終活における「身辺整理」とは?身辺整理すべき7つことも詳しく解説します
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- 生前整理
終活を進める中で、「身辺整理」がなぜ重要なのか気になりませんか?
実は身辺整理をしっかり行うことで、残された家族の負担を大きく減らせるだけでなく、自分自身の生活の質も向上させることができます。
この記事では、終活における身辺整理の定義から、具体的な方法、メリットまで詳しく解説していきます。
・終活における身辺整理の意味
身辺整理とは何かを説明します。財産の把握や不用品の処分だけでなく、その意義などについても理解しておきましょう。
・身辺整理すべき対象とは
身辺整理といっても何を整理すべきか迷う方もいるはずです。整理すべきものを7種類に分けて解説します・
・身辺整理を成功させるためのポイント
身辺整理を成功させるコツを遺品整理や終活のプロの目線で解説します。
・身辺整理を始める時期
身辺整理をいつ始めるべきか、ライフステージ別に解説します。
・身辺整理で困った場合の相談先
身辺整理で困ったこと、迷いが生じた場合に誰に相談すべきかを説明します。
ぜひ参考にしながら、身辺整理を始めてみてください。
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目次
終活における「身辺整理」とは

終活における身辺整理とは、人生の後半に向けて、自分の所有物や人間関係、契約関係などを整理する作業のことです。
具体的には、財産の把握、不要な持ち物の処分、重要書類の整理、契約の見直しなどが含まれます。
身辺整理は単なる片付けとは異なり、自分の死後に家族が困らないようにする準備でもあります。
また、整理を通じて今後の人生をより豊かに過ごすための基盤作りになる行為ともいえるでしょう。
終活の身辺整理で得られる3つの大きなメリット

終活の身辺整理をすることで遺族の負担を軽くするだけでなく、あなたの人生にも前向きなメリットがあります。
具体的にどのようなメリットがあるかを説明します。
遺族の負担を軽くできる
身辺整理を行うことで、残された家族の精神的・物理的な負担を大幅に軽減できます。
遺品整理にかかる時間や費用、重要書類を探す手間など、遺族にかかるストレスを最小限に抑えられるからです。
特に大切な人を無くしたあとに、遺族が事務的な作業をするのは精神的にも大きな負担です。
そこであなたが身辺整理をしておけば、遺族の気持ち的な負担も軽減できるでしょう。
さらに、財産の所在や金融機関の口座情報などを明確にしておくことで、相続手続きもスムーズに進みます。
残りの人生で快適な生活環境が手に入る
身辺整理で不要なものを処分し、必要なものだけに囲まれた生活は、心身ともにすっきりします。
物理的なスペースが広がるだけでなく、精神的にも余裕が生まれるため、日々の生活がより快適になります。
また、大切なものや思い出の品を厳選することで、本当に大切にしたいものに囲まれた生活を実現できるでしょう。
身辺整理は「死ぬ準備」と思う人がいますが、自分に必要なものだけを選定して、今後の人生を身軽に生きていくためにも重要な準備です。
人生の棚卸しができる
身辺整理は、これまでの人生を振り返る貴重な機会となります。
大切な思い出や成し遂げてきたこと、後悔していることなどを整理することで、自分の人生を客観的に見つめ直すことができます。
この棚卸しを通じて、残りの人生でやりたいことや大切にしたいことが明確になるケースも少なくありません。
たとえば、身辺整理で改めて家族との思い出を振り返り、その重要さを実感する人もいるでしょう。
また、昔貰った賞状などを見て自分が努力してきたことを振り返り、また新しく努力する対象を見つけようという気力が湧く人も。
このように人生の棚卸しをすることで、さらに前向きに残りの人生を過ごす気力が湧いてきます。
大切なもの・こと・人を再確認できる
整理の過程で、忘れかけていた大切な人との思い出や、長年手つかずだった趣味の道具などに出会うことがあります。
改めて人生で本当に大切なものは何かを考えるきっかけとなり、残りの人生の指針になることもありますよ。
例えば、身辺整理で出てきた昔の日記帳を読んで「そうだ、あの頃は忙しくてできなかったけどずっと茶道をやってみたかった」と思い返し、今から新しい趣味として始めることもできるでしょう。
さらに嬉しいのが、連絡が途絶えていた友人との再会など、新たな人間関係の構築につながることもあること。
年をとると新しい人間関係を構築する機会が減りますが、疎遠になった人と再度ご縁を結ぶきっかけになってくれるかもしれません。
関連記事:「生前整理とは?いつから始める?メリット・デメリットと進め方の5ステップを紹介!」
終活で身辺整理をするべき対象7つ

終活の身辺整理で具体的に何を処分したら良いのかを説明します。
財産と貴重品
財産や貴重品の整理は、身辺整理の中でも特に重要な項目です。
まず整理すべき代表的なものは、以下のとおりです。
不動産関連書類(権利証、固定資産税納税通知書、賃貸契約書など)
保険証券(生命保険、火災保険、医療保険、個人年金保険など)
有価証券(株券、投資信託、国債、社債など)
貴金属類(指輪、ネックレス、時計、貴重品の購入証明書など)
年金関連書類(年金手帳、年金証書、加入記録など)
これらの資産リストをエクセルや専用のノートにまとめ、保管場所も含めて記録しておきましょう。
定期的に内容を更新し、信頼できる家族と共有することで、万が一の際もスムーズな対応が可能になります。
これらは相続関連の手続きにも重要なので、かならず整理の際にわかりやすい場所へ置いておきましょう。
身の回りの持ち物の断捨離
日常的に使用する衣類、家具、家電、趣味の品など、生活に関わるあらゆる物を対象に整理を進めます。
「今後本当に必要か」「誰かに譲れないか」という視点で判断し、不要なものは処分していきましょう。
具体的には以下の条件に当てはまるものは捨てるなどして、処分をするのがおすすめです。
家具:同じ用途のものが複数ある場合は、使用頻度の高い1つだけ残す
家電:故障している、または3年以上使っていない家電は処分
趣味の品:今後3ヶ月以内に使う予定がないものは処分を検討
本・雑誌:2年以上読み返していない本は図書館への寄贈を検討
食器:来客用を含めて家族の人数×1.5セットを目安に
思い出の品は写真に収めてデジタル化するなど、物理的な量を減らす工夫も有効です。
また、「捨てる・売る・譲る・寄付する」の4つの選択肢を意識すると仕分けしやすくなります。
特に高価なブランド品は買取サービスを活用することで、整理費用の足しにもなるので、売却も検討してみましょう。
人間関係
連絡先の整理、交友関係の棚卸し、葬儀の連絡先リストの作成なども身辺整理の重要な要素です。
特に古い名刺や年賀状などを整理することで、現在の人間関係を改めて確認できます。
具体的には以下のようなものを重点的に整理する等にしましょう。
年賀状リストの見直し:3年以上音信不通の人は整理対象
スマートフォンの連絡先整理:重複登録の削除、名前のみで誰か分からない人の確認
SNSのフォロー関係の整理:不活発なアカウントのフォロー解除
名刺の整理:現在も交流がある人のみデジタル化して保管
緊急連絡先リストの作成:親族、親しい友人、かかりつけ医など最低10件を記載
人間関係を「要不要」でわかるのは気が引けるかもしれませんが、すべての人間関係をキープするわけにはいきません。
以上のような人間関係を整理できる書類などを活用して、整理をおこないましょう。
また、この整理作業を通じて久しく連絡をとっていなかった友人とご縁が復活することも。
人間関係の整理は決してネガティブな意味合いだけではないので、前向きな気持ちでやってみると良いですよ。
各種契約とサービス
公共料金、携帯電話、インターネット、新聞、雑誌の定期購読など、あらゆる契約やサービスを見直しましょう。
そのままにしていると、万が一の際にご家族が契約を把握できずに、解約漏れで余計な料金が発生するかもしれません。
不要なサービスは解約し、必要なものは支払い方法や契約者の変更手続きなどを確認します。
具体的には、以下のようなサービスがあるので事前に自分の契約ごとを見直しておきましょう。
特に自動更新の契約は、必要性を再確認し、不要なものは早めに解約手続きを進めましょう。
これにより、毎月の支出を最適化できるだけでなく、将来的な手続きを簡易にできます。
デジタルデータ・アカウント
SNSアカウント、メールアドレス、クラウドストレージなど、デジタル関連の整理も忘れずに行いましょう。
不要なアカウントは削除し、重要なデータはバックアップを取っておくのがおすすめです。
また、アカウントのログイン情報を一元管理し、信頼できる人に共有しておけば、SNSを通じてあなたがなくなった後にお知らせを出したり、アカウントの削除などの手続きをしてもらえます。
なお整理すべきデジタルデータやアカウントは以下のようなものになるので、自分が使っている物をリストアップし、ログイン情報などを整理しておきましょう。
メールアドレス:使用頻度の低いフリーメールは削除し、重要なものは2段階認証を設定
クラウドストレージ:Googleドライブ、iCloud、Dropboxなどの整理と容量確認
アプリアカウント:スマホに入れているアプリのログイン情報を一覧化
パスワード管理:パスワードマネージャーの活用または、専用ノートを作成
ネットバンキング:ログインID、パスワード、セキュリティ質問の記録
データ消去が完了したiPhoneやAndroid端末は、買取店で売却することがおすすめです。買取に関しては、iPhone買取高額ランキング7選!元Apple製品買取店社長が徹底解説が参考になるでしょう。
デジタル遺品の生前整理についてはこちらの記事で紹介しています。
思い出の品・写真・動画の整理
大切な思い出を整理することで、心の整理にもつながり、家族との絆も深まります。
写真整理で最初に取り組むべきは、重複写真の削除です。同じ場面を撮影した写真が何枚もある場合は、最も良く撮れている1枚だけを残し、他は思い切って削除しましょう。
アルバムはテーマ別に整理し、「家族旅行」「子供の成長記録」「両親との思い出」など5-10冊程度にまとめます。昔のビデオテープやフィルムは劣化が進む前にデジタル化し、DVDやクラウドサービスに保存しておくことが重要です。
手紙やはがきの整理も忘れずに行いましょう。特に大切な手紙は、スキャナーやスマートフォンで撮影してデジタル保存し、実物は思い出箱に保管します。
子供の作品やトロフィー・賞状なども同様に、代表作を除いて写真に撮ってから処分を検討してください。デジタル化したデータは必ずバックアップを取り、家族と共有できるクラウドサービスやUSBメモリに保存しておくといつでも見返すことができますよ。
銀行・証券などの口座
複数の口座は管理が煩雑になり、休眠口座になるリスクもあるため、整理が必要です。
まずは手持ちの口座を全て洗い出し、メインバンク1-2行に絞り込みます。それ以外の口座は、残高を0円にしてから解約手続きを進めましょう。
証券口座も同様に、投資目的に応じて2-3社程度に集約し、手数料が高い口座や利用頻度の低い口座から優先的に解約していきます。
口座情報はエンディングノートなどに「銀行名・支店名・口座番号・キャッシュカードの保管場所」を確実に記録し、ネットバンキングのログインIDやパスワードも安全な方法で記録しておきましょう。
相続対策として、生前に受取人を指定できる商品やサービスの活用も検討してください。
身辺整理を成功させる7つのポイント

終活の身辺整理を効果的に進めるためには、適切な方法とコツを知ることが重要です。
ここでは、無理なく継続できる身辺整理の7つのポイントを詳しく解説します。
これらのポイントを意識することで、ストレスを最小限に抑えながら、着実に整理を進めることができるでしょう。
エンディングノートを活用しよう
エンディングノートは、身辺整理における重要なツールです。
このノートには、銀行口座の情報、保険証券の所在、不動産の詳細、デジタル資産のパスワード、医療に関する希望、葬儀の要望など、あらゆる重要情報を一元管理できます。
市販のエンディングノートには弁護士や終活アドバイザーが監修した様々なタイプがあり、価格も1,000円から3,000円程度で購入可能です。
記入例が載っているものや、保管ケース付きのものなど、自分に合ったものを選びましょう。
また、自分でオリジナルのノートを作成する場合は、A4サイズのバインダーを用意し、「財産編」「契約編」「医療・介護編」「葬儀編」などセクションごとにタブを付けると整理しやすくなります。
重要なのは、定期的に内容を更新し、保管場所を家族と共有することです。
エンディングノートを活用することで、自分でも情報をうまく整理しながら、家族を情報共有していきましょう。
エンディングノートの正しい書き方についてはこちらの記事で紹介しています。
期限を決めて取り組もう
身辺整理は膨大な作業になりがちなので、期限を設定して計画的に進めることが大切です。
「1日1時間」「毎週末の午前中」など、現実的なスケジュールを立てて、少しずつ進めましょう。
小さな目標を設定し、達成感を味わいながら進めていくことがモチベーション維持のコツです。
一気に身辺整理をしようとすると疲れて挫折しがちなので、1部屋ずつなどで構いません。
モチベーションを維持するためのもう1つのコツは、カレンダーなどを活用することです。
カレンダーにチェックマークを入れるなど、視覚的に進捗がわかるようにしておくと良いでしょう。
完璧を求めすぎない
身辺整理で最も重要なのは、「完璧を目指さない」という心構えです。
たとえば、持ち物の整理では「使用頻度が低いもの」を処分の基準にしますが、思い出深い品や迷ったものは「保留ボックス」を作って一時的に保管しておきましょう。
それを3ヶ月後に再度確認し、それでも必要と感じたら残すようにしていけば、「あれは捨てるべきじゃなかった」と後悔することもありません。
書類整理も同様で、「絶対に捨ててはいけないもの」(契約書、証書類など)と「あれば便利なもの」(古い領収書、説明書など)に分類し、後者は徐々に整理していく方針で進めます。
生前整理は一生のうちに何度でも見直しができるので、まずは70点を目指して作業をしましょう。
そして、1年に1度など定期的に不用品がないか再チェックするくらいのゆるさで始めるのが成功の秘訣です。
家族とコミュニケーションを取ろう
身辺整理は一人で完結する作業ではなく、家族との対話を通じて進めることが重要です。
特に思い出の品や貴重品の整理では、「誰に何を遺したいか」という希望を家族と共有する必要があります。
身辺整理を思い立ったら家族に相談して、一緒に片付けをしてもらうのも良いでしょう。
また、身辺整理で出てきたものについて家族に思い出を共有したり、大切な品物の由来を説明すれば、処分するかどうかの際に判断の役にも立つはずです。
あなたと家族が気持ちを共有することで、身辺整理もこの先にいつかやってくる遺品整理もスムーズに進むでしょう。
前向きな気持ちで取り組もう
身辺整理は「人生の整理」ではなく、「人生の再スタート」として捉えることが大切です。
不要なものを手放すことで生まれる物理的なスペースは、新しい趣味や活動のための場所となります
また、整理を通じて再発見した思い出の品々から、新たな生きがいが見つかることも少なくありません。
例えば、40年前のカメラを発見したことをきっかけに写真撮影を再開した方や、若い頃の手芸作品に刺激を受けて編み物サークルに参加し始めた方もいます。
身辺整理は決して寂しい作業ではなく、人生を豊かにするための前向きな活動だと捉えましょう。
迷ったら保留でいい
身辺整理で処分するかどうか迷ったら、保留にして構いません。
万が一捨ててしまっては、あとから取り戻せずに生涯後悔することになるからです。
身辺整理は今完璧に済ませる必要はないので、保留という余白を作って、心の余裕を保ちながら進めましょう。
保留にしたものは数ヶ月後に見直しをして、その際に捨てて良いと思えたら捨てれば良いのです。
専門家・業者にも相談してみよう
身辺整理は自分一人で抱え込む必要はありません。適切な専門家や業者のサポートを受けることも検討しましょう。
例えば、法的な問題がある場合は弁護士や司法書士に、不動産の処分が必要な場合は不動産業者に相談します。
また、大量の物品処分が必要な場合は、遺品整理専門業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者の多くは、相談や見積もりを無料で行っているところが多く、実際に依頼するかどうかはじっくり検討できます。
特に遺品整理士の資格を持つスタッフがいる業者は、物品の仕分けや買取から供養まで、トータルでサポートしてくれるため安心です。
費用は作業内容によって異なりますが、見積もりは複数社から取って比較することをおすすめします。
関連記事:「生前整理の業者の選び方とおすすめ業者を紹介!よくあるトラブルも解説します」
身辺整理はいつから始めるべきか

「身辺整理はいつから始めるべきか」と迷う方も多いので、ここからは適切な時期について解説します。
生活環境が変わった時期
生活環境の変化が起きた時期は、身辺整理にもちょうど良いタイミングです。
引っ越しや転職、子供の独立など、生活に大きな変化があったタイミングは「何か新しいことを始めたい」とモチベーションも湧きやすいので、身辺のものを見直してみると良いでしょう。
新しい環境に合わせて持ち物を見直すことで、自然と整理が進みます。
人生のターニングポイント
定年退職、子育ての終了、大きな病気からの回復など、人生の節目は身辺整理に適した時期です。
これまでの生活を振り返り、今後の人生設計を考える良い機会となります。
自分らしい暮らし方を改めて考える中で、必要な物と不要な物も見えてくるはずです。
これから新しい人生を歩み始めるという意味でも、身辺整理を始めてみましょう。
今からすぐにでも
実は、身辺整理に「早すぎる」ということはありません。
むしろ、体力や判断力があるうちに始めることで、より効率的に進められます。
「老後にやろう」と思っていると、思わぬ病気や怪我でうまく体が動かなくなったりして、後悔するかもしれません。
何事も思い立ったが吉日。
今すぐにでも、小さなことから始めてみることをおすすめします。
子供が自立したタイミングで
子供が巣立った後は、家の中のスペースや生活スタイルが大きく変わります。
このタイミングで身辺整理を始めることで、新たな生活様式に合わせた環境作りができますよ。
夫婦二人の新しい生活をスタートする良い機会として身辺整理をし、家の模様替えなどもしてみるとさらに新しい生活へのポジティブな気持ちが湧いてくるでしょう!
関連記事:「40代で終活・身辺整理はやるべき理由とは?メリットと断捨離方法を徹底解説!」
終活の身辺整理で困ったときの相談先

終活の身辺整理をしているうちに、捨てるべきか迷うものなどが出てくるかもしれません。
また、相続について家族が揉めないか心配事が湧いてくることも。
そのような場合に、気軽に相談できる人の候補も知っておきましょう。
家族や親しい人
身辺整理で困りごとが発生したら、まずは家族や親しい友人に相談してみましょう。
一緒に整理を手伝ってもらったり、思い出話をしながら進めたりすることで、作業をより楽しめるかもしれません。
また相続などの困りごとは相談に乗ってくれるばかりか、必要に応じて知り合いの弁護士や税理士などの専門家を相談してくれることも。
また単純に捨てるべきか迷うものなどは、家族に相談することで「それはとっておいてほしい」などの意見を聞けます。
生前整理・遺品整理専門の業者
生前整理や遺品整理の専門業者に相談するのもおすすめです。
プロの整理業者は、身辺整理のノウハウを豊富に持っているので、物の仕分けや処分、買取など、トータルでサポートしてくれます。
そのため「一人では身辺整理が終わりそうにない」「重いものを運べない」などのお困りごとはすぐに解決しますよ。
さらに、遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍している業者なら、相続関係の相談にも乗ってくれます。
初回相談は無料の業者も多いので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。
関連記事:「遺品整理業者の選び方!優良業者の特徴や不用品回収との違いも解説!」
終活アドバイザー
終活アドバイザーは、終活に関する総合的な知識と実践的なノウハウを持つ専門家です。
民間資格ですが、終活カウンセラー協会や日本終活アドバイザー協会などの認定機関で、約30時間の講習と試験を経て資格を取得しています。
具体的には身辺整理の手順の設計から具体的な作業まで幅広いサポートが可能です。
例えば「どの書類を優先的に整理すべきか」「エンディングノートの書き方」「家族との話し方」まで、依頼者の悩み事にあわせて適切なアドバイスをしてくれます。
さらに、必要に応じて税理士や弁護士の紹介、遺品整理業者との提携をしている場合もあるので、ワンストップで生前整理や身辺整理の相談ができるのがメリットです。
最近は自治体の高齢者支援センターや社会福祉協議会で無料相談会なども開催されているので、まずは相談会を利用するのも良いでしょう。
弁護士や司法書士
法的な手続きが必要な場合は、弁護士や司法書士への相談が不可欠です。
弁護士は相続全般のアドバイスや遺言書の作成支援、相続トラブルの解決まで幅広く対応できます。
相談料は30分5,000円程度が相場ですが、法テラスを利用すれば、条件によっては無料で相談できることもあります。
司法書士は、特に不動産の相続登記や名義変更、遺言書の作成などに強みを持っています。相談料は30分3,000円~5,000円程度で、弁護士よりも比較的手頃な価格で相談できます。
多くの法律事務所では初回相談を無料としているため、まずは複数の事務所に相談して、相性の良い専門家を見つけることをおすすめします。
また、自治体が主催する無料法律相談会も定期的に開催されているので、こうした機会を活用するのも良いでしょう。
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