物置の処分方法6選!処分費用の相場と自分で処分する方法を解説!
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- 不用品回収
庭の片隅にある古い物置、壊れかけていたり、もう使っていなかったりしませんか?物置の物置の処分には、設置場所や構造によって最適な方法が大きく異なります。
この記事では、自力での処分方法から業者依頼の費用相場、処分先の選び方まで丁寧に解説。
スチール製・木造・基礎付きなどの構造別の違いも挙げながら、ぴったりの方法を探してみましょう。
読むことで、具体的な処分方法や業者に依頼する目安が明確になり、もう処分方法に迷うことはなくなるでしょう。
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目次
物置の処分方法6選とそれぞれの特徴

まずは、物置を処分する際におすすめの方法を見ていきましょう。各方法ごとに詳細とメリット・デメリットを併せて紹介します。
- 自分で解体して粗大ゴミに出す
- 不用品回収業者に依頼する
- 解体業者に依頼する
- ホームセンターの引き取りサービスを利用する
- リサイクルショップに売却する
- フリマアプリやオークションで売る
処分方法によって、それぞれ特徴が違います。自分に合った方法を探してくださいね。
自分で解体して粗大ゴミに出す
自分で解体して粗大ゴミに出す際の手順やポイントは以下の通りです。
- 物置を解体可能形態に分解(スチール製・ボルト固定など)
- 庭や設置場所から取り外し、コンクリートブロック・基礎があれば撤去を検討
- 自治体の粗大ゴミ回収制度に申し込み(「物置 解体 自分で」キーワードにも関係)
- 回収日を設定して指定場所に搬出・搬入
またメリット・デメリットも見ていきましょう。
| メリット/デメリット | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・費用をかなり抑えられる ・自分のタイミングで作業できる |
| デメリット | ・解体作業が手間・時間・体力を要する ・廃材が産業廃棄物扱いになる可能性あり ・処分手続き・料金がかかることも ・処分後の撤去・基礎補修などまで考える必要がある |
特にスチール製の物置やボルト・ナットで固定されているタイプでは、スパナ・ドライバー・レンチなどの工具が必要となります。
自分で解体しようとする場合、「天井 → 側面 → 床」の順番で外していくのが安全な手順です。
また基礎にコンクリートブロックを使用しているケースでは、基礎そのものの撤去には別途かなりの手間や費用がかかるでしょう。
自分で処分を選ぶなら、まず以下の準備が重要です。
- 物置内の中身を空にしておく
- 搬出ルート・車両の駐車スペースを確保しておく
- 解体発生材(スチール板・コンクリートブロック)の捨て場を確認しておく
自治体回収の粗大ゴミとして出せるかは、サイズや材質でルールが異なるため、事前に確認しておくとトラブルを避けやすいでしょう。
自分で手を動かせる体力・時間・工具や搬出手段があるかを検討してから、作業を始めると良いでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すると、解体や搬出が大変な倉庫もスタッフが対応してくれます。そのため体力に自信のない人や、時間のない人にぴったりの方法です。主な流れや、ポイントを見ていきましょう。
- 「物置 回収 業者」などで検索・業者を数社ピックアップ
- 見積もりを依頼(物置の材質・大きさ・搬出難易度・中身有無を伝える)
- 解体・搬出・処分まで一括で対応してもらう
- 契約・作業実施・完了報告
またメリット・デメリットは以下の通りです。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・解体から運搬・処分までワンストップで依頼でき、手間を減らせる ・自力では難しい搬出ルートや大きさの物置でも対応可能 ・中身ごと一緒に整理できる |
| デメリット | ・自分で解体・粗大ゴミ出しするより費用がかかる ・業者選びを誤るとトラブルの可能性あり |
例えば、スチール製物置を解体~回収まで業者に依頼すると、サイズや設置環境などによって1 万円~2 万円台から。3辺の合計が400 cmを超えるあたりでは1.3~1.5万円程度が相場とされています。
価格はあくまで目安であり、倉庫の立地状況にもよります。特に以下状態であれば、処分費用を抑えやすいでしょう。
- 中身を空にして搬出がスムーズ
- 土台が単純
- 駐車場がすぐ近くにある
搬出経路が狭い場合や、基礎撤去が必要な時・物置内に不用品が大量に残っていると、追加料金が発生します。たとえば産業廃棄物としての処理が必要な廃材があると、処分費用が跳ね上がる可能性があるでしょう。
見積もりを取る際には、解体費用や運搬費用・処分費用・中身撤去費用などが含まれているとかを確認すると安心です。「無料回収」や「格安パック」といった宣伝文句だけで即決しないよう注意してください。
また不用品回収業者を選ぶ際には、産業廃棄物収集運搬の許可を持っているか、所在地・連絡先が明確かどうかもチェックしましょう。
自分で解体・搬出する手間が大きい方や、時間をかけず確実に処分したい方にはおすすめの方法です。
解体業者に依頼する
シンプルに解体のみ依頼したいなら、解体業者への依頼がおすすめ。主な流れやポイントは以下の通りです。
- 本格的な物置の解体が可能な、解体専門業者を探す
- 現地調査・見積もり(基礎・土台・材質・設置環境を確認)
- 解体工事・廃材処分を含む契約を結ぶ
- 解体作業実施・完了書類受領
解体業者のメリット・デメリットは以下の通りです。
| メリット・デメリット | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・基礎撤去・コンクリートブロック撤去など、手間が大きい作業もきちんと対応してもらえる ・安全確保/養生作業・粉じん対策など、専門のノウハウがある ・壁・屋根が大きく傾いていたり、構造が複雑だったりする場合でも安心 |
| デメリット | ・費用が高め(坪単価や基礎工事を伴う場合、数万円~十数万円規模の費用になるケースあり) ・自分で処分・売却を目指す場合に比べて収益化は見えにくい |
解体業者を選ぶ際には、見積もり書に以下の項目が明記されているかを必ずチェックしましょう。
- 養生/廃材運搬/処分費込みか
- 基礎の撤去が含まれているか
- 中身残置物の処理は別料金か
解体工事には安全上の配慮や近隣対応も伴うため、安さだけで飛びつくとトラブルの原因となります。物置の規模や設置環境に応じて判断を慎重に行うのが、後の費用や手間を抑えるポイントとなるでしょう。
ホームセンターの引き取りサービスを利用する
倉庫を買い替える場合、購入したホームセンターで買い取ってくれる可能性があります。主な流れをポイントを見ていきましょう。
- 同じホームセンターで古い物置の引き取りサービスを提供しているか確認
- 購入設置と連動して、旧物置の撤去・処分を依頼する
- 設置業者が古物置の撤去・搬出・処分をしてもらう
ホームセンターを利用する際のメリットやデメリットは以下の通りです。
| メリット/デメリット | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・新規購入とタイミングを合わせることで、手続き・搬出がスムーズ ・一括で撤去・設置が済むため、手間が少ない ・引き取りを含むプランなら中古物置の処分も安心 |
| デメリット | ・全てのホームセンターがこのサービスを提供しているわけではない ・処分のみを希望する場合や、売却目的の場合には向かない ・引き取り条件(サイズ・材質・設置状況)に制限があることが多い |
ホームセンターへ引き取りを依頼する場合、以下のプランが一般的です。
- 新しい物置の設置費用とセットで古物置撤去費用が含まれるもの
- 別途引き取り料金が発生するもの
- 引き取り不可といった条件付きのもの
購入を前提としている場合には、設置のタイミングで旧物置をどうするかを一緒に相談するとよいでしょう。後から個別に撤去を頼むよりも手間とコストを抑えやすくなります。
逆に売却目的や新設を考えていない場合は、ホームセンターの引き取りサービスだけを頼むのは方法として制限があります。
回収の条件が付いているケースもあるため、契約時にはサービス内容・料金・対象条件を細かく確認しましょう。
リサイクルショップに売却する
また使える倉庫を処分するなら、リサイクルショップへの売却もおすすめです。主な流れやポイントを見ていきましょう。
- まず物置の材質・状態、サイズを確認
- リサイクルショップに問い合わせ、対応かをチェック
- 売却/引き取りが決まれば搬出・搬入日を調整
またメリット・デメリットは以下の通りです。
| メリット/デメリット | 内容 |
|---|---|
| メリット/デメリット | 内容 |
| メリット | ・状態が良ければ現金化できる可能性あり ・解体・撤去費用を抑えられることがある(無料引き取りの場合) ・中古物置として再利用されるため、環境面でもプラス |
| デメリット | ・古く劣化が激しいもの・大きすぎるもの・基礎付きの物置では買取不可となるケースが多い ・売却までに時間がかかる可能性あり ・自分で搬出・解体等を求められることもある |
もし買取不可でも「無料引き取り」の条件で対応してくれるケースもあります。そのため「処分費用をほとんどかけたくない」という場合には、まずリサイクルショップへ問い合わせてみてもよいでしょう。
依頼前に、搬出ルート・搬出作業・解体の有無を確認しておくのがスムーズです。特に基礎にコンクリートブロック・土台がある場合、搬出作業だけで手間が増え、「無料引き取り」でも実質的に追加料金が発生する可能性があります。
売却を検討する場合は、物置の材質や設置年数・設置場所・状態・サイズを写真とともにショップへ提示すれば、スムーズな対応が期待できます。
あらかじめ、買取不可能な場合に料金が発生するかも確認しておくと安心です。
フリマアプリやオークションで売る
時間に余裕がある場合は、フリマアプリやオークションで売却してもよいでしょう。主な流れやポイントを見ていきます。
- 物置を写真撮影(材質・サイズ・状態・設置状況)して出品
- タイトル・説明文に倉庫の情報を明記
- 引き渡し方法を購入者と調整
- 売却成立後、搬出・解体・発送
フリマアプリや、オークションで売却する際のメリット・デメリットは以下の通りです。
| メリット/デメリット | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・高い値段がつく可能性あり(特に状態良・希少なサイズ・素材が良い場合) ・処分費用が完全に「利益」に変わる可能性がある ・自分のペースで売買できる |
| デメリット | ・出品・問い合わせ対応・搬出手続きなどに時間と手間がかかる ・購入者が搬出・解体・搬入までを自分で負担しないといけないケースが多く、買い手が付きにくい ・搬出・解体の手配・搬送支払い等、自分で準備・負担しなければならない |
物置をフリマアプリやオークションで売る際、一般的な家財の出品よりもハードルが高いため、慎重に行いましょう。
物置の情報をしっかり説明し、搬出作業の条件を明確にしておくとスムーズに進みます。出品前には、以下を整理しておくと、買い手へ伝わりやすく、交渉もスムーズになるでしょう。
- 材質
- サイズ(横幅+奥行+高さ)
- 搬出環境(駐車場からの距離・階段・屋上・庭)
- 中身の有無
- 基礎の有無
売れた後の搬出準備として、解体・搬出を自力で行うか業者に依頼するかを決めておくとトラブルを防ぎやすいです。
処分費用を抑えつつ、収益化も目指したい方にはチャレンジしがいのある方法といえるでしょう。
物置の処分費用相場を詳しく解説

物置を処分しようとした時、気になるのが費用の問題です。自分で処分するのか、業者に依頼するのかによって負担が大きく変わります。ここでは処分費用相場を解説していきましょう。
自分で処分した場合の費用
自分で処分する際の主な費用の種類は以下の通りです。道具がない場合、まずは購入する必要があるでしょう。詳しく見ていきます。
- 解体工具・資材の準備(レンチ、ドライバー、バール、軍手など)
- 廃材の運搬・処分費(スチール板・コンクリートブロック・基礎材など)
- 粗大ゴミ・産業廃棄物として自治体・処理業者に出す費用
- 自分の作業時間・人手のコスト(時間の価値を考慮)
また自力で処分する場合の費用目安は以下の通りです。
| 項目 | 金額目安 |
|---|---|
| 工具・資材準備 | 数千円〜1万円前後 |
| 廃材運搬・処分 | 廃材量・材質によるが数千円〜数万円 |
自分で物置を処分する場合、工具の準備や廃材の処分方法が大きなポイントになります。スチール製の物置の場合、コンクリートブロック(土台)が設置されていたりすると、予想以上に時間や労力がかかります。
そのため作業自体を自分でやるから費用が安く済むといったわけではなく、素材・基礎・残置物・運搬条件などによって費用は異なるため注意しましょう。
また自分で作業をする時間や体力・安全をどう管理するかも重要です。特に、スチール板の破片や、コンクリートブロック撤去・粉じん・養生などは見過ごせません。
手間をかけずにできるだけ安く処分したいと思う人に自力での処分はおすすめですが、状況を見て判断してください。
業者に依頼した場合の費用相場
ここでは業者依頼時の費用相場と内訳について解説します。物置の状態によりますが、おおむね以下を目安にするとよいでしょう。
- 小型スチール製物置(基礎無し) → 約1〜3万円程度。
- 中型〜大型スチール物置(設置状態が複雑) → 約3〜8万円程度が一般的。
- 基礎付き・条件が難しい物置 → 8〜10万円以上となるケースあり。
また業者に依頼した場合の費用の内訳例は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 解体作業費(人件費・養生など) | 作業員数・時間・現場状況による差あり |
| 運搬・廃材処分費用 | 廃材量・材質・トラック台数で変動 |
| 基礎撤去・整地費用 | コンクリート基礎がある物件では追加費用多数 |
| 諸経費(駐車場・養生・手続きなど) | 見積もり時に明示があるか確認が必要 |
業者へ依頼すると、自力処分に比べて手間は格段に少なくなるうえ、安全に作業できます。 ただし、言いなりになるのではなく、費用面をしっかりと確認しましょう。
見積もり金額だけで判断せず、追加費用が発生する可能性のある条件を確認しておくとトラブルになりません。
特に大型物置や基礎付き、屋上設置・搬出経路が狭い場所といった条件がある場合は、見積もりが相場より大きく跳ね上がるケースが少なくありません。
見積もりを複数社から取り、妥当な金額を自分で判断できるようにしておくのが良いでしょう。時間・体力をかけたくない・安全確保したいという方には、業者依頼が安心です。
追加費用が発生するケース
思わぬ追加費用で予想外に出費となるケースも少なくありません。ここでは追加費用が発生しやすい条件をまとめます。
- 物置の基礎・コンクリートブロック撤去が必要な場合
- 設置場所が狭くてトラック・重機が入れない、搬出経路が困難な場合
- 残置物(物置の中身、廃材、土・砂など)が大量にある場合
- 錆び付き・劣化が激しく、ボルトやナットが固着している場合
- 養生(粉じん・騒音対策)や近隣配慮が必要な場所で作業する場合
また費用が上がってしまう理由やポイントは以下の通りです。
| 基礎撤去 | コンクリート土間・布基礎などがあると、解体・はつり・整地が必要となり、工数と費用が跳ね上がる。 |
| 搬出難 | トラックが横付けできなかったり、階段/屋上/狭路設置だったりすると手作業が増え、費用が増加。 |
| 残置物あり | 中身の整理・撤去・分別が別途費用になる。さらに、産業廃棄物としての処理が必要な場合は割高。 |
相場通りの金額で済むケースばかりではないのが、物置処分・解体の難しいところです。基礎がある物置では、脚立・バールだけではなくはつり機・重機・整地資材などが必要になり、費用がアップする可能性もあるため注意しましょう。
また搬出経路が悪ければ、作業員が部材を分割・手作業搬出といった状況になり、数時間の延長・人員増・養生作業が発生します。
残置物があった場合、例えば中身ごと処分や、産業廃棄物扱いが必要なケースでは、処分費用が数万円以上追加されるケースも。
条件を把握せずに業者に見積もりを依頼すると、思ったより高いと感じるケースが多くなります。
したがって、物置の処分を検討する際には、まず以下のポイントを整理しておくことが、費用を抑える第一歩です。
- 材質(スチール・木造・プレハブ)
- サイズ
- 基礎の有無
- 搬出環境
- 中身の有無
見積もり時には業者に、追加費用条件や見積もり書の内訳を確認すれば、思わぬ出費を防げます。
自分で物置を解体・処分する方法

ここでは、業者に頼むのではなく、自分で解体・処分をしたい時の手順を整理します。自力での解体や処分は、状況によっては危険を伴うため、無理をせずに進めましょう。
必要な工具を揃える
自力で解体する場合、最低限以下の工具を揃えましょう。
- スパナ/レンチ(ボルト・ナット外し用)
- 電動インパクトドライバー(あれば作業が格段に楽)
- バールや大ハンマー(部材をこじ開ける・破壊する用途)
- 脚立(屋根部や高所作業が必要な場合)
- 防塵マスク、防護メガネ、安全靴、軍手(安全対策)
- 軽トラックまたは車両(部材搬出用)
- 廃材運搬用の袋・シート・ロープ
スチール製や金属板・ボルト・ナットで構成されている物置は、解体に際して工具の準備がないと手間もリスクも大きくなります。
工具を整える際には、物置の材質や構造を先に確認しておくと良いでしょう。たとえばスチール製組立タイプなら比較的分解しやすく、レンチ・スパナ程度で十分な場合があります。
しかし木造・プレハブ・もしくはコンクリートブロック基礎付き物置では、バールやグラインダー・ハンマーなど破壊的作業が必要になるケースがあります。
また、安全装備も忘れてはいけません。屋根作業・金属作業・粉じん発生の可能性があるため、防塵マスク・保護メガネ・安全靴・手袋などを用意しておきましょう。
特に脚立を使った屋根作業では、足を掛ける位置・屋根材の強度・地上からの高さなど、安全確保を念入りに行う必要があります。
さらに搬出段階を考えて、軽トラックやワゴン・ロープ、養生シートなど準備しておくと当日の作業がスムーズに。
工具の準備をあらかじめ整えておけば、工具が足りず中断したり、怪我のリスクといったトラブルを避けられ、解体・処分の費用・手間ともに抑えられますよ。
解体作業前の準備と安全対策
ここでは、作業開始前に確認すべきポイントについて見ていきましょう。作業前に以下の準備をしておくとスムーズに進みます。
- 物置内の中身をすべて取り出して空にしておく。
- 設置場所周辺の駐車スペース・搬出ルートを確保。
- 電動工具使用時の電源確保やコードの取り回しを検討。
- 雨風などの天候条件、屋根の強度・錆の有無を事前にチェック。
- 解体作業中に落下・飛散防止のため、養生シートやシート囲いを用意。
- 近隣への配慮を考え、安全帯・ヘルメット・防塵マスクを装着。
物置の解体は上から下へ、順序を守って行うのが安全とされています。例えば、屋根→壁→床→基礎といった流れです。
また、屋上や2階設置、基礎がしっかりしているタイプでは作業難易度が上がるため、脚立や足場を使ったり、必要に応じて養生で囲いましょう。
また準備段階で、物置の中の荷物をそのままにしておくと、解体途中で落下・転倒・作業員の怪我につながるリスクがあります。
さらに搬出ルートが細かったり階段経由の場合、解体後の搬出が難航し、時間も追加費用も増える原因に。
例えば駐車場が近くにない・道路が狭い位置に設置されている物置では、手作業で板を運び出したり分割搬出したりと通常より大きな手間がかかります。
特殊なケースでは、業者依頼を検討したほうが安全でしょう。もし養生作業を怠ると、粉じんが周囲に飛散したり、近隣とのトラブルになる可能性があります。
特に都市部・マンション屋上設置・隣接建物との距離が近い場合は慎重な対策を行いましょう。
自分で解体・処分する場合、手間はかかりますが、事前準備をしっかり行えば、コストを抑えつつ安全に作業ができます。
スチール製物置の解体手順
ここでは、スチール製組立タイプを想定して解体手順を見ていきましょう。
- 物置内の棚・荷物をすべて取り除く。
- 脚立を使って屋根部のボルト・ナットを外し、屋根材を撤去。
- 外壁・側面パネルを順に取り外し。
- ボルト・固定金具を外し、板を分割して搬出しやすくする。
- 床板(床付きタイプの場合)を剥がす・取り外す。
- 支柱・骨組みを解体し、フレームを小さく分割。
- コンクリートブロックまたは基礎を撤去して撤収。
- 廃材をまとめ、搬出・処分場所まで運搬。
スチール製の物置は、ボルト・ナットで組み立てられているタイプが多く、構造的に上から順に解体すると安全かつスピーディーです。
また壁・屋根・床を順に解体していかないと、バランスが崩れ作業中や搬出時に事故が起きやすくなります。
さらに床下・基礎部分にコンクリートブロックや基礎材が設置されているケースでは、自力では重機・破砕機が必要となるケースも。作業時間・コスト・難易度が大幅に上がるため注意しましょう。
また、廃材の扱いにも配慮が必要です。スチール板は金属リサイクルとして価値が付くケースもあり、自治体の粗大ごみ回収へ出すよりもリサイクル業者へ売却できる可能性もあります。
解体作業を始める前に、部材の重さや人手の数・搬出ルート・廃材処分先・作業時間を見積もっておくと、後からの後悔も少なくて済むでしょう。
解体後の廃材処分方法
主な廃材の種類と処分方法には以下の方法があります。
- スチール板・金属フレーム…金属リサイクル業者に売却 or 自治体の粗大ごみ回収
- コンクリートブロック・基礎材…粗大ごみ扱い/民間廃材処理業者に委託
- ボルト・ナット・小部材(雑金属)…まとめて金属回収 or 粗大ごみ
- 木材・内装材・ガラス等…一般粗大ゴミ or 産業廃棄物区分
また処分方法を比較した一覧表は以下の通りです。
| 廃材の種類 | 処分先 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| スチール板/金属フレーム | 金属回収業者/自治体 | リサイクル可能・場合によって買取あり | 錆び・汚れが激しいと買い取り不可になることも |
| コンクリートブロック/基礎材 | 粗大ごみ/民間処理業者 | 処分先が明確 | 自治体回収不可の場合あり |
| 小部材(ボルト・ナット) | 金属回収/粗大ごみ | 量が少ないなら低コストにできる | 散乱・紛失防止のため整理が必要 |
| 木材・ガラス・断熱材等 | 一般粗大ごみや廃材業者 | 多様な材質をまとめて処分可能 | 産業廃棄物扱いになるケースもあり |
解体後の廃材処分は、物置処分全体のコスト感を左右する大きなポイントです。例えば、スチール板はリサイクル価値が認められ、金属回収業者が買取をしてくれるケースも。
解体・搬出を自分で実施し、金属回収業者へ持ち込めば、処分費用を抑えつつ少し収入を得る方法もあるでしょう。
ただし自治体の粗大ごみ回収では、コンクリートブロックの回収を受け付けていない地域もあります。
粗大ごみ収集日に回収されず、別途民間の廃材処理業者へ委託しなければならないケースでは、数万円の追加費用になるケースも。
さらに材質が複数混在していると、産業廃棄物扱いになる可能性があり、専門業者でないと対応できないケースもあります。
自分で物置を解体・処分しようとするなら、廃材処分のルートと見積もりを解体前に確認しておくと◎。処分をスムーズかつコスト効率よく進められますよ。
物置処分についてよくある質問

ここでは、物置の処分に関する疑問・不安について回答します。自分で解体・処分を検討する方でも、業者に任せたい方でも、知っておきたいポイントを挙げていきましょう。
物置の中身ごと処分してもらえますか
業者によって「物置の中身も一緒に処分対応」が可能なサービスがあります。 ただし、回収対象に制限がある可能性も。
例えば生ごみ・土・コンクリートブロック・ガラス等は別料金または対象外の場合があります。
物置の中身ごと処分を希望する場合、まずは何が入っているかを整理しましょう。例えば、金属工具・棚・プラスチック箱など普通の物であれば、多くの不用品回収業者で物置解体と中身撤去が対応可能です。
しかし産業廃棄物扱い、または別処理”となるものが入っている場合、別途料金が発生したり回収を断られるケースも。
そのため見積もりの段階で以下の情報を業者に伝えるとよいでしょう。
- 中身の量(箱数・重量)
- 搬出ルート(庭→駐車場までの距離・階段有無
- 物置の材質や劣化具合
- 搬出までに自分で整理できるか否か
前もって情報を伝えれば、当日作業がスムーズになり、追加費用の発生を抑えられます。まずは業者に、中身ごと丸ごと撤去可能かを確認したうえで依頼しましょう。
自分で中身整理をしてから物置を処分するか、業者に中身も含めて依頼するかの判断ができるようになりますよ。
スチール製の物置とコンクリート製の違いは何ですか
スチール製の物置とコンクリート製の比較ポイントは以下の通りです。
| 項目 | スチール製物置 | コンクリート製(または基礎付き)物置 |
|---|---|---|
| 材質・構造 | 金属(鋼板・ボルト・ナット)を組み立て | 床/基礎にコンクリートを打設、または重構造 |
| 解体・処分の手間 | ボルト外し・板金分解が主 | コンクリ基礎のはつり・破砕・搬出が必要 |
| 処分費用・難易度 | 比較的低め・手間少なめ | 処分・解体費用ともに高め・手間も増える |
| 設置基準・耐久性 | 軽量で運びやすいが、耐荷重/地盤安定性で制限あり | 重量物対応・基礎がしっかりしているため地盤沈下などに強い |
スチール製物置とコンクリート製物置/基礎付き物置の違いを理解しておくと、処分方法を選ぶ際に非常に役立ちます。
まずスチール製の物置は比較的軽く、ボルト・ナットを外して板金を分割すれば解体可能なケースが多いのが特徴。
中身も比較的少なければ自分で搬出・処分を検討しやすい構造です。ただしスチール製だからといって簡単とは限らず、錆びついてボルトが外れない、屋根・壁の歪みがあるというケースも。
一方、コンクリート製または基礎付きの物置は、床板の下にコンクリートを打っていたりブロック基礎を使用していたり、重量があり搬出・解体がより大掛かりになる傾向があります。
そのため物置の解解体費用を比較する際には、材質・構造・基礎の有無を必ず確認するとよいでしょう。
またリサイクル価値から見ても、スチール板は金属資源として回収・買取が可能なケースもあります。
しかしコンクリート基礎が混在していたり、材質が複雑だと産業廃棄物扱いになるケースもあるため、処分方法・費用とも慎重に判断しましょう。
物置の基礎のコンクリートブロックはどう処分しますか
物置の基礎のコンクリートブロックの処分方法と注意点は以下の通りです。
- コンクリートブロック・基礎材は粗大ごみや家屋付属物・建築廃材扱いとなるケースあり
- 自治体回収の規定でコンクリートブロック不可となっている地域がある
- 基礎撤去+コンクリート分別+搬出処分をまとめて対応してもらう方法もあり。
- 回収・処分の費用は、量・重さ・搬出難易度・混合材(鉄筋入りなど)で変わる。
物置を撤去する際、基礎部分としてコンクリートブロックや土間コンクリートを使用しているケースがあります。
一般的な粗大ごみとして扱える地域もありますが、多くの場合、建築廃材として専門の処理が必要になるのが大半。
そのため自分で処分を検討する際には、まず以下の三点を確認すると、想定外の費用が発生するリスクを減らせます。
- 基礎がどうなっているか(ブロックか土間コンクリートか)
- 基礎撤去が必要かどうか
- 搬出ルート・重さ・混合材があるかどうか
基礎撤去には、ハツリ作業や重機/人力での搬出・産業廃棄物としての処理が伴い、解体作業全体の費用をアップさせる原因になります。
そのため見積もり時には、基礎撤去/整地を含むかどうかや、コンクリートブロック・土・石も含めるかを確認するとよいでしょう。基礎があるかないかで、判断も異なります。
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