形見を処分する6つの方法!形見として残すべきものと処分する際の注意点を解説!
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- 不用品回収

大切な人の形見の処分方法や、そもそも残すものと処分するものの判断基準がわからず、お困りの方は多いはずです。
遺品には、故人とのかけがえのない思い出が詰まっていますが、全てを残すのは現実的ではありません。
よって、形見として残すものを選別し、その他の遺品は適切な方法で処分する必要があります。
そこで、この記事では形見を処分する方法や、残すものの仕分け方や注意点など、下記の項目について解説します。
・形見を残す理由
・形見として残すものの一般的な例
・形見の仕分け手順
・形見を処分する6つの方法
・形見を処分する際の注意点
故人の思いを尊重するためにも、正しい知識を身に着けて適切に整理・処分を進めましょう。
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目次
形見の意味と大切さ

形見とは、亡くなった方が生前に使っていた品物や遺品のことを指します。
単なる物ではなく、故人との思い出や絆を象徴する大切な存在です。
形見を手元に残すことで、故人の面影を感じながら、その人との思い出を振り返ることができます。
特に、時計やアクセサリー、手紙などの個人的なアイテムは、故人の生きた証として心に深く刻まれるでしょう。
しかし、形見をすべて残すことは現実的ではありません。
住環境や気持ちの整理のために、一部を手放すことを考える人も多いでしょう。
その際は、故人への感謝の気持ちを大切にしながら、丁寧に処分することが大切です。
形見として何を残す?残りやすいもの一覧

たくさんの遺品の中から、形見としてどれを残すべきか決められずにいる方も多いはずです。
一般的には、下記の5種類の品が形見として残されることが多くあります。
- 宝石やアクセサリー
- 骨董品や伝統工芸品
- アートや価値ある装飾品
- 思い出の衣類
- 日用品と家具・家電
故人と自身の思い出を重ね合わせながら、形見として残すものを選びましょう。
宝石やアクセサリー
宝石やアクセサリーは、形見として残されるケースが多くあります。
指輪やネックレス、ブレスレットなどは、小さくて保管しやすく、故人が愛用していたものなら特に思い入れが深いでしょう。
また、ジュエリーは世代を超えて受け継がれることが多く、家族の絆を象徴する存在になります。
例えば、祖母が愛用していた指輪を孫が受け継ぐことで、その人の思い出を身近に感じられるでしょう。
また、高価な宝石類は資産としての価値もあり、適切に管理すれば将来的に受け継ぐことも可能です。
ただし、不要な場合は専門業者に査定を依頼し、適切に処分することも検討しましょう。
骨董品や伝統工芸品
骨董品や伝統工芸品も、形見として残しやすいアイテムです。
これらの品は長い年月を経ても価値が損なわれにくく、文化や歴史を感じさせるものが多いため、家族にとって特別な存在になります。
例えば、漆器や陶磁器、掛け軸などは、故人の趣味や人生観を反映しており、その人を偲ぶきっかけになるでしょう。
また、骨董品には市場価値があるため、受け継ぐかどうかを慎重に考えることも必要です。
保管が難しい場合は、美術品の買取業者やオークションを活用するのも一つの手段です。
処分する際は、故人の思いを尊重しながら、新たな持ち主へと受け継ぐ方法を検討しましょう。
アートや価値ある装飾品
絵画や彫刻などのアート作品、または高級な装飾品も、形見として残ることが多いです。
特に、故人が生前に愛した作品や自ら手掛けた作品は、その人の人生や感性を映し出す大切なものになります。
アート作品はインテリアとして飾ることができるため、日常の中で自然と故人を思い出すことができます。
ただし、大きな作品や管理が難しいものは、適切な保管方法を考える必要があります。
もし手放すことを検討するなら、専門の美術品買取業者やオークションを利用するのもよいでしょう。
思い出の衣類
衣類も、故人を偲ぶ形見としてよく選ばれます。
特に、生前よく着ていた服や特別な場面で身に着けていた衣装は、故人の面影を感じやすいものです。
例えば、お気に入りだったコートやスーツ、浴衣や着物などは、故人の個性を象徴するアイテムとなります。
ただし、衣類はかさばりやすいため、全てを残すのは難しい場合もあります。
その場合は、一部をリメイクして小物にするのも1つの手段です。
例えば、スカーフやネクタイをクッションカバーやポーチに作り変えれば、新しい形で思い出を残すことができます。
不要なものは、リサイクルや寄付を活用し、故人の思いを無駄にしない方法を選ぶとよいでしょう。
日用品と家具・家電
日用品や家具・家電も、形見として残されることが多いものです。
特に、故人が長年愛用していた机や椅子、時計、茶碗などは、日々の生活の中で故人を感じられるアイテムになります。
家電製品も、状態が良ければ使い続けることができるため、実用的な形見として役立ちます。
ただし、大型の家具や古い家電は、スペースの問題や経年劣化により、全てを残すのが難しい場合もあります。
その場合は、一部のアイテムを記念として保管し、残りはリサイクルや寄付を検討すると良いでしょう。
形見としての価値だけでなく、実際の生活での利便性も考慮しながら、適切に処分することが大切です。
形見の選び方と仕分けの手順

この章では、たくさんの遺品の中から形見として残すものの選び方・仕分けの手順を解説します。
- 遺品整理する時期の目安を把握しよう
- 家族・親族で必ず話し合うこと
- 残す基準を明確にする
- 自分でやるか業者に依頼するか決める
- 仕分けを行う
この順番で進めていけば、全体的なスケジュールがスムーズに進むはずです。
遺品整理する時期の目安を把握しよう
形見を選ぶ前に、まず遺品整理をおこなう時期の目安を把握することが大切です。
一般的に、四十九日や一周忌などの節目が整理を始めるタイミングとされています。
これは、故人の死を悼む期間を経て、気持ちの整理がつきやすくなるためです。
ただし、家族の状況や住環境によって、早めに整理を進める場合もあります。
特に、故人が賃貸住宅に住んでいた場合は、契約期間の関係で早急に片付ける必要があることもあります。
一方で、無理に急ぐ必要はなく、気持ちの整理がつくまでゆっくりと進めるのも選択肢の1つです。
自分や家族の心の負担にならないよう、適切なタイミングを見極めましょう。
家族・親族で必ず話し合うこと
形見分けを進める際には、家族や親族との話し合いが欠かせません。
故人の遺品には、それぞれの思い出が詰まっており、各自が異なる感情を抱いていることが多いためです。
特に価値のある品や、故人が大切にしていたものは、誰が引き継ぐのか慎重に決める必要があります。
話し合いの際は、「故人がどのように考えていたか」「家族それぞれの希望」「遺品の管理や保管場所」などを整理し、トラブルを避けることが大切です。
もし意見がまとまらない場合は、専門家や第三者に相談するのも一つの方法です。
家族の絆を損なわないよう、丁寧な話し合いを心がけましょう。
残す基準を明確にする
形見を選ぶ際には、どの遺品を残し、どれを処分するかの基準を明確にする必要があります。
基準が曖昧だと、思い出に浸ってしまい、整理が進まなくなってしまうので注意してください。
残す遺品の一般的な基準としては、下記のとおりです。
- 故人が特に大切にしていたもの
- 家族にとって思い出深いもの
- 実用性があり今後も使えるもの
- 価値があり将来的に受け継げるもの
一方で、使い道のないものや、保存が難しいものは、無理に残さず処分した方がいいでしょう。
形見として残す物を決める際には、「この品を持ち続けることで故人を偲べるか?」と考えると、より判断しやすくなります。
自分でやるか業者に依頼するか決める
遺品整理は、自分達でおこなう以外にも、専門業者に依頼するという選択肢もあります。
家族だけで整理する場合は、思い出を振り返りながら丁寧に進められますが、大量の遺品があると負担が大きくなることもあります。
専門業者に依頼すると、短期間で効率的に整理でき、家具や家電の運搬・処分も任せられるため便利です。
特に、一人では手が回らない場合や、遠方に住んでいる場合には、プロの手を借りることを検討しましょう。
ただし、業者を選ぶ際は、料金やサービス内容を確認し、信頼できる会社を選ぶことが大切です。
必要に応じて、家族と相談しながら最適な方法を決めましょう。
仕分けを行う
形見を選ぶためには、まず遺品を「残すもの」「譲るもの」「処分するもの」に仕分ける作業が必要です。
仕分けの際には、明確な基準を持つことが大切です。
形見として残す品は、家族の誰かが大切にできるものや、日常生活で使えるものを優先するとよいでしょう。
譲るものは、親族や友人など、故人と縁のあった人に受け取ってもらえるか検討します。
処分するものについては、不用品回収業者やリサイクルショップを活用するのが一般的です。
仕分けは感情的になりやすい作業ですが、故人への思いを大切にしながら、慎重に進めることが大切です。
形見を処分する場合の6つの方法

形見を処分する際は、下記の6つの方法があります。
- 自治体で処分する
- フリマアプリ・オークションサイトで販売
- 専門リユースショップで買取
- 知人・ジモティなどで譲渡する
- 遺品整理業者・不用品回収業者に処分を依頼する
- 支援団体・NPO法人に寄付をする
それぞれの方法の概要や注意点を解説します。
自治体で処分する
形見を処分する際、最も手軽な方法の一つが自治体のゴミ回収を利用することです。
衣類や小物類は可燃ゴミや不燃ゴミとして処分できますが、大きな家具や家電は粗大ゴミとして扱われるため、自治体のルールを確認する必要があります。
特に、家電リサイクル法の対象であるテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機などは、自治体では回収されないことが多いため、指定の方法で処分しなければなりません。
また、処分前に形見の品をしっかり供養する気持ちを持つことも大切です。
故人の思い出が詰まった品をただ捨てるのではなく、感謝の気持ちを込めて手放すことで、気持ちの整理がつきやすくなります。
フリマアプリ・オークションサイトで販売
形見の品がまだ使える状態であれば、フリマアプリやオークションサイトで販売するのも一つの方法です。
特に、ブランド品や貴金属、アンティーク家具などは高値で売れることもあり、次に使ってくれる人が見つかることで、品物に新たな価値が生まれます。
ただし、出品には手間がかかるため、写真撮影や説明文の記載などに時間をかける必要があります。
また、故人の大切にしていたものを売ることに抵抗を感じる場合もあるため、家族でよく話し合って決めましょう。
売れたお金を故人の供養のために使うなど、納得のいく形で活用すると、心の整理もしやすくなります。
専門リユースショップで買取
ブランド品や骨董品、宝石、家具などの価値がある品は、専門のリユースショップで買取を依頼するのもよい方法です。
プロの査定士が適正な価格で買い取ってくれるため、手間をかけずにスムーズに処分できます。
特に、時計やアクセサリー、絵画などは、専門店のほうが高額で買い取られる可能性があります。
ただし、買取価格にはお店ごとの違いがあるため、複数の店舗で査定を受けて比較することをおすすめします。
故人が愛用していた品を適切に評価してもらい、新しい持ち主に引き継ぐことで、形見の品が新たな価値を持つことになります。
知人・ジモティなどで譲渡する
形見を手放す際、知人や地域の人に譲る方法もあります。
親しい友人や親族が欲しがっている場合は、形見分けの一環として譲るのもよいでしょう。
また、地域の掲示板サービス「ジモティ」などを活用すれば、地元の人に直接引き取ってもらうことができます。
この方法のメリットは、廃棄せずに再利用できる点です。
特に、故人が愛用していた家具や家電などは、知人が使い続けてくれることで、形見としての価値を保つことができます。
譲渡する際はトラブルを防ぐため、状態や使用年数を正直に伝えることが大切です。
遺品整理業者・不用品回収業者に処分を依頼する
形見の品を大量に処分する場合は、遺品整理業者や不用品回収業者に依頼するのが便利です。
特に、家具や家電、大量の遺品を短期間で整理する必要がある場合は、専門業者に頼むことでスムーズに処分できます。
業者によっては、供養をおこなったうえで処分するサービスを提供しているところもあります。
ただし、悪質な業者も存在するため、事前に口コミや評判を確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
支援団体・NPO法人に寄付をする
形見を有効活用する方法の一つに、支援団体やNPO法人への寄付があります。
衣類や家具、家電など、まだ使えるものを必要としている人に届けることができ、故人の遺品が社会貢献につながるというメリットがあります。
ただし、受け入れ可能な品目や寄付方法は団体ごとに異なるため、事前に確認が必要です。
故人の大切にしていた品が、新しい誰かの役に立つことで、形見が持つ意味をより深く感じられるでしょう。
形見の処分で気をつけること

最後に、形見を処分する際の注意点として、下記の5点をお伝えします。
- 専門家に依頼して価値を正確に把握しよう
- 家電・家具は買取してもらえない可能性もある
- 遺品整理・不用品回収業者には悪徳業者もまぎれている
- 自分だけの判断で勝手に捨てない
- 遺品を隠すと法律に違反する可能性も
あとあと後悔したり、トラブルに巻き込まれたりしないよう、必ず把握しておいてください。
専門家に依頼して価値を正確に把握しよう
形見の中には、市場価値が高いものが含まれている可能性があります。
特に、宝石・貴金属・骨董品・ブランド品・美術品などは、素人では本当の価値を判断しにくいものです。
誤って安値で売ってしまったり、無料で処分してしまったりしないよう、注意しなくてはなりません。
そのため、買取を検討する場合は、必ず専門の鑑定士や査定士に依頼するのが賢明です。
複数の業者で査定を受け、相場を確認することで、適正な価格で手放すことができます。
また、歴史的価値のある品や希少なコレクションなどは、オークションに出品することで、より高値がつくこともあります。
価値を正しく知ったうえで、適切に処分することが大切です。
家電・家具は買取してもらえない可能性もある
形見として残された家具や家電の処分を考える際、リサイクルショップや買取業者に持ち込むことを検討する人も多いでしょう。
しかし、古い家具や家電は、状態や需要によっては買取を断られるケースが少なくありません。
特に、年式の古い家電や使用感のあるソファやベッドなどは、リユースが難しく、無料引取すらできない場合もあります。
また、家電リサイクル法の対象となるテレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機などは、リサイクル料金がかかることを考慮しなければなりません。
買取を希望する場合は、事前に業者へ問い合わせ、対象となるかどうかを確認しましょう。
遺品整理・不用品回収業者には悪徳業者もまぎれている
遺品整理や不用品回収を依頼する際には、業者選びに注意が必要です。
「無料回収」をうたう業者や、見積もりなしで作業を進めようとする業者は、法外な料金を請求したり、不法投棄をおこなったりする悪徳業者の可能性があります。
信頼できる業者を選ぶためには、公式サイトの口コミや評判を確認し、複数社から相見積もりを取ることが大切です。
同時に、「一般廃棄物処理業の許可」や「古物商許可」を持っているかも確認しましょう。
適正な業者に依頼することで、トラブルを回避し、安心して遺品を整理することができます。
自分だけの判断で勝手に捨てない
形見の処分を進める際、家族や親族の同意を得ずに勝手に捨ててしまうと、後々トラブルになることがあります。
遺品には、家族それぞれに思い入れのあるものが含まれていることが多く、独断で処分してしまうと、後悔や不満の原因になるかもしれません。
処分を決める前に、必ず家族や親族と話し合い、誰がどの品を引き継ぐのかを明確にしておきましょう。
形見の整理は、感情的になりやすい作業だからこそ、慎重に進めることが大切です。
遺品を隠すと法律に違反する可能性も
故人が残した遺品の中には、財産的価値のあるものや、法的に重要な書類が含まれているケースがあるので注意しなくてはなりません。
預貯金通帳・不動産関連の書類・高価な貴金属などを故意に隠したり、勝手に処分したりすると、最悪の場合「相続財産の隠匿」として法律違反となる可能性もあります。
また、故人の借金や未払いの請求書などが見つかった場合、それを放置すると、後々相続人が負担を負うリスクもあります。
そのため、形見や遺品を整理する際には、重要な書類がないか慎重に確認し、必要に応じて弁護士や司法書士に相談することが大切です。
法律を守りながら、適切に形見を整理しましょう。
形見の処分ならしあわせの遺品整理にお任せください

形見の処分は、故人への思いを大切にしながら慎重に進めることが大切です。
残すものと手放すものを明確にし、家族と話し合いながら適切な方法を選びましょう。
処分方法には、自治体の回収や買取業者への売却、寄付などさまざまな選択肢がありますが、価値のある品は専門家に査定してもらうことをおすすめします。
また、遺品整理業者の中には悪徳業者も存在するため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
たとえば、遺品整理のプロフェッショナルである「しあわせの遺品整理」は、全国で30社に1社のみ選ばれる遺品整理優良事業所を受賞した実績があります。
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