ゴミ屋敷はリフォーム可能?片付け業者の費用とリフォーム費用相場まで解説!
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- ゴミ屋敷

ゴミ屋敷をリフォームしようにも、その手順や費用相場がわからずに着手できずにいる方は多いはずです。
まず、ゴミ屋敷をリフォームするには、何よりも先に片付けをおこなうのが必須です。
また、リフォームする場所や範囲、ゴミ屋敷のゴミの量などによって、費用相場は大きく変動します。
そこで、この記事ではゴミ屋敷の片付け・リフォームにかかる費用相場や手順を詳しく解説します。
・ゴミ屋敷の片付けからリフォームまでの手順
先にゴミを片付けてからならどんな状態でも元通りにリフォーム可能!
・片付け・リフォームそれぞれの費用相場
1k3万円~、リフォームは6畳5万円~
・ゴミ屋敷の中でリフォームが必要な場所
外壁やお風呂など、ダメージが大きい場所・衛生面に問題がある場所はリフォームが必要
・ゴミ屋敷をリフォームする際の注意点
ローンの残債状況や、信頼できる業者選びに注意が必要
これらの項目について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
ゴミ屋敷のリフォームは先に片付けが必須

冒頭にもお伝えしたように、ゴミ屋敷をリフォームするなら、その前に片付けをするのが必須です。
そのポイントとして、下記の2点について解説します。
- ゴミ屋敷片付け後に破損や汚れが再発見される可能性
- リフォーム業者の見積りは清掃後に依頼する
前提知識として、それぞれのポイントを押さえておきましょう。
ゴミ屋敷片付け後に破損や汚れが再発見される可能性
ゴミ屋敷を片付けた後に、想像以上にひどい部屋の破損・汚れが発覚するケースは少なくありません。
大量のゴミに埋もれていた床や壁は、長年の湿気や害虫の影響で腐食していたり、シミやカビが広がっていたりすることがあります。
また、家具や家電の裏側に隠れていた部分が傷んでいることもあり、片付け前には気づけない損傷が多く見つかるでしょう。
これらのダメージを放置すると、悪臭や害虫の発生源となるだけでなく、家の安全性にも関わるため、リフォーム前に徹底的な点検が必要です。
片付け後に専門業者に現地調査を依頼し、どの程度の修繕が必要かを把握するのが一般的なながれです。
リフォーム業者の見積りは清掃後に依頼する
ゴミ屋敷のリフォームを検討する際は、清掃が完了してから見積もりを依頼するのが鉄則です。
ゴミが残った状態では、業者が正確な状況を把握できず、適切なリフォーム計画を立てることが難しくなります。
たとえば、床や壁の状態、配管や電気設備の劣化具合などは、ゴミを片付けた後でなければ正確に判断できません。
そのため、清掃前にリフォームの見積もりを取ると、後から追加費用が発生する可能性が高くなります。
まずは専門の清掃業者に依頼して、家全体をきれいにした後で、リフォーム業者に正式な見積もりを出してもらいましょう。
そうすることで、不要なコストを抑え、適切なリフォーム計画を立てることができます。
ゴミ屋敷の片付けからリフォーム施工までの具体的な手順

この章では、ゴミ屋敷の片付けからリフォーム施工までの具体的な手順を、3つのプロセスに分けて解説します。
- 不用品の分別と処分
- 清掃作業・消臭と消毒
- リフォーム見積り・施行
それぞれのポイントを解説します。
不用品の分別と処分
ゴミ屋敷をリフォームするには、まず徹底した不用品の分別と処分が必要です。
ゴミ屋敷には可燃ゴミや不燃ゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミなどが混在しているため、自治体のルールに従い正しく仕分ける必要があります。
まだ使用できる家具や家電があれば、リサイクル業者や買取サービスを活用するのも一つの方法です。
特に、大量のゴミがある場合は、専門の片付け業者に依頼すると効率的に作業を進められます。
不用品の処分を怠るとリフォーム作業がスムーズに進まないため、最初のステップとして計画的におこないましょう。
清掃作業・消臭と消毒
不用品を処分した後は、清掃作業と徹底的な消臭・消毒をおこないます。
長年放置されたゴミの影響で、床や壁にこびりついた汚れやシミが残っていることが多いため、専用の洗剤や高圧洗浄機を使って丁寧に清掃します。
また、悪臭がこもっている場合は、消臭剤やオゾン脱臭機を使用して、空間のにおいを取り除くのが効果的です。
さらに、害虫が発生している可能性があるため、殺菌・消毒作業も重要です。
リフォーム後に快適な空間で生活するためにも、清掃と衛生管理を徹底的におこない、健康的な住環境を整えましょう。
リフォーム見積り・施行
清掃が完了したら、リフォーム業者に見積もりを依頼し、具体的な施工計画を立てます。
ゴミ屋敷だった部屋は、床や壁が傷んでいたり、水回りが劣化していたりするケースが多いため、修繕が必要な箇所をしっかり確認することが大切です。
リフォームの内容としては、壁紙の張り替えや床の補修、設備の交換などが一般的ですが、損傷の程度によっては大規模な工事が必要になることもあります。
見積もりを比較し、信頼できる業者を選んだうえで、計画に沿って施工を進めましょう。
リフォームが完了すれば、快適な住環境が整い、新たな生活をスタートできます。
ゴミ屋敷の片付けとリフォームにかかる費用相場

ゴミ屋敷のリフォームにかかる費用は、片付け・工事・ゴミ処分・解体の4つに分けて考える必要があります。
- 片付けと清掃の費用相場
- リフォーム工事の費用相場
- リフォーム工事のゴミの処分費用相場
- 解体が必要な場合の費用相場
それぞれの費用相場を参考に、適切な予算を算出しましょう。
片付けと清掃の費用相場
ゴミ屋敷の片付けと清掃の費用は、ゴミの量や作業人数、清掃の範囲によって大きく変わります。
一般的な相場は、下記のとおりです。
間取り | 費用相場 | 作業時間の目安 |
---|---|---|
1R・1K | 3万~10万円 | 半日~1日 |
1DK・1LDK | 5万~20万円 | 1日~2日 |
2DK・2LDK | 10万~40万円 | 2日~3日 |
3DK・3LDK以上 | 15万~60万円以上 | 3日以上 |
この費用には、不用品の処分費や清掃作業の料金が含まれますが、ゴミの量が多い場合や特殊清掃が必要な場合は追加費用がかかることがあります。
特に害虫駆除や消臭・消毒作業をおこなう場合は、別途1万~5万円ほどの追加料金が発生するのが一般的です。
リフォーム工事の費用相場
ゴミ屋敷のリフォーム費用は、部屋の状態や施工内容によって異なります。
一般的なリフォーム費用の相場は、下記のとおりです。
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
壁紙の張り替え(6畳) | 5万~10万円 |
床の張り替え(フローリング・畳) | 10万~30万円 |
キッチンの交換 | 50万~100万円 |
浴室・トイレの改修 | 20万~80万円 |
住宅全体のリフォーム | 100万~500万円以上 |
ゴミ屋敷では、特に壁や床の傷みが激しいケースが多く、クロスやフローリングの張り替えは必須となるでしょう。
また、水回りの設備が劣化している場合は、大規模な修繕が必要になり、費用も高額になりがちです。
リフォームを検討する際は、複数の業者から見積もりを取り、適正価格で施工できるようにしましょう。
リフォーム工事のゴミの処分費用相場
リフォーム工事をおこなう際は、古い壁材や床材、設備機器など大量の廃材が発生します。
これらの処分費用の相場は、下記のとおりです。
廃材の種類 | 費用相場 |
---|---|
壁紙(6畳分) | 5,000~1万円 |
フローリング・畳 | 1万~5万円 |
キッチン設備 | 5万~15万円 |
浴室・トイレ設備 | 3万~10万円 |
建材・廃棄物の一括処分 | 10万~50万円 |
特にキッチンや浴室などの設備は、大型ごみとして特別な処理が必要になるため、処分費用が高くなる傾向にあります。
また、産業廃棄物は適切に廃棄する必要があるため、契約時に処分費用が含まれているかを確認しましょう。
解体が必要な場合の費用相場
ゴミ屋敷の状態が深刻で、建物の一部または全体を解体しなければならない場合は、解体費用も考慮する必要があります。
解体費用の相場は、下記のとおりです。
建物の種類 | 費用相場(㎡あたり) |
---|---|
木造住宅 | 3万~5万円 |
鉄骨造住宅 | 5万~8万円 |
RC(鉄筋コンクリート)造 | 8万~12万円 |
例えば、30㎡(約9坪)の木造住宅を解体する場合、90万~150万円ほどの費用がかかります。
また、解体後に発生する廃材の処分費用も加算されるため、事前に詳細な見積もりの確認が必要です。
特に老朽化した住宅では、アスベストの処理が必要になる場合があり、その場合はさらに追加費用が発生する可能性があります。
ゴミ屋敷のリフォーム費用を抑えるためには、片付けや解体を計画的に進め、工事を最小限に抑えることがポイントです。
ゴミ屋敷でリフォームすべき場所別のケース

ゴミ屋敷を快適な状態に復元する際は、それぞれの箇所の状態によってリフォームの必要性有無が変わってきます。
- 外壁・屋根
- 壁と床
- キッチン
- お風呂
- トイレ
どんな場合にリフォームが必要なのか、それぞれの場所ごとに解説します。
外壁・屋根
ゴミ屋敷の状態が長期間続くと、外壁や屋根にも影響が及ぶことがあります。
特に、通気が悪い状態が続いた場合は湿気がこもりやすく、外壁のカビやコケの発生、屋根の劣化が進んでしまいがちです。
また、ゴミ屋敷の管理が行き届かないことで、雨漏りやひび割れが放置され、建物の耐久性が低下するケースも少なくありません。
外壁の塗装の剥がれや屋根の損傷がある場合は、早めのリフォームが必要です。
外壁塗装の費用は30万~100万円、屋根の補修・葺き替えは50万~200万円ほどが相場となります。
耐久性を向上させるためにも、防水加工や断熱材の見直しを検討しましょう。
壁と床
ゴミ屋敷の片付けを終えると、多くの場合は壁や床に大きなダメージが見つかります。
壁紙は汚れやシミ、カビが目立ちやすく、場合によっては悪臭が染み付いていることもあります。
また、床はゴミや湿気の影響で腐食していたり、傷が深くなっていたりすることが多いです。
特に、畳の場合はダニや害虫が繁殖しているケースもあり、全面的な張り替えが必要になることもあります。
壁紙の張り替えは6畳で5万~10万円、フローリングの張り替えは10万~30万円が相場です。
リフォームの際は、耐久性の高い素材を選び、今後の管理をしやすくするといいでしょう。
キッチン
ゴミ屋敷のキッチンは、長期間放置された食品ゴミや油汚れが原因で、悪臭や害虫の発生源になっていることが多いです。
また、水回りの劣化が進み、シンクや排水管が詰まっているケースもあります。
特に、水漏れがある場合は、カビや腐食が進行し、床下までダメージを受けていることがあるため、慎重なチェックが必要です。
キッチンのリフォーム費用は、シンクやコンロの交換で20万~50万円、システムキッチン全体を交換する場合は50万~100万円が相場です。
清掃で改善できる場合もありますが、安全性や利便性を考慮して、新しいものへの交換を積極的に検討しましょう。
お風呂
ゴミ屋敷の浴室は、湿気と汚れが溜まりやすく、カビや水アカが深刻な状態になっていることがよくあります。
また、長期間清掃されていないと、排水口が詰まり、悪臭や害虫の発生原因になってしまいがちです。
さらに、タイルの割れや浴槽のひび割れなどの劣化があると、水漏れが発生し、床や壁の腐食を招くことがあります。
浴室のリフォーム費用は、部分補修で10万~30万円、ユニットバスの交換で50万~150万円が相場です。
特に、カビがひどい場合は、抗菌・防カビ仕様の浴室素材を選ぶと、今後の掃除がしやすくなります。
トイレ
ゴミ屋敷のトイレは、悪臭がこもりやすく、汚れや水垢がこびりついていることが多いため、リフォームが必要なケースが多いです。
長期間使用されていないトイレでは、排水管が詰まっていたり、水漏れによる床の腐食が進んでいたりすることもあります。
また、便器やタンク内にカビやサビが発生していることがあり、そのまま使うのは衛生的に問題があります。
トイレのリフォーム費用は、便器の交換で10万~30万円、床や壁の張り替えを含めると20万~50万円が相場です。
水回りのトラブルを防ぐためにも、新しい節水型トイレに交換するのもいいでしょう。
ゴミ屋敷のリフォームで注意すべきポイント

最後に、ゴミ屋敷をリフォームする際の注意点として、下記の3点について解説します。
- 持ち家でもローンが残っている場合リフォームできない可能性も
- 業者の見積りは必ず最低2社以上の相見積もりおこなう
- ゴミ屋敷片付けはイレギュラーな費用の発生がする可能性がある
できる限り費用を抑えるため、また、トラブルを回避するためにも、必ず把握しておいてください。
持ち家でもローンが残っている場合リフォームできない可能性も
ゴミ屋敷のリフォームを検討する際、住宅ローンが残っている場合は注意が必要です。
一般的に、住宅ローンの残債がある状態で大規模なリフォームをおこなう場合、金融機関の審査に通らなければ追加の借入れはできません。
特に、ゴミ屋敷状態が続いていたことで住宅の評価が下がっている場合、担保価値が低いと判断され、ローンの審査が厳しくなる可能性があります。
また、住宅ローン契約の内容によっては、金融機関の許可なしに大規模なリフォームができないこともあるため、事前にローン会社へ確認することが大切です。
業者の見積りは必ず最低2社以上の相見積もりをおこなう
ゴミ屋敷のリフォームは、業者によって費用や施工内容が大きく異なるため、2社以上の相見積もりを取ることが大切です。
特に、片付けやリフォームの経験が少ない業者に依頼すると、追加費用が発生したり、十分な工事がおこなわれなかったりするリスクがあります。
相見積もりを取る際は、費用だけでなく、作業内容や保証の有無も比較しましょう。
また、悪徳業者に騙されないためにも、「見積もりが極端に安すぎる」「契約を急かされる」といった業者には注意しなくてはなりません。
信頼できる業者を選ぶためには、口コミや実績を確認し、複数の見積もりを比較検討するのが有効です。
ゴミ屋敷片付けはイレギュラーな費用の発生がする可能性がある
ゴミ屋敷の片付けやリフォームでは、事前の見積もりには含まれていないイレギュラーな費用が発生することがあります。
たとえば、片付け後に壁や床の損傷が見つかったり、水漏れや害虫被害が発覚したりする場合が多く、それに伴う修繕費用が追加されるケースです。
また、大量の不用品の処分が必要な場合、予定よりも廃棄コストが増えることも考えられます。
予算オーバーを防ぐためには、最初から「追加費用が発生する可能性がある」ことを想定し、見積もり時に業者と詳細な打ち合わせをおこなうことが大切です。
特に、想定される追加作業とその費用について、契約前に明確にしておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。
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ゴミ屋敷のリフォームは、単なる片付けではなく、清掃・修繕・設備交換など多岐にわたる作業が必要です。
まずは不用品を分別・処分し、徹底的な清掃と消臭・消毒をおこないましょう。
その後、壁や床の張り替え、水回りの修繕、外壁や屋根の補修など、必要なリフォームを進めます。
費用は片付けやリフォームの範囲によって大きく異なるため、事前に相見積もりを取り、予算計画を立てることが大切です。
リフォームへの第一歩となるゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するなら、「しあわせの遺品整理」にお任せください。
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