ゴミを捨てる方法5選!大量処分から分別不要な捨て方まで費用相場も解説!
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- 不用品回収
引っ越しや断捨離などでゴミを捨てるとき、「どこから手をつければいいのか分からない」「分別ルールが複雑でやる気がなくなる」と悩んでいませんか。
近年は、ゴミの出し方が細分化され、自治体ごとにルールが異なるため、情報を探すだけでもひと苦労。
処分費用もケースによって変動するため、「何をどうすればいいのか」と戸惑ってしまいますよね。
この記事では、ゴミを捨てるための具体的な方法を、わかりやすくご紹介します。自治体の通常回収から不用品回収業者の活用方法・処理施設への持ち込み・リサイクルや売却といった選択肢まで、状況に応じた方法を知りましょう。
読み終える頃には、「もうゴミ捨てで悩まなくていい」と感じていただけるはずです。効率よく、かつ安全にゴミを処分するための知識を、今すぐ手に入れましょう。
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目次
ゴミを捨てる前に確認すべきこと

毎日手軽に行っているゴミを捨てる行為ですが、実は細かなルールや確認すべきポイントがあります。
適切に出さないと、回収されなかったり、追加費用が発生したりするケースもあるため注意しましょう。ここでは、捨てる前に必ず見直したい3つのポイントを紹介します。
一度に出せるゴミの量には制限がある
ゴミは無制限に出せるわけではありません。地域によって制限があるため注意しましょう。
- 指定ゴミ袋のサイズ・枚数制限(例:45L袋1〜2枚まで)
- 収集日の出せる量上限(特定曜日や地域で「袋数○袋まで」)
- 自己搬入・施設持ち込み時の重量・回数制限
一度に大量のゴミを出そうとしても、袋数オーバーや指定袋ではない場合・収集時間過ぎなどの理由で回収できないケースがあります。
例えば、自治体によっては、可燃ゴミを1回に10袋以上出さないでといったルールを設けているところも。
特に引っ越しや断捨離などで大量のゴミが出るときは、事前に自治体の案内(または指定業者)を確認しておくと安心です。
また指定ゴミ袋制度のある自治体では、指定袋以外で出すと回収されないか別料金を請求されるケースがあるため、袋の確認もしておきましょう。
ゴミの種類別に分別ルールを確認する
代表的なゴミの種類と例は以下の通りです。
| 区分 | 例 | 出し方のポイント |
|---|---|---|
| 可燃ゴミ | 生ごみ、紙くず、衣類など | 水気を切る・汚れを落とす |
| 不燃ゴミ | 金属、ガラス、陶磁器、小型電化製品など | リサイクル対象か否かを確認 |
| 資源ゴミ | ビン、缶、ペットボトル、古紙など | 各素材ごとに分ける必要あり |
| 粗大ゴミ | 家具・自転車・大型家電など | 事前申込み・処理料必要なことが多い |
日本では、各自治体が可燃・不燃・資源・粗大の大分類を基本として、それぞれ細かいルールを設けています。
特に「資源ゴミ」は、ペットボトルのキャップを取る・ラベルを剥がす、新聞・雑誌をひもで縛るなどのひと手間が求められる自治体も。ルールを守ればリサイクル促進に繋がり、最終処分場の寿命延長にもなるとされています。
また引っ越しの際や大量の不用品が出た場合には、仕分けを迷いやすいため、自治体の「ゴミ分別ガイド」やスマホアプリを活用するのがオススメです。
処分できないゴミもある
処分対象外や、特別扱いのゴミ例は以下の通りです。
- 家電リサイクル法の対象機器(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機等)
- 産業廃棄物・事業系ごみ(家庭では出せない)
- 有害物質を含むもの(消火器、廃バッテリー、塗料缶など)
- 自治体が「持ち込み不可」と定めているもの
「ゴミだから何でも捨てていい」というわけではありません。例えば、家電リサイクル法では対象製品を通常収集には出せず、販売店または指定引取場所を通じて処理する必要があります。
また一般家庭のゴミ収集では、事業所から出たごみや、建設現場の廃材などは回収対象外となる場合が。不適切な出し方をすると違法投棄とみなされるケースもあります。
さらに有害物や中身の残ったスプレー缶・リチウムイオン電池などは特別な処理が必要です。「出せないゴミ」を把握しておくと、トラブルや余計な費用を避けられるでしょう。
ゴミを捨てる5つの方法と費用相場

大量の不用品や断捨離・引っ越し後のゴミなど、ゴミを捨てる際の方法や費用の目安を押さえておくとよいでしょう。ここではゴミを捨てる5つの方法と費用相場について解説します。
自治体の通常回収を利用する
費用を抑えつつゴミを回収したいなら、自治体を利用するのがおすすめ。タンスやソファーなどの粗大ゴミに該当するものを出す場合でも、数百円~数千円と比較的リーズナブルな価格で処分可能でう。
ただし注意したいのは、量が多い時や回収対象外品目が含まれているなどのケースでは、回収してもらえない・別途費用がかかる点です。大量のゴミや引越しで大量に出る不用品などの場合には他の方法も併せて検討しましょう。
粗大ゴミ回収サービスを利用する
粗大ゴミ回収サービスとして、自治体が行っている粗大ゴミ回収のほか、民間企業が提供するサービスもあります。
自治体は安価な点がメリットですが、回収まで時間がかかったり、申込みが複雑である可能性も。
一方、民間サービスはやや高めになる傾向があるものの、「大量に捨てたい」「引越し直後で早めに処分したい」といった状況にぴったりです。
そのため、粗大ゴミが少ない場合や、料金を抑えたいなら自治体サービスで十分。ソファーやベッドなどたくさんの家具・家電を一気に処分したいなら、民間企業の粗大ゴミ回収サービスを検討するとよいでしょう。
ゴミ処理施設に直接持ち込む
市区町村が管理する、ゴミ処理場に直接持ち込む方法です。処理施設持ち込みのメリットは、自分のペースで処分できること、場合によっては回収よりも安価になる点が挙げられます。
例えば、自治体によっては「持ち込みは○kgまで無料」「または○kgあたり○円」という料金制度を採用しているケースも。 ただしデメリットとして以下の点が挙げられます。
- 自分で運搬・処理施設まで搬出する必要がある
- 運搬できない大型品目や危険物がある
- 持ち込み可能日時・場所が限られている
ただし引っ越しや断捨離で大量にゴミが出た場合には、ゴミ処理施設へ持ち込みだけで全てを処分するのは難しいケースも。持ち込み可能な品目や、運搬手段・処理施設のルールを事前確認するとスムーズです。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者を活用するメリットは、手間をかけず一度に処分でき、運搬・処理をプロに任せられる点です。
特に引っ越し直後や断捨離で大量に出た家具・家電・雑品などを一気に処分したい場合に便利な方法でしょう。
しかし料金が高めになる傾向があるため、処分したいゴミの量と照らし合わせつつ慎重に判断する必要があります。
また料金には「処分費」+「出張費・車両費・人件費・搬出作業費」などの諸経費が上乗せされるケースが多いです。
また悪質な業者による追加請求や不適切処理の問題も報告されているため、信頼できる事業者選びや事前見積もりがおすすめ。 自分で全部処分するのが難しいと感じたら、検討したい方法です。
遺品整理業者に依頼する
遺品整理業者は、通常のゴミ処分とは少し方向性が異なります。ただ処分するだけでなく、家の中にある思い出の品・貴重品・家財道具などを整理し、買取可能なものは買い取ってくれるのが特徴。
プロの手でいるものといらないものの仕分けも行ってもらえます。特に亡くなられたご家族の住まいを片付けるケースでは、精神的な負担も大きいため、プロに一任できる安心感も◎
ただしゴミを捨てるより、仕分けや処分がメインのサービスであるため、費用は通常のゴミ処分よりも高めです。
大量のゴミを分別せずに捨てる方法

大量の不用品や、断捨離・引っ越しなどで出たゴミを、細かく分別しないでそのまま捨てられたら楽ですよね。
実は、以下の方法を使えばゴミの分別をせずに処分が可能です。
- 不用品回収業者なら分別不要で処分可能
- 遺品整理と一緒に依頼すれば効率的
- リサイクルショップで売れるものは買取に出す
ここでは分別不要でゴミを捨てられる方法を、メリット・デメリットとともに紹介します。
不用品回収業者なら分別不要で処分可能
不用品回収業者なら、自治体が指定する可燃・不燃・資源などの分別ルールを気にせずに依頼可能です。
作業が早く、大量・大型の不用品でも一度に回収してくれるケースがあるため、急いでいる時にもぴったりです。
大きなメリットは分別の手間を大幅に省ける点です。例えば、引っ越し前後や断捨離を行った際、大量の家具・家電・雑貨が混ざってしまい、自治体の細かいルールに沿うことが難しい場合があります。
民間の不用品回収業者なら仕分けから回収・処分まで行ってくれるため、時間と労力を節約できます。 ただし注意点もあります。
業者によっては、家電リサイクル法対象品目やパソコン・産業廃棄物など、回収・処分できない品目を除外している場合がある点です。
追加料金が発生するケースもあるため、見積もり・サービス内容を事前にしっかり確認しましょう。
また違法回収の疑いがある業者を選んでしまうとトラブルにつながる可能性も。依頼前に許可の有無や見積書・口コミ・実績をチェックすると安心です。
遺品整理と一緒に依頼すれば効率的
故人の自宅にはゴミだけでなく、貴重品や思い出の品も混在しています。不用品・遺品が混在していると、「分別しないと捨てられない」「どこから処分すれば良いか分からない」などと悩みがちです。
そんな時は遺品整理業者にまとめて依頼するとよいでしょう。 遺品整理を選ぶメリットとして、以下の点があります。
- 遺族の心的負担を軽くできる
- 遠方の家にある大量の不用品を取り扱ってもらえる
- 回収・仕分け・清掃までワンストップで済む
ただし料金が作業内容が複雑ゆえに通常の不用品回収より高めになる可能性も。見積もり内容・サービス範囲・追加費用の有無を事前に確認しておくと安心です。
リサイクルショップで売れるものは買取に出す
大量のゴミの中には、「捨てるしかない」と思い込んでしまう家具や家電があります。しかし実際には、リサイクル可能なものや、中古需要があるものが含まれているケースも少なくありません。
たとえばブランド家具・美品の家電・人気のインテリア家具などは、リサイクルショップやオンライン売買でも需要があります。
価値のある品物を処分してしまうと、単に廃棄費用が発生するだけでなく、資源としての再利用機会も失われてしまいます。
さらに買取を活用すれば、使えるものは売る・使えないものを処分するといった組み合わせで、全体の処分コストを抑えやすくなるでしょう。
リサイクルショップへ出すことで「どれが売れるか」を把握できるため、分別・仕分け作業を行う際の目安にも。
大量のゴミを前にすると「どこから手をつければ良いか」「このまま捨てて良いか迷う」といった状況がありますが、リサイクル可能な品があれば次に生かせるでしょう。
ただし家具や家電を売る際は、状態・年式・ブランド・市場の需要などが査定額に影響します。必ずしも全てが買取対象になるわけではないため、査定・見積りを一度依頼しておくと安心です。
ゴミを業者に依頼して捨てる場合の選び方

大量の不用品・粗大ゴミ・引っ越し後の残置物などを、自治体サービスだけでは対処しきれないと感じたら、民間の回収業者を検討するのがおすすめです。
ただし業者選びを誤ると高額請求・不適切処分などのトラブルにも。以下のポイントを押さえて選びましょう。
- 見積もりは複数社から取る
- 料金体系が明確な業者を選ぶ
- 許可を持っている業者か確認する
- 口コミとレビューが良い業者を選ぶ
- 事業者情報がサイトで確認できる業者にする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
見積もりは複数社から取る
まずは一社に決定せず、見積もりは複数社から取りましょう。押さえておきたい見積もり取得のポイントは以下の通りです。
- 少なくとも2~3社から見積もりを取り、料金・サービス内容を比較する
- 見積もり内容が「台数/トラックサイズ/品目数/搬出条件」で明記されているか確認
- 訪問見積もり(現地確認)を行う業者かどうかをチェック
- 見積書を文書またはメールで残してくれるかどうかを確認
複数社から見積もりを取るのは、相場に沿ったな料金であるか判断するためのポイントです。
例えば、同じ量の不用品を回収する場合でも、業者によって「軽トラック1台あたり〇万円」「品目ごとの定額」という料金体系に違いが出るケースがほとんど。
そのため単一の見積もりだけでは相場が分かりづらいのが現状です。比較をすることで、各業者のサービス内容や価格などを把握できます。
さらに見積もりを出す際に現地確認を行う業者は、搬出条件や階段・エレベーターの有無・搬出ルートなどを正確に把握。
その上で料金を提示してくれるため、当日の追加料金が発生しにくい傾向があります。逆に「電話だけで一律〇万円!」という見積もりを提示する業者では、後か追加が発生するトラブルがあるため注意しましょう。
複数社の見積もりを取り、内容を丁寧に比較してから依頼先を決めれば、ゴミを捨てる際の費用やサービスのミスマッチを防げます。
料金体系が明確な業者を選ぶ
業者を選ぶ際は、以下の点に注目しながら費用を把握するとよいでしょう。
- 分かりやすい料金形態が明示されているか
- 追加料金が別途かどうか分かるか
- 支払い方法が明記されているか
- 含まれている作業内容が全て記載されているか
料金があいまいな業者を選んでしまうと、作業後に思わぬ追加料金を受けるリスクがあります。
たとえば、「軽トラック1台あたり〇万円〜」とだけ記載されていて「〜」の部分が非常に幅がある場合、見積もりを出してもらった時点で何が含まれているかを確認しましょう。
また回収後に壁や床を傷つけられた際の補償が含まれているかも重要なチェックポイントです。
補償が明記されていないと、依頼者側が余計な費用を負担する可能性も。料金体系が明確な業者なら、信頼性も高く、後々の追加請求リスクを抑えられるでしょう。
許可を持っている業者か確認する
主な許可・登録の確認リストは以下の通りです。
- 一般廃棄物収集運搬業許可証(家庭ゴミを扱う場合)
- 古物商許可(買取併用サービスの場合)
- 産業廃棄物処理業許可(事業系ゴミを扱う際)
- 所在地・電話番号・許可番号が明記されているか
ゴミを業者に依頼して捨てる際、無許可業者に依頼してしまうと、依頼者にも責任が及ぶケースがあります。
例えば、無許可で収集を行っていた業者が不法投棄をしていた場合、その後の後始末や警察・市役所の対応をせざるを得ないケースも。まずは一般廃棄物の許可を持っているか確認をしましょう。
サイトやチラシで許可番号が明記されていない業者は、依頼前に確認しておくと安心です。
また「無料回収」や「今だけ特別価格」といった過度な宣伝を行う業者には、無許可・違法なケースがあるため警戒しましょう。
口コミとレビューが良い業者を選ぶ
業者の評価を手っ取り早く知るなら、レビューサイトやSNSを見るとよいでしょう。チェックすべき口コミ・レビューのポイントは以下の通りです。
- SNS・比較サイトで「評価が高い(例:4.5以上)」
- 口コミ件数が多いかどうか
- ネガティブな口コミに対して業者の返信や対応がきちんとあるか
- 実体験が記載されているか
- 利用前・利用後の写真付き投稿があるか
口コミ・レビューを実際に確認すれば、実際に利用する場面でのサービス質・対応スピード・トラブルの有無を把握できます。
また口コミだけでなく、返信や対応履歴がある業者は「顧客対応に意識がある」「トラブル時にも対応可能」といった目安になります。
一方、口コミが少なすぎる・住所が不明確・評価が著しく低いといった業者は避けるのが無難でしょう。
事業者情報がサイトで確認できる業者にする
業者を選ぶ際は、事業者情報がサイトで確認できると安心して依頼できます。確認すべき事業者情報項目は以下の通りです。
- 会社名・所在地・代表者名・電話番号が明記されているか
- 回収対象エリア・回収品目・サービス内容・料金表が詳細に記載されているか
- 見積もり方法・回収実績・利用者の声が公開されているか
- プライバシーポリシー・損害賠償保険の有無など法律対応の記載があるか
サイト上に事業者情報がきちんと記載されている業者は、運営が明確であり信頼度が高い傾向があります。住所が「○○県○○市○○町」まで記載されているか、電話番号が固定番号かどうか、代表者名が明記されているかなどを確認しましょう。
さらにサービス内容や、料金プラン・追加料金についてなどが詳細に記載されていれば、料金・サービスの質が高いと判断できます。
また利用実績や利用者の声が掲載されていれば、ゴミを捨てる目的で依頼した際にどのような対応をしてくれるかの参考になり、安心できるでしょう。しかしサイトに会社概要が一切ない業者には、注意したほうがよいです。
ゴミを捨てる際の注意点

ゴミを出すときには分別や、量・曜日・場所など様々なルールがありますが、さらに重要なポイントは近隣・個人情報・法律についてです。ここでは、ゴミを捨てる際に見落としがちな注意ポイントを3つ紹介します。
近隣への配慮を忘れない
近隣配慮として押さえたいポイントは以下の通りです。
- ゴミ出しの時間が自治体・物件で定められているか確認(朝・夜・曜日)
- ゴミ袋の口をきちんと縛る・水気を切る・臭いの元にならないよう配慮
- 集積所や敷地内に出す際、他住民の通行や景観を妨げないようにする
- 夜間・深夜のゴミ出しを行う場合は特に騒音・臭いに気を付ける
ゴミを捨てる際、つい「いますぐ出してしまおう」と思うこともありますが、隣近所の住民にとっては迷惑となるケースがあります。
例えば夜間や早朝に大きな袋を運び、集積所に置く行為は、騒音や動物による散乱の原因にも。住民の信頼関係やマナーを損ねる恐れがあります。
実際に家の前・道路際・共同住宅の集積所で、住民以外のゴミが放置されてトラブルになるといった事例も。
ゴミ出しの時間帯・場所・袋の状態・出し方を少し気を付けるだけで、近隣とのトラブルを未然に防げます。
例えば、深夜に出すなら事前に住民に一言伝えておくや、臭いが出やすい生ゴミは冷凍保存してから出すなど、小さな配慮が◎。環境だけでなく近隣間の人間関係も守れますよ。
個人情報が含まれるものは適切に処理する
大量にゴミを捨てるとき、まとめて捨てたくなりますが、個人情報の取扱いに注意しましょう。たとえば、以下の書類は慎重に処分してください。
- 家電(パソコン・スマホ・外付けHDD)
- 書類・帳簿・契約書・レシートなど
- 衣類・カバン・写真等で「氏名・住所・連絡先」が残るもの
- 医療・福祉関連ゴミで個人が特定される可能性があるもの
故人の住まいを整理した際に出る書類や写真・パソコンなどには住所・氏名・金融情報などが含まれています。
そのまま可燃ゴミや粗大ゴミとして袋に捨ててしまうと、個人情報流出のリスクが発生します。そのためゴミを捨てる際には、分別以上の配慮をしましょう。例えば以下の方法で処分します。
- 機器類はデータを消去・初期化する
- 書類類はシュレッダーにかけるか黒マジックで塗りつぶす
- 衣類・写真は、できればリサイクル前に住所氏名部分を除去・切除しておく
ゴミ回収前処理を行うと、安全な処分につながります。故人の個人情報を守るだけでなく、自身の財産も守れるでしょう。
不法投棄は絶対にしない
所定の手続きを踏まずゴミを出す行為は、単なるマナー違反ではなく法律違反になる場合があります。
廃棄物処理法第16条では「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と定められており、違反すると5年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科されるケースも。
また、自治体によっては指定場所以外・指定日以外のゴミ出しに対し条例で過料を科している地域もあります。
不法投棄が発覚すると、単に罰金・懲役だけでなく、地域住民からの信頼を失ったり、敷地の管理責任を問われる可能性も。
特に大量のゴミ・引っ越し・断捨離などで大量の不用品を処分する場面では、計画しつつ処分を進めましょう。
不法投棄を避けるためにも、指定ルールを守るだけでなく、正しい回収・運搬・処理・記録の手順を踏むのが、安全かつ安心できるゴミを捨てる方法となります。
ゴミを捨てることについてよくある質問

ここでは、特にゴミの処分に関する疑問を解説していきます。
燃えるゴミは一度に何袋まで出せますか
燃えるゴミを出せる量は住んでいる地域・自治体・集合住宅ごとに異なります。例えば、一般的な回収では「指定袋を使用し、1回あたり○袋まで」といった制限も。
地域によって収集車の容量・地域の運用効率・安全対策などを考えて制限されているため、確認してみるとよいでしょう。
また集合住宅の場合には共有スペースに出すための時間帯・置き場所も定められており、袋数が多すぎると近隣への影響が及ぶ可能性も。
さらに引っ越し・断捨離などで大量の可燃ゴミが出る場合には、「通常回収対象ではない」「別の処理日や持込処理」といった案内がされている自治体もあるため、いきなり大量に出すのは注意が必要です。
事前に自治体のゴミ出し案内ページや、マンション管理組合・自治会の規定などを確認しておくと、思わぬトラブルを避けられます。
自治体の案内には明確な「1回あたり○袋まで」という記載があることも多いため、確認するとよいでしょう。
不用品回収業者に依頼するメリットは何ですか
不用品回収業者に依頼するメリットは以下の通りです。
- 自分で運び出しが困難な大型家具・家電を搬出・処分してもらえる
- 急ぎで処分したいときに、自治体回収より早く対応してもらえる可能性あり
- 分別を最小限にして一括回収してくれる業者もあり、手間を省ける
- 売れそうなものがあれば買い取りもしてくれるケースも
- 買取と併用すれば費用を抑えられる可能性も
「ゴミを捨てる」=自治体のゴミ回収だけでは対応しきれないケースもあります。例えば、引っ越しや断捨離で大量の不用品・粗大ゴミが出た際、自分で分別・袋詰め・搬出すると非常な手間や時間がかかるでしょう。民間の不用品回収業者を使うと以下のがあります。
- 電話一本で回収
- 運び出しも含む
- 日時指定可能
- 分別も任せられる
もちろん費用は高くなる可能性があり、トラブルに巻き込まれるリスクもあるため、業者選びは慎重に行う必要があります。
しかし、「大量のゴミを捨てる」「家具・家電を一気に処分する」「自治体回収のスケジュールに間に合わない」という状況では、不用品回収業者の活用がおすすめです。
ゴミ処理施設への持ち込みは予約が必要ですか
ゴミ処理施設に直接持ち込む方法は、特に大量のゴミを出したいときにおすすめの方法です。
しかし地域によっては施設側の混雑・安全管理・搬入車両数制限などを理由に「事前予約制」に切り替えている自治体も。
そのため、予約なしにいきなり施設へ搬入してしまうと受け付けてくれないといったケースもありえます。
特に平日・休日・朝一番など時間帯に注意しましょう。持ち込みを検討する際は、まずお住まいの自治体の「ゴミ持込みガイド」や「クリーンセンター案内」を確認し、予約方法・搬入可能時間・車両制限・料金体系などを把握しておきましょう。
手間はかかりますが、搬入当日の失敗を防げる方法です。
引っ越し業者はゴミの引き取りもしてくれますか
引っ越し業者の中には、荷造り・運搬・設置だけでなく家電・家具の処分・不用品回収まで対応可能なところがあります。
ただし多くの場合は、引越プランとは別扱いであったり、追加料金となるため要確認です。
また自治体の粗大ゴミ回収や処理施設持ち込みを利用した方が費用的に安いケースもあるため、「ゴミを捨てる」=引っ越し業者任せで全部済ませられるわけではありません。
状況に応じて、自治体回収や処理施設持ち込み・不用品回収業者利用を比較検討するとよいでしょう。
ゴミを業者に依頼して捨てるならしあわせの遺品整理にお任せください

ゴミの回収が可能な専門業者をお探しなら、「しあわせの遺品整理」へご相談ください!
しあわせの遺品整理 は、以下のような特徴を持つゴミ・不用品回収サービスを提供しています。
- 大量の家具・家電・雑誌・衣類など一括処分が可能
- 分別・搬出・運搬から処分までワンストップで対応
- 遺品整理・引っ越し関連・断捨離のサポートにも幅広く対応
- 見積もり無料・明朗料金・許可証の提示あり
- 事前相談で「回収日時・品目・料金」まで明確に提示
大きな不用品がたくさんある、分別が追いつかない、引っ越しと合わせて処分したい、というような場合には、ぜひお気軽にご相談ください。
遺品整理士の資格を持ち、年間37967件の相談実績をもつ「しあわせの遺品整理」代表。
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