これらは相続手続きに必要となるため、遺品整理の際には最初に探し出して大切に保管しておく必要があります。
また、故人の趣味に関連する品々や記念品、写真アルバムなど、金銭的価値よりも思い出としての価値が高いものも多く含まれます。
これらは形見分けの対象となることが多く、親族間で分け合うことで故人の記憶を共有し継承していくことができます。
さらに、日常的に使用していた家具や電化製品、衣類なども遺品に含まれます。これらは必要に応じて活用したり、寄付したり、処分したりすることになります。
遺品は故人の人生そのものを物語る貴重な品々でもあるため、整理する際には丁寧に扱い、故人の想いを尊重する姿勢が大切です。
遺留品とは何か
遺留品とは、公共の場や施設で亡くなられた方の所持品を指します。
病院や老人ホーム、ホテル、交通機関など、自宅以外の場所で亡くなられた場合に、その場所に残された持ち物がこれにあたります。
遺留品の特徴として、基本的には施設や警察などが一時的に保管し、その後遺族に引き渡されるという流れがあります。そのため、一定期間内に引き取り手がない場合は、法的な手続きを経て処分されることもあります。
具体的には、病院で亡くなった場合の入院中に使用していた衣類や身の回り品、老人ホームに入居していた方の居室内の私物、ホテルに宿泊中に亡くなった場合の荷物、事故や災害で亡くなった場合の所持品などが遺留品に含まれます。
遺留品の取り扱いには、各施設や警察などでルールが定められています。例えば、病院では看護師が遺留品を整理してリスト化し、家族に引き渡す準備をします。警察が関与する場合は、より厳格な手続きで遺留品が管理されます。
遺族の方は、遺留品を受け取る際に身分証明書の提示や受領書へのサインを求められることがほとんどです。これは、大切な故人の所持品を確実に正当な遺族へ引き渡すための重要な手続きです。
遺留品の中には、故人が最期の時に身につけていたものや使っていたものも含まれるため、感情的な価値も非常に高いものです。施設や警察から連絡を受けた際には、できるだけ早く受け取りに行くことをおすすめします。
遺品の処分方法とは

遺品の処分方法はいくつかあり、それぞれの品物の価値や意味に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。ここでは代表的な処分方法について詳しく解説します。
形見分けをする
形見分けとは、故人の遺品を親族や親しい友人などで分け合うことです。特に思い出の品や価値のあるものは、故人との絆を感じられる大切な形見として受け継がれることが多いです。
形見分けを円満に進めるためには、事前に親族間でしっかりと話し合うことが不可欠です。誰がどの品物に思い入れがあるのか、どのように分配するのが公平かなどを丁寧に相談しましょう。
特に高価な品物(貴金属や美術品など)は、専門家による査定を受けてから分配すると、後々のトラブルを防ぐことができます。金銭的価値と感情的価値の両方を考慮して分配することが大切です。
また、形見分けの際には、故人の意向も尊重することが重要です。遺言書やエンディングノートに希望が記されている場合は、それに従うことで故人の最後の願いを叶えることができます。
形見分けでは、「これは〇〇さんが使っていたから」「〇〇さんが好きだったから」など、故人との思い出や関係性を大切にして分け合うことで、故人を偲ぶ機会にもなります。
複数の相続人がいる場合は、話し合いの内容を記録に残しておくと良いでしょう。後から「あの時は違う約束をしていた」などのトラブルを防ぐことができます。
思い出の品として保管する
特に思い入れの深い遺品は、思い出の品として大切に保管することも選択肢の一つです。写真アルバムや手紙、記念品など、故人との思い出が詰まったものは、捨てるには忍びない場合も多いでしょう。
保管する際には、適切な方法で長期保存できるように工夫することが大切です。写真や手紙などの紙製品は、湿気やほこり、直射日光を避け、中性紙の封筒や箱に入れて保管すると長持ちします。
また、デジタル化することも検討してみてください。写真や手紙をスキャンしてデータとして保存することで、劣化を防ぎながら、かさばらない形で思い出を残すことができます。
思い出の品を子や孫に伝えるためには、それぞれの品にまつわるエピソードやストーリーを書き残しておくと、より深い意味を持つ形見となります。「この時計はおじいちゃんが大切にしていたもので…」といった背景情報があると、次の世代にとっても愛着が湧きやすくなります。
大量の思い出の品がある場合は、特に思い入れの強いものだけを厳選して残すことも検討しましょう。すべてを保管しようとすると、スペースの問題も出てきますし、整理する意味も薄れてしまいます。
思い出の品として保管するものを選ぶ際には、「この品が自分にとってどのような意味を持つのか」「故人の何を思い出させてくれるのか」などを考えながら選ぶと良いでしょう。
供養をする
故人が大切にしていたものや、長年使っていたものは、供養という形で感謝の気持ちを込めて送り出す方法もあります。特に日本では、物にも魂が宿るという考え方があり、丁寧に別れを告げる文化があります。
人形や縫いぐるみ、仏具、位牌などは、神社やお寺で「お焚き上げ」という供養をしてもらうことができます。地域によっては「人形供養祭」など、特定の日に行われる行事もありますので、地元の神社やお寺に問い合わせてみると良いでしょう。
着物や帯などの和装品も、長年使われてきたものは供養を行うことがあります。着物の供養を専門に行っている寺院もありますので、検索してみるとよいでしょう。
また、家電製品やデジタル機器に保存されているデータも、一種の「デジタル遺品」として考え、内容を確認した上で適切に処理することが大切です。写真や動画、メールなどの思い出の記録は保存し、必要のないデータは初期化して処分するなど、デジタル機器の「供養」も考えましょう。
供養を行うことで、物を単に捨てるのではなく、感謝の気持ちを込めて送り出すことができます。これは遺品を整理する側の気持ちの整理にもつながります。
どうしても捨てられないという気持ちがある場合は、無理に処分する必要はありません。少しずつ心の準備をしながら、自分のペースで供養や処分を考えていくことも大切です。
寄付をする
故人の遺品の中でまだ十分に使える状態のものは、寄付という形で誰かの役に立てることもできます。特に衣類や家具、日用品などは、必要としている人に届けることで新たな価値を生み出します。
衣類や食器、タオルなどの日用品は、リサイクルショップや福祉施設、災害支援団体などで受け付けていることが多いです。特に季節の変わり目には衣類の寄付を募集していることが多いので、問い合わせてみるとよいでしょう。
本や教材などは、図書館や学校、児童施設などに寄付することで、多くの人に読まれる機会を作ることができます。特に専門書や希少な本は、専門図書館などで重宝されることもあります。
また、海外の支援を行う団体では、文房具や衣類、毛布などを受け付けていることもあります。国際協力に関心があった故人の遺品であれば、その意思を引き継ぐ形で国際支援に役立てることも意義深いことでしょう。
寄付を考える際には、事前に各団体のウェブサイトや電話で受け入れ条件を確認することが重要です。状態や品目によっては受け付けていない場合もありますので、確認してから持ち込むようにしましょう。
寄付という形で故人の遺品を誰かの役に立てることは、故人の思いや品物の価値を別の形で継承することになり、また捨てるという罪悪感も軽減されます。
遺品整理業者に依頼する
遺品の量が多い場合や、遠方に住んでいる場合、また精神的・肉体的な負担を軽減したい場合は、専門の遺品整理業者に依頼するという選択肢もあります。
遺品整理業者は単なる片付けだけでなく、遺品の仕分けや査定、買取、処分などを総合的に行ってくれます。特に貴重品や思い出の品の取り扱いに慣れているため、大切なものを見落とすリスクも減らせます。
業者選びのポイントとしては、遺品整理士などの資格を持っているか、実績や口コミはどうか、料金体系は明確か、買取サービスはあるかなどを確認するとよいでしょう。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
特に注目したいのは、買取サービスを行っている業者です。遺品の中には骨董品や美術品、貴金属など価値のあるものが含まれていることもあります。こういった品物を適正価格で買い取ってもらうことで、遺品整理の費用を抑えることも可能です。
遺品整理業者に依頼する際には、事前に整理の方針や大切にしたい品物について伝えておくことが重要です。「この写真やアルバムは必ず残したい」「位牌や仏具は丁寧に扱ってほしい」など、特に気をつけてほしいポイントを明確に伝えましょう。
また、遠方に住んでいる場合でも、業者によっては立ち会いなしで作業を進めてくれるサービスもあります。写真や動画で作業の進捗状況を報告してくれる業者もありますので、安心して任せることができます。
遺留品の処分方法

遺留品はその性質上、遺品とは異なる処分方法を取る必要があります。ここでは、遺留品を処分する際の主な方法について説明します。
自分で遺留品を処分する
遺留品を施設や警察から受け取った後は、基本的に遺品と同じく、ご家族で処分する方法があります。
まず重要なのは、遺留品の中に貴重品や重要書類がないか確認することです。財布の中の現金や身分証明書、クレジットカード、携帯電話など、個人情報が含まれるものや価値のあるものを最初に仕分けておきましょう。
衣類や日用品などは、状態によって寄付したり、リサイクルに出したり、処分したりと適切な方法を選びます。
故人が病院や施設で使用していた衣類などは、思い出としてとっておきたい方もいれば、処分したいと考える方もいるでしょう。それぞれの思いに合わせて判断するとよいでしょう。
医療機器や福祉用具などがある場合は、レンタル品である可能性もあります。レンタル品の場合は返却の手続きが必要になりますので、病院や施設に確認してください。
処分する際には、自治体のごみ出しルールに従って分別することが大切です。特に大型の医療機器や電化製品などは、粗大ごみとして別途手続きが必要になることもあります。
また、遺留品の中には故人の最期の時に身につけていたものなど、特に思い出深いものもあります。そういったものは形見として大切に保管することもできます。
自分で処分する場合でも、心理的な負担を感じることは決して珍しくありません。必要に応じて家族や親族に手伝ってもらったり、少しずつ進めたりと、自分のペースで行うことが大切です。
遺品整理業者・不用品回収業者に依頼する
遺留品の量が多い場合や、処分に迷う場合は、専門の業者に依頼することも選択肢の一つです。特に医療機器や介護用品など、専門的な知識が必要な品物がある場合は、適切に処分できる業者に任せると安心です。
遺品整理業者に依頼するメリットとしては、遺留品の中から価値のあるものを見極めて買取してくれる可能性があることや、個人情報の適切な処理を行ってくれることなどが挙げられます。また、時間や労力の節約にもなります。
不用品回収業者に依頼する場合は、単なる回収だけでなく、分別や処分方法についても適切に対応してくれる業者を選ぶことが重要です。また、許可を持った正規の業者であるかも確認しましょう。
業者選びのポイントとしては、料金体系が明確であること、口コミや評判が良いこと、実績があることなどを確認するとよいでしょう。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
また、業者に依頼する前に、遺留品の中で特に大切にしたいものや処分したくないものをあらかじめ取り分けておくことも重要です。業者に全てを任せるのではなく、自分たちで判断すべきものは事前に選別しておきましょう。
遺留品の中には故人の最期の時に使用していた品々も含まれるため、感情的な価値も非常に高いものです。そのため、業者選びには特に慎重になり、丁寧な対応をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
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