ゴミ屋敷の片付け費用はいくら？ワンルームから一軒家まで事例から相場を紹介！

• ゴミ屋敷

ゴミ屋敷を片付けるに当たって、まず気になるのがその際の費用ですよね。

ただ、ゴミ屋敷の片付け費用を決める要素は、部屋の広さ・ゴミの量や種類、など多岐に渡るうえ、業者によっても大きく違います。

そこで、この記事ではあらゆるケースにおけるゴミ屋敷の片付け費用の事例・相場を解説します。

ゴミ屋敷の片付け費用は広さだけで判断できない

ゴミ屋敷の間取り・部屋の広さは片付け費用を判断する目安にはなりますが、実際の費用は他にもさまざまな要素が起因して決まります。

大きな要素としては、下記の4つです。

• ゴミの量がゴミ屋敷により違う
• ゴミの種類や部屋の状況により変動する
• 買取ができる不用品もある
• 業者により違う

ゴミの量がゴミ屋敷により違う

ゴミ屋敷の片付け費用は、単純に部屋の広さだけでは決まりません。

その理由の一つが、ゴミの量が物件ごとに大きく異なるためです。

同じ1Kの部屋でも、ゴミが床一面に薄く広がっている場合と、天井近くまで積み上がっている場合とでは、必要な作業量がまったく異なります。

当然、ゴミの量が多ければ多いほど、処分にかかる時間や人手が増え、それに伴い費用も高くなります。

ゴミ屋敷の片付け費用を正確に見積もるには、実際のゴミの量を把握することが大切です。

そのため、多くの片付け業者は、現地での無料見積りを実施しています。

ゴミの種類や部屋の状況により変動する

ゴミ屋敷の片付け費用が変動する大きな要素の一例が、ゴミの種類と部屋の状況です。

たとえば、一般的な生活ゴミだけでなく、大量の家具や家電、スプレー缶・電池などの危険物、リサイクルが必要なものが混在していると、処分に手間がかかります。

また、食品ゴミが多く腐敗が進んでいる場合や、害虫やカビが発生している場合は、特別な清掃や消毒作業が必要になることもあり、費用が上がる要因となります。

さらに、水漏れや床の損傷などがあると、片付け後に原状回復のためのリフォームが必要です。

これらの要素が重なると、単純な片付け作業以上のコストが発生するため、見積もりを取る際には詳細な状況を伝えましょう。

買取ができる不用品もある

ゴミ屋敷の片付け費用を抑える方法の一つとして、不用品の買取があります。

家具や家電の中には、まだ使用できるものや価値のある品物が含まれていることがあり、これらを業者に買い取ってもらうことで、片付けの総費用を軽減できます。

また、ゲーム機やフィギュアなどのコレクター向けアイテムも高価買取の可能性があります。

ただし、買取サービスの有無や買取対象品は業者によって異なるため、事前に相談すると良いでしょう。

買取を上手に活用することで、ゴミ屋敷の片付けを経済的に進めることができます。

業者により違う

ゴミ屋敷の片付け費用は、依頼する業者によっても大きく異なります。

料金体系には「トラック積み放題プラン」や「間取り別料金」などさまざまな形式があり、業者ごとにサービス内容が違うため、単純に安いからといって飛びつくのは危険です。

そのため、見積もりを取る際は、何が含まれているのかをしっかり確認することが大切です。

また、対応の丁寧さや口コミ・評判も重要なポイントです。

複数の業者から見積もりを取り、料金だけでなくサービス内容を比較することで、納得のいく片付けができるでしょう。

ゴミ屋敷の片付け費用の相場一覧

ゴミ屋敷の片付け費用は、部屋の広さやゴミの量、作業の難易度によって大きく変動します。

一般的な相場は、下記のとおりです。

部屋の広さ	費用相場（目安）
1R・1K	30,000円～80,000円
1DK・1LDK	50,000円～150,000円
2DK・2LDK	100,000円～250,000円
3DK・3LDK	150,000円～400,000円
4LDK以上	200,000円～600,000円

この費用には、ゴミの分別・搬出・処分費用が含まれるのが一般的ですが、業者によってサービス内容が異なります。

そのため、見積もり時にしっかり確認することが大切です。

また、買取サービスを提供している業者であれば、価値ある不用品を売却して作業費用を抑えることも可能です。

ゴミ屋敷の片付けケース別の相場例

この章では、同じ広さの部屋でもゴミの量によって片付け費用がどれだけ変わってくるのかを把握してもらうため、より具体的な相場例を紹介します。

• ワンルーム（1k）のアパートで膝から腰くらいのゴミ
• ワンルーム（1k）のアパートで天井までのゴミ
• 一軒家で膝から腰くらいのゴミ
• 一軒家で天井までのゴミ

ワンルーム（1k）のアパートで膝から腰くらいのゴミ

ワンルーム（1K）のアパートで、ゴミが膝から腰の高さまで溜まっている場合、片付け費用の相場は5万円～10万円程度です。

この程度のゴミの量であれば、作業員2～3人で半日から1日ほどで片付けが完了するでしょう。

ゴミの種類が一般的な生活ゴミ中心であれば、追加費用は発生しにくいですが、大型の家具や家電が含まれる場合は別途回収費用がかかることがあります。

作業時間を短縮するためには、事前に買取可能な不用品を仕分けしておくのも有効です。

ワンルーム（1k）のアパートで天井までのゴミ

ワンルーム（1K）のアパートで天井までゴミが積み上がっている場合、片付けの難易度が大幅に上がり、費用の相場は10万円～20万円程度になります。

ゴミが重なり合った重みで圧縮されている場合、分別や搬出に時間がかかり、費用が上がる要因となります。

また、ゴミの中に腐敗した食品や害虫が発生していると、消毒・害虫駆除の費用が追加される可能性があります。

さらに、通路が確保できず、一度ゴミを掘り出しながら作業を進める必要がある場合は、作業時間が延びるため費用が高くなります。

事前に無料見積もりを依頼し、詳細な費用を確認すると安心です。

一軒家で膝から腰くらいのゴミ

一軒家で膝から腰くらいのゴミが溜まっている場合、片付け費用の相場は20万円～40万円程度です。

作業員は4～6人ほど必要で、作業完了までに1日～2日程度かかるでしょう。

また、一軒家の場合、庭や物置にもゴミが溜まっていることが多く、その分の追加の回収費用が発生するケースもあります。

家具や家電が多く含まれる場合は、買取可能なものを選別するのが有効です。

なお、業者によっては「トラック積み放題プラン」などを利用できるため、事前に相談すると良いでしょう。

一軒家で天井までのゴミ

一軒家で天井までゴミが積み上がっている場合、作業量が膨大になり、片付け費用の相場は50万円～100万円以上となることもあります。

作業員は6～10人以上必要となり、作業日数も3日以上かかるケースが多いです。

また、ゴミが長期間放置されていると、害虫やカビの発生が進み、通常の片付けに加えて消毒・害虫駆除の費用が加算されることがあります。

費用を抑えるために、買取可能なもの・無料回収できるものを事前に確認しておきましょう。

ゴミ屋敷の片付け費用の内訳

ゴミ屋敷の片付けをするのに、数万円から数十万円ほどかかるのは意外に思うかもしれません。

ただ、ゴミ屋敷の片付けには下記のようにさまざまな費用がかかるため、どうしても総額は高くなってしまうものです。

• 人件費（作業費）
• ゴミ・不用品処分費用
• 搬出費
• オプション費用

人件費（作業費）

ゴミ屋敷の片付け費用の中で、大きな割合を占めるのが人件費（作業費）です。

これは、実際に作業を行うスタッフの人数や作業時間によって決まります。

一般的に、1R・1Kのゴミ屋敷なら作業員2～3人で1日、1軒家の大規模な片付けなら6～10人で数日かかることもあります。

また、ゴミの分別や仕分けが必要な場合、単純な搬出作業よりも時間がかかるため、人件費が上がることがあります。

特に、危険物や特殊清掃が必要なケースでは、専門的な技術を持つ作業員が対応するため、追加費用が発生することもあります。

ゴミ・不用品処分費用

ゴミ屋敷の片付けでは、回収したゴミや不用品を適切に処分するための処分費用が発生します。

この費用は、ゴミの種類や量によって変動し、一般的な生活ゴミであれば比較的安価ですが、大型家具・家電や危険物、リサイクルが必要な品目は処分費用が高くなる傾向があります。

さらに、リサイクル法の対象となる家電は、別途リサイクル料金が必要になるため、見積もり時に詳細を確認しておきましょう。

搬出費

搬出費は、ゴミ屋敷の中からゴミや不用品を外に運び出す作業にかかる費用です。

ゴミの量が多いほど、また、大型家具や家電などの重い物が多いほど、搬出にかかる時間と労力が増え、費用も高くなります。

特に、マンションの高層階やエレベーターのないアパートでは、階段を使って運び出す必要があるため、追加料金が発生するケースがあります。

また、道路が狭くトラックを横付けできない場合、ゴミを遠くまで運ぶ必要があり、その分費用が加算されることもあります。

搬出作業をスムーズに進めるためには、事前に通路を確保しておくことがポイントです。

オプション費用

ゴミ屋敷の片付けでは、基本の作業に加えてオプション費用が発生することがあります。

代表的なオプションには、ハウスクリーニング・害虫駆・、消臭・消毒・リフォームなどがあります。

特に、長期間放置されたゴミ屋敷では、悪臭やカビの発生が深刻な問題となるため、消臭・消毒の追加作業が必要になるケースが多いです。

また、畳や壁紙の張り替えなどの簡単なリフォームを依頼できる業者もあります。

これらのオプションを利用すると費用は高くなりますが、今後の生活を考えると必要な場合もあります。

事前にどの作業が必要かを確認し、無駄な費用をかけないようにしましょう。

ゴミ屋敷は片付け専門家に任せるのが良い

ゴミ屋敷の片付けは、専門業者に任せるのが最良の選択肢です。

その理由として、下記の6点が挙げられます。

• ハウスクリーニングもしてくれる
• 短時間でキレイにできる
• 大型家具や家電もその場で処分してくれる
• 買取してくれる場合もある
• 近隣に迷惑がかかりにくい
• ゴミ屋敷にリバウンドしにくい

ハウスクリーニングもしてくれる

ゴミ屋敷の片付け専門業者の多くは、ハウスクリーニングのサービスも提供しています。

長期間ゴミが放置されていた部屋では、悪臭やカビ、汚れが床や壁に染みついていることがあり、ゴミを片付けるだけでは不十分なケースも少なくありません。

また、害虫が発生している場合は、害虫駆除も対応可能な業者もあり、衛生面でも安心です。

ゴミの処分と清掃を一括で依頼することで、スムーズに部屋を再生できます。

短時間でキレイにできる

ゴミ屋敷の片付けを自力でおこなうと、分別や搬出に何日もかかることがあり、途中で挫折してしまう人も少なくありません。

しかし、片付け専門業者に依頼すれば、プロのチームが短時間で効率的に作業を進めてくれます。

作業員が適切に役割分担をし、大量のゴミも迅速に仕分け・搬出するため、あっという間に部屋がキレイになります。

また、業者によっては夜間や早朝の作業も可能なので、スケジュールに合わせて依頼できるのもメリットです。

大型家具や家電もその場で処分してくれる

ゴミ屋敷には、使わなくなった家具や家電が放置されていることも多く、自力で処分するのは大変です。

その点、片付け専門業者に依頼すれば、大型家具や家電もその場で回収し、適切に処分してくれるため、手間がかかりません。

また、家電リサイクル法の対象品は法に基づいて処分する必要がありますが、業者ならその手続きも代行してくれるので安心です。

買取してくれる場合もある

片付け業者によっては買取サービスをおこなっており、不用品の価値を査定して片付け費用から相殺することも可能です。

ゴミ屋敷の片付けでは、すべてがゴミになるわけではなく、中には買取可能な不用品が含まれていることもあります。

片付けにかかるコストを抑えることができ、場合によっては思わぬ臨時収入になることもあります。

買取可能な業者を選ぶことで、よりお得にゴミ屋敷の整理ができます。

近隣に迷惑がかかりにくい

ゴミ屋敷の片付ける際は、大量のゴミを搬出するため近隣住民への配慮も重要になります。

その点、片付け専門業者に依頼すれば、スピーディーに作業を完了させられるため、近隣への影響を最小限に抑えることが可能です。

また、深夜や早朝を避ける、ゴミの搬出経路を工夫するなど、周囲に配慮しながら作業を進めてくれるため、トラブルを未然に防げます。

近隣への迷惑を心配せずに片付けを進めるためにも、専門業者の利用がおすすめです。

ゴミ屋敷にリバウンドしにくい

ゴミ屋敷を片付けた後に再発するリバウンドは、一度自宅をゴミ屋敷させた方によくある問題です。

しかし、片付け専門業者に依頼すると、ただゴミを処分するだけでなく、片付けのアドバイスや整理整頓のサポートをしてくれることがあります。

たとえば、収納の工夫やゴミの分別方法を指導してもらうことで、生活習慣の改善につながります。

ゴミ屋敷に戻らないためには、プロの手を借りて、片付け後の環境維持を意識することが大切です。

ゴミ屋敷の片付け費用を安くするコツ

ゴミ屋敷の片付けを専門業者に依頼しようにも、その費用面がネックになっている方も多いでしょう。

最後に、ゴミ屋敷の片付け費用をできる限り安く抑えるコツを5つ解説します。

• できるところは自力でやっておく
• 見積もりに追加料金がないか確認
• 3社以上の見積もりを取っておく
• 同時に買取もしてくれる業者を選ぶ
• 市区町村から許認可を得ているか

できるところは自力でやっておく

ゴミ屋敷の片付け費用を安くするためには、自分でできる範囲の作業をあらかじめ進めておくのが効果的です。

たとえば、可燃ゴミや資源ゴミを自治体のルールに従って処分しておけば、業者が回収するゴミの量を減らせるため、費用を抑えられます。

また、使える家具や家電はリサイクルショップに持ち込む、衣類や本を寄付するなど、不要品を減らす工夫も有効です。

事前に片付けを進めておくことで、作業時間が短縮され、ゴミの処分費用・人件費を抑えることにつながります。

見積もりに追加料金がないか確認

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際は、見積もりの内容に追加料金が発生しないかを事前にしっかり確認しておきましょう。

見積もりの時点では安く見えても、後から「階段料金」「夜間作業料金」「危険物処理費」などの追加料金が発生し、結果的に高額になってしまうケースもあります。

事前に「追加料金は発生する可能性があるのか、あるならどのような条件でかかるのか」を確認し、書面で見積もりをもらうことで、トラブルを防ぐことができます。

3社以上の見積もりを取っておく

ゴミ屋敷の片付け費用を少しでも安く抑えるために、最低でも3社以上の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

同じ間取り・ゴミの量でも、業者によって費用が大きく異なることがあるため、比較することで最もコストパフォーマンスの良い業者を選べます。

また、見積もりを取る際は、料金だけでなく、作業内容・追加費用の有無・口コミ評判などもチェックすると安心です。

無料見積もりを提供している業者も多いので、複数の業者に問い合わせて最適な業者を選びましょう。

同時に買取もしてくれる業者を選ぶ

ゴミ屋敷の片付け費用を抑えるために、不用品を買取してくれる業者を選ぶのも一つの方法です。

ゴミの中には、ブランド家具・家電・貴金属・楽器・フィギュア・ゲーム機など、価値のあるものが含まれていることがあります。

また、買取を利用することで、処分するゴミの量が減り、その分の処分費用を抑えられるメリットもあります。

業者によっては、買取と片付けを同時におこなってくれるプランもあるので、事前に確認してみましょう。

市区町村から許認可を得ているか

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際は、市区町村から正式な許認可を受けているかを確認することが大切です。

不用品の回収や処分には、「一般廃棄物収集運搬業許可」や「産業廃棄物収集運搬業許可」などの資格が必要です。

信頼できる業者を選ぶためには、公式サイトで許認可の有無を確認する、自治体のホームページで紹介されている業者を選ぶなどの対策を取りましょう。

適正な許可を持つ業者なら、法令に則った適切な処分をおこなってくれるため安心です。

ゴミ屋敷の片付けならしあわせの遺品整理へ

ゴミ屋敷の片付け費用は、部屋の広さだけでなくゴミの量や種類、作業の難易度によって大きく変動します。

業者に依頼する際は、見積もりの内訳を確認し、複数の業者を比較することが大切です。

また、買取サービスを利用したり、自分でできる作業を進めたりすることで、業者への依頼費用を軽減できます。

片付け専門業者に依頼すれば、短時間で効率よく片付けができるうえ、大型家具や家電の処分、ハウスクリーニングまで対応してくれる場合もあります。

実績が豊富で信頼できる業者をお探しなら、「しあわせの遺品整理」にお任せください。

数多くの作業実績を持つ当社は、ゴミ屋敷の片付けのプロとして迅速・丁寧に作業をおこないます。

現地での見積りも無料でおこなっており、電話やLINEでの相談を受け付けることも可能です。

物品の仕分けや不用品処分はもちろん、不用品の買取・特殊清掃・ハウスクリーニングなど、ゴミ屋敷の片付けに関するあらゆるサービスをワンストップで提供します。

依頼者様の気持ちに寄り添うことを第一に考え、不安・負担を軽減しながら、住まい環境の整備をサポートします。

ゴミ屋敷問題や不用品処分に関する疑問や不安があれば、年間37967件の相談実績がある当社にお気軽にご相談ください。

• ゴミ屋敷