遺品整理のやり方!自分でやる方法・必要なものやコツまで紹介します
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- 遺品整理

「遺品整理のコツがわからず、なかなか進まない」
「そもそも何から手をつければいいのか分からない…」
そんなふうにお悩みではありませんか?
大切な方との別れの後に直面する遺品整理は、心理的な負担だけでなく、時間や労力もかかる大変な作業です。特に初めて遺品整理を行う方にとっては、何から始めればよいのか迷うことも多いでしょう。
この記事では、遺品整理を自分で行う方法や必要なものについて、実践的なアドバイスをまとめました。故人の思い出を大切にしながら、効率的に整理を進めるための具体的な手順やコツを詳しく解説していきます。
・遺品整理を始める時期
遺品整理を始めるのはいつからなのかを解説しています
・遺品整理を自分でやる方法
遺品整理を自分でやる場合の簡単な手順を解説します
・遺品整理の分類について
遺品整理で一番しんどい作業である仕分けのコツを紹介します
・遺品整理をする際に必要なものと服装
遺品整理をする際に必要なものや服装など、準備するものを紹介します
・遺品整理を自分でやるコツ
遺品整理をスムーズにやるコツを紹介します
・自分でできない場合は業者への依頼がおすすめであること
遺品整理を自分でできない場合に依頼できる業者について解説しています
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目次
遺品整理はいつから始めるか

遺品整理を始めるタイミングは、ご家族それぞれの状況や心の準備によって異なります。法律上の明確な期限はありませんが、相続手続きとの関連で考慮すべき時期があります。
四十九日法要が終わってから始める方が多いですが、これは絶対的な決まりではありません。
四十九日までは仏教では魂が現世にとどまるとされており、この期間は故人を偲び、供養する時間と考えられています。そのため、あまり早く遺品に手を付けるのは避ける方もいらっしゃいます。
ただし、相続に関連する重要な期限がいくつかありますので、きちんと把握しておきましょう。
特に相続税の申告が必要な場合は、申告期限の2〜3ヶ月前までには遺品整理を済ませておくのが理想的です。遺品の中から発見される貴重品や不動産関連書類が、相続財産の把握に重要な役割を果たすためです。
また、賃貸住宅の場合は退去期限があったり、遠方から来た親族が一度に整理したいという事情があったりと、四十九日を待たずに整理を始めることもあります。
心の準備ができていないうちに無理に整理を始めると、精神的に大きな負担となる場合があります。故人との思い出が詰まった品々と向き合うことは、想像以上に感情的になることがあるため、無理をせず自分のペースで進めることが大切です。
一方で、あまりに長く遺品整理を先延ばしにすると、家の中が片付かないことによるストレスや、遺品への執着が強くなりすぎて処分が困難になるケースもあります。できれば半年から1年以内を目安に整理を始めるのが良いでしょう。
遺品整理の開始時期を決める際には、遺族間でよく話し合い、全員の都合が合う日程を選ぶことも重要です。特に価値のあるものや思い出の品は、後々トラブルにならないよう、複数の遺族が立ち会って整理することをおすすめします。
自分で遺品整理をするやり方
遺品整理を自分で行う場合、効率的に進めるための手順を知っておくと安心です。ここでは、遺品整理を自分で行う際の基本的な流れについて説明します。
スケジュールを決める
遺品整理は想像以上に時間がかかる作業です。まずは全体のスケジュールを立てることから始めましょう。
部屋の広さや物の量にもよりますが、一般的な一人暮らしの住まいであれば、最低でも2〜3日、物が多い場合は1週間程度かかることも珍しくありません。余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
また、複数の親族で整理を行う場合は、全員の予定を確認し、集まれる日程を決めましょう。特に遠方に住んでいる親族がいる場合は、連休や長期休暇に合わせて計画すると良いでしょう。
整理する部屋の優先順位も決めておくと効率的です。通常は書斎やリビングなど、重要な書類や貴重品が多く保管されている場所から始めるのがおすすめです。次に寝室、キッチン、浴室、トイレなどの順で進めていくとよいでしょう。
廃棄物の収集日も確認しておくことが重要です。自治体によってゴミの分別方法や収集日が異なるため、事前に確認しておくと、不用品の処分がスムーズに進みます。特に粗大ゴミは予約制の場合が多いので、早めに申し込みをしておきましょう。
必要なものと不要なものを分類する
実際の整理作業では、まず必要なものと不要なものを分類することから始めます。分類作業を効率的に進めるため、あらかじめいくつかのカテゴリーを決めておくと良いでしょう。
基本的な分類としては、「残す」「売却する」「寄付する」「処分する」の4つに分けるのが一般的です。これらのカテゴリーごとに段ボール箱やゴミ袋を用意しておくと、整理がスムーズに進みます。
分類する際は、感情に流されすぎないよう注意が必要です。思い出の品は全て取っておきたくなる気持ちは理解できますが、限られたスペースの中で保管できる量には限りがあります。本当に大切なものだけを選ぶようにしましょう。
写真や手紙などの思い出の品は、デジタル化して保存するという方法もあります。スキャンしてデータ化することで、かさばらずに保管することができます。
重要書類(遺言書、不動産の権利証、保険証書など)は必ず別にして、安全な場所に保管しましょう。相続手続きに必要な書類も多いため、見落とさないように注意が必要です。
不用品を処分する
不要と判断したものは、適切な方法で処分します。処分方法は大きく分けて「自治体のゴミ収集」「リサイクルショップへの売却」「寄付」などがあります。
自治体のゴミ収集を利用する場合は、各自治体のルールに従って正しく分別することが重要です。燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミなど、種類によって出し方が異なります。特に粗大ゴミは有料で事前予約が必要な場合が多いので注意しましょう。
なお、家電リサイクル法対象製品(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)は、家電量販店や指定引取場所での回収となります。リサイクル料金と収集運搬料金がかかるため、事前に確認しておきましょう。
状態の良い家具や家電、衣類などは、リサイクルショップに買い取ってもらうことも可能です。特に骨董品や美術品、貴金属などは専門の買取店に査定してもらうと高値がつくこともあります。
また、まだ使える状態の物は、チャリティーショップや福祉施設への寄付を検討してみるのも良いでしょう。故人の遺品が誰かの役に立つことで、新たな形で命が続いていくという考え方もあります。
大量の不用品がある場合や、自分では処分しきれない場合は、不用品回収業者に依頼することも一つの選択肢です。費用はかかりますが、一度に大量の不用品を効率よく処分することができます。
残したものを分配する
残すと決めた遺品は、遺族間で分配します。分配の方法としては、遺言書がある場合はそれに従うのが基本です。遺言書がない場合は、遺族間で話し合って決めることになります。
価値のある物(不動産、貴金属、美術品など)は、相続財産として法定相続分に従って分配するのが一般的です。ただし、形見分けとして思い出の品を分け合う場合は、金銭的価値だけでなく感情的な価値も考慮して、遺族間で十分に話し合うことが大切です。
遺族が多い場合は、くじ引きで順番を決め、交代で希望する品を選ぶという方法もあります。この方法だと、公平に分配できるため、後々のトラブルを防ぐことができます。
分配した遺品は、いつ誰がどの品物を引き取ったのか記録しておくと良いでしょう。特に価値のある物は、写真を撮って記録しておくことで、後々の行き違いを防ぐことができます。
遺族の中に遠方に住んでいる人がいる場合は、郵送や宅配便で送ることも検討しましょう。壊れやすいものは丁寧に梱包し、必要に応じて保険をかけることも忘れないでください。
遺品整理の分類の仕方

遺品整理を効率よく進めるには、適切な分類が鍵となります。ここでは、遺品整理における基本的な分類方法について詳しく解説します。
探して管理すべき貴重品
遺品整理の際に最も優先して探すべきものは、法的に重要な書類や貴重品です。これらは相続手続きや今後の生活に大きく関わるため、見落とさないように注意が必要です。
まず探すべき重要書類としては以下のようなものがあります。
預金通帳やキャッシュカード・印鑑
不動産関連の書類
保険証書や年金手帳
株券
遺言書は最も重要な書類の一つです。見つかった場合は、内容を確認せずに家庭裁判所で検認の手続きを行うことが必要です。自筆証書遺言の場合は特に注意が必要で、勝手に開封すると法的な問題が生じる可能性があります。
預貯金通帳やキャッシュカード、印鑑も重要です。これらは相続手続きの際に必要となるため、見つけたらすぐにリスト化しておきましょう。また、クレジットカードや電子マネーなどの決済手段も忘れずにチェックしてください。
不動産関連の書類(権利証、登記済証、固定資産税の納税通知書など)も相続に関わる重要な書類です。土地や建物の所有権を証明するものなので、紛失しないよう注意深く保管しましょう。
保険証書や年金手帳、株券なども重要な財産となります。生命保険の受取人になっている場合は、保険金の請求手続きが必要になるため、証書は大切に保管してください。
また、その他貴重品については以下のようなものを保管するようにします。
骨董品や美術品
貴金属類(指輪、ネックレス、時計など)は高価なものが多いため、見つけたらすぐにまとめて安全な場所に保管します。特にブランド品は価値が高いことが多いので、状態をよく確認しておきましょう。
骨董品や美術品も価値が高い場合があります。一見価値がないように見えても、実は高価なものということもあるので、専門家に鑑定してもらうことをおすすめします。
現金は意外な場所に保管されていることもあります。本の間や衣類のポケット、箪笥の引き出しの奥など、細かい場所まで確認するようにしましょう。
デジタル機器の中にも重要な情報が残されていることがあります。パソコンやスマートフォンには、取引記録やオンラインバンキングの情報、仮想通貨の情報などが保存されている可能性があります。パスワード管理には特に注意が必要です。
残すべきもの
残すべき遺品を選ぶ際には、「思い出の価値」と「実用的な価値」の両面から考えることが大切です。
例えば、写真やアルバムは故人との思い出が詰まった大切な品です。特に古い写真は二度と手に入らないものなので、丁寧に整理して保管しましょう。デジタル化しておくと、劣化を防ぎながら複数の遺族で共有することもできます。
手紙や日記は故人の人柄や考えを知ることができる貴重な資料です。特に親しい人との交換した手紙や、人生の節目に書かれた日記などは、後世に残す価値があるものです。
受賞歴や資格証明書、表彰状なども故人の人生を物語る大切な品です。特に職業に関連するものや、生涯をかけて取り組んできた趣味に関するものは、故人の足跡を示す重要な記録となるので、御仏前に供えるなどすると良いでしょう。
ただしスペースの関係で保管が難しい場合は、写真などに残すという方法もおすすめですよ。
その他、実用的な価値があるものも保管して、誰かが引き継ぐと良いでしょう。
日常的に使える家具や家電製品は、状態が良ければ引き続き使用することができます。特に高級品や最近購入したものは、新たに買い揃えるよりも経済的です。
骨董品や美術品、コレクションなどは、鑑賞価値だけでなく資産価値もあるものです。保管スペースに余裕があれば、大切に保存しておくとよいでしょう。
実用書や専門書などの本も、参考になるものであれば残しておく価値があります。ただし、大量の蔵書がある場合は、本当に必要なものだけを選んで残すようにしましょう。
衣類や装飾品の中にも、状態の良いものや高級品は残しておく価値があります。特に思い出の詰まった洋服や、冠婚葬祭で使えるフォーマルな装いは役に立ちますよ。
売却するもの
遺品の中には、自分たちでは使わないけれど価値のあるものも多く含まれています。これらは適切に売却することで、遺品整理の費用を捻出したり、相続財産を現金化したりすることができます。
貴金属やブランド品
切手や古銭のコレクション
状態の良い家電製品や家具
趣味に関する道具やコレクション
骨董品や美術品は専門の買取店で高値がつくことがあります。特に陶磁器、掛け軸、漆器、古い人形などは、一見して価値がわからなくても専門家には価値がわかるものです。査定は複数の業者に依頼して、最も高い買取価格を提示してくれる業者を選ぶとよいでしょう。
貴金属やブランド品も高額買取が期待できます。金やプラチナなどの貴金属は素材としての価値があり、ブランド時計やバッグなどは状態が良ければ中古市場でも人気があります。
切手や古銭のコレクションも、希少価値のあるものは専門店で高く買い取ってもらえることがあります。特に古い時代のものや限定品は価値が高い傾向にあります。
状態の良い家電製品や家具も買取の対象となります。特に高級ブランドの家具や、最新の家電製品は需要があります。リサイクルショップやオークションサイトなどを利用して売却することができます。
趣味に関連する道具やコレクションも、同じ趣味を持つ人にとっては価値のあるものです。カメラ機材、楽器、スポーツ用品、フィギュアなど、専門の買取店やオークションサイトで売却を検討しましょう。
売却を検討する際は、まず複数の買取業者に査定してもらい、相場を把握することが大切です。また、故人が大切にしていたものを売却する場合は、遺族間でよく話し合い、全員の同意を得てから進めるようにしましょう。
捨てるもの
遺品整理では、残念ながら処分せざるを得ないものも出てきます。限られたスペースの中で全てを保管することは現実的ではないため、優先順位をつけて整理する必要があります。
使用期限の切れた食品や医薬品は、安全面から処分するのが適切です。特に開封済みのものや、賞味期限が大幅に過ぎているものは迷わず処分しましょう。
破損している家具や家電製品も、修理費用が高額になる場合は処分を検討します。特に古い家電は省エネ性能も低いため、新しいものに買い替えた方が長期的にはコスト削減になることもあります。
大量の新聞や雑誌、カタログなどの紙類は、保管スペースを圧迫するため、必要なもの以外は処分するのが一般的です。特に情報が古くなっている実用書や雑誌は、価値が低下している可能性が高いです。
使い古した日用品や消耗品(タオル、シーツ、調理器具など)も、状態が悪いものは処分を検討します。特に衛生用品は新しいものを使用する方が良いでしょう。
趣味や仕事に関連する膨大な資料や道具も、本当に必要なもの以外は整理することを検討します。すべてを保管すると収納スペースが足りなくなるため、特に思い入れの強いものだけを選んで残すようにしましょう。
処分する際は、自治体のルールに従って適切に分別することが重要です。また、まだ使える状態のものは、リサイクルショップや寄付という選択肢も検討してみると良いでしょう。誰かの役に立つことで、故人の思い出も別の形で生き続けることになります。
遺品整理を自分でやる場合に必要なものと服装

遺品整理は想像以上に体力を使う作業です。効率よく、そして安全に作業を進めるためには、適切な服装と道具を準備することが大切です。ここでは、遺品整理作業に適した服装と必要な道具について解説します。
遺品整理作業の服装
遺品整理作業は長時間にわたることが多く、また埃や汚れと向き合うことになります。そのため、動きやすく、汚れても気にならない服装を選ぶことが重要です。
上着は長袖のシャツやトレーナーがおすすめです。長袖にすることで、鋭利なものによる腕の怪我を防いだり、埃やアレルゲンから肌を守ったりすることができます。特に古い家の場合は、長年蓄積された埃やカビが舞い上がることもあるため、肌の露出は少なくするのが安全です。
下衣は伸縮性のあるジーンズやジャージが適しています。しゃがんだり立ったりの動作が多いため、動きやすさを重視しましょう。特に女性の場合は、スカートよりもパンツスタイルの方が動きやすく、安全に作業ができます。
靴は滑りにくくて安定感のあるスニーカーや運動靴がおすすめです。サンダルやヒールのある靴は避け、足全体をカバーする靴を選びましょう。重い物を足の上に落とした場合や、釘などを踏んでしまった場合に怪我を防ぐことができます。
さらに、マスクは必須アイテムです。特に古い家の場合は、埃やカビ、ダニなどのアレルゲンが多く存在します。アレルギー体質の方は、花粉症用の高機能マスクを使用するとより安心です。
手袋も重要な防護アイテムなので、絶対に揃えてください。軍手や作業用手袋を使うことで、手を保護するだけでなく、汚れや埃から肌を守ることができます。特に鋭利なものや壊れたガラスなどを扱う可能性がある場合は、厚手の手袋を選ぶと安心です。
暑い季節や通気性の悪い場所での作業の場合は、こまめに水分補給をし、休憩を取ることも忘れないでください。熱中症予防のためにも、水分をたっぷり摂取できるよう準備しておきましょう。
遺品整理で用意するもの
遺品整理をスムーズに進めるためには、必要な道具を事前に準備しておくことが大切です。基本的な道具がそろっていれば、作業効率が大幅に向上します。
ゴミ袋
マジックやラベル・付箋
ガムテープや紐、梱包材
メモ帳や筆記用具
清掃用具
段ボール箱は遺品整理の必需品です。様々なサイズの段ボールを用意しておくと、小物から大きなものまで分類しやすくなります。特に本や書類、衣類などのまとまった量のものを整理する際に役立ちます。スーパーやホームセンターでもらうか購入しておきましょう。
またゴミ袋も大量に必要になります。燃えるゴミ用の袋だけでなく、燃えないゴミ用や資源ゴミ用など、自治体のルールに合わせた種類の袋を用意しておくと便利です。特に丈夫な大型のゴミ袋は、かさばるものをまとめるのに役立ちます。
マジックやラベル、付箋は分類作業に欠かせません。段ボールの内容物を外から分かるようにラベリングしたり、重要書類にマークを付けたりするのに使用します。特に複数の遺族で作業する場合は、誰が見ても分かるような明確な表示をしておくことが重要です。
ガムテープやひも、梱包材も必要です。段ボールの封をしたり、割れやすいものを保護したりするのに使用します。特に遠方に送る予定のものがある場合は、丈夫な梱包材を用意しておくと安心です。
メモ帳や筆記用具も重要です。発見した重要書類のリストを作ったり、処分するものの記録を取ったりするのに使用します。デジタルカメラやスマートフォンで写真を撮っておくのもおすすめです。特に価値のあるものや、遺族間で分配する予定のものは、記録として残しておくと後々のトラブル防止になります。
清掃用具(ほうき、ちりとり、雑巾など)も用意しておくと便利です。作業中や作業後の掃除に使用します。特に長年住んでいた家の場合は、埃やゴミが溜まっていることが多いため、こまめに清掃することで快適に作業を進めることができます。
遺品整理であると便利なもの
基本的な道具に加えて、あると便利な道具もいくつか紹介します。これらの道具を用意しておくと、より効率的に作業を進めることができます。
台車やキャリーカート
ウェットティッシュ
消毒スプレー
小型の掃除機
カッターやハサミ
工具セット
照明器具
折りたたみコンテナは、一時的な収納や運搬に便利です。段ボールよりも丈夫で、繰り返し使えるのが特徴です。使わないときは折りたたんでコンパクトにできるため、保管スペースを取りません。特に重いものを運ぶ際に役立ちます。
さらに台車やキャリーカートも重宝します。大型の家具や家電、大量の段ボールを運ぶ際に腰への負担を軽減できます。レンタルすることも可能ですが、頻繁に使用する予定がある場合は購入を検討してもよいでしょう。
ウェットティッシュや消毒スプレーは、埃や汚れが気になる場所を素早く拭き取るのに便利です。特に古い家の場合は、長年の汚れが蓄積されていることも多いため、こまめに清潔にすることで快適に作業を進められます。
小型の掃除機(ハンディクリーナー)も役立ちます。本や棚の隙間など、細かい場所の埃を吸い取るのに便利です。また、貴重品や小物を誤って捨ててしまうリスクを減らすこともできます。
カッターやはさみ、工具セットなどもあると便利です。段ボールの加工や、家具の解体などに使用します。特に工具は、家具の組み立てや解体に必要な場合が多いので、基本的なものは揃えておくとよいでしょう。
照明器具(懐中電灯やヘッドライト)も準備しておくと役立ちます。暗い場所や停電時に作業を続けることができます。特に押し入れの奥や物置など、光が届きにくい場所を探索する際に重宝します。
これらの道具は必ずしもすべて新品で揃える必要はありません。友人や親族から借りたり、レンタルサービスを利用したりすることも検討してみましょう。ただし、使用頻度が高い基本的な道具は、自前で持っておくと便利です。
遺品整理をスムーズに行うコツ

遺品整理は体力的にも精神的にも負担の大きい作業です。ここでは、より効率的かつ円滑に遺品整理を進めるためのコツをいくつか紹介します。
人手を集める
遺品整理は一人で行うには大変な作業です。可能な限り、家族や親族、信頼できる友人など、協力してくれる人を募りましょう。
複数人で作業すると、重い家具や家電の移動が容易になります。一人では持ち上げられないものも、二人以上いれば安全に運ぶことができます。また、高所の作業や重量物の取り扱いも、誰かが補助することで事故のリスクを減らせるので、人手は確保しておきましょう。
人が集まったら、それぞれに作業を分担することで効率も上がります。例えば、一人が書類を確認する係、一人が衣類を分類する係、一人が不用品を運び出す係というように役割分担をすると、作業がスムーズに進みます。
また、精神的な支えという面でも、複数人で行うことのメリットは大きいです。故人の思い出の品に触れると感情的になることもありますが、そんなときに話を聞いてくれる人がいると心強いものです。
遺品整理を手伝ってもらえる人を探す際は、早めに日程調整を行い、どのような作業をしてもらいたいかも伝えておくとよいでしょう。
分類は必ず明確にする
遺品整理を進める上で最も重要なのは、明確な分類基準を設けることです。曖昧な基準だと、あとで「これはどうするつもりだったっけ?」と混乱し、作業が滞ることになります。
分類するカテゴリーは、あらかじめ決めておくとよいでしょう。例えば「相続手続きに必要な書類」「思い出の品」「売却するもの」「寄付するもの」「処分するもの」などです。各カテゴリーごとに段ボール箱やコンテナを用意し、ラベルを貼っておくと混乱を防げます。
特に複数人で作業する場合は、分類基準を全員で共有しておくことが重要です。「迷ったらとりあえず保留箱に入れる」というルールを決めておくと、判断に迷う品物があっても作業が止まりません。
また、分類作業中は定期的に休憩を取り、分類状況を確認し合うとよいでしょう。特に価値のあるものや思い出の品については、複数人の目で確認することで見落としを防げます。
遺品整理中に発見した重要書類や貴重品のリストは、必ず作成しておきましょう。写真を撮っておくと、後で「あのものはどこにあるの?」と探す手間が省けます。
難しい作業や処分は業者に依頼する
自分たちの手に負えない作業は、無理をせず専門業者に依頼することも検討しましょう。
特に大型家具の搬出や解体、特殊な処分が必要なもの(ピアノ、金庫、大型家電など)は、専門業者の方が安全かつ効率的に対応できます。自分たちで無理に行うと、怪我や建物の損傷につながる恐れもあります。
また、衛生面で問題がある場合(カビや害虫の発生、水濡れなど)や、長期間放置されていた住居の場合は、清掃の専門業者に依頼することも検討すべきです。専門業者は適切な防護具や清掃道具を持っており、安全に作業を行うことができます。
遺品買取サービスを利用することも一つの選択肢です。骨董品や美術品、貴金属、ブランド品などの価値ある品物は、専門の買取業者に査定してもらうと適正価格で買い取ってもらえる可能性があります。
処分する量が多い場合は、不用品回収業者に一括で依頼することも検討してみましょう。自分たちでゴミを分別して運び出す手間が省け、時間的にも体力的にも負担が軽減されます。
業者に依頼する場合は、必ず複数の業者から見積もりを取り、サービス内容や料金を比較検討することをおすすめします。また、口コミや評判も参考にして、信頼できる業者を選びましょう。
遺品整理を自分でできない時は業者に依頼する

時間的な制約や体力的な問題、精神的な負担などの理由で、自分で遺品整理を行うことが難しい場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。ここでは、遺品整理を業者に依頼する場合の選択肢について解説します。
遺品整理業者に依頼する
遺品整理業者は、故人の遺品を整理・分類・処分することを専門とする業者です。遺品整理の経験が豊富で、遺族の心情に配慮したサービスを提供しています。
遺品整理業者に依頼するメリットは、まず何よりも専門的な知識と経験を持っている点です。重要書類の見分け方や、価値のある品物の判断など、素人では気づかない点にも配慮してくれます。
また、遺品整理士などの資格を持つスタッフが在籍している業者も多く、故人や遺族の気持ちに寄り添った丁寧な対応が期待できます。特に心理的な負担が大きい場合は、第三者である専門家に任せることで、辛い気持ちを軽減できることもあります。
遺品整理業者は、基本的に遺品の仕分けから不用品の処分、清掃まで一括して対応してくれます。自分で行う場合に比べて、短時間で効率的に作業を終えることができるのも大きなメリットです。
料金は物量や作業内容によって異なりますが、一般的にはワンルームで5〜10万円程度、一戸建てで20〜50万円程度が相場です。見積もりは必ず複数の業者から取り、料金やサービス内容を比較検討することをおすすめします。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、主に不用品の回収・処分を専門とする業者です。遺品整理業者と比べると、仕分けや整理よりも、不用品の処分に特化したサービスを提供しています。
不用品回収業者に依頼するメリットは、比較的安価に大量の不用品を処分できる点です。自分たちである程度の仕分けや整理ができる場合は、処分だけを業者に依頼するというのも一つの選択肢です。
また、家電リサイクル法対象製品(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)や粗大ゴミの処分も一括して対応してくれるため、自分で自治体に申し込む手間が省けます。
ただし、不用品回収業者は基本的に「処分する」ことを主な業務としているため、価値のある品物の判断や、思い出の品の取り扱いなどについては、遺品整理業者ほどの専門性や配慮は期待できない場合もあります。
料金は回収する物量や内容によって異なりますが、軽トラック1台分で2〜3万円程度が相場です。こちらも複数の業者から見積もりを取り、比較することをおすすめします。
遺品整理・不用品回収・買取全て任せられる業者もいる
最近では、遺品整理と不用品回収、さらに買取までをワンストップで提供する総合的なサービスを行う業者も増えています。
このようなサービスに依頼するメリットは、遺品の整理から処分、価値ある品物の買取まで一括して対応してもらえる点です。複数の業者に依頼する手間が省け、作業もスムーズに進みます。
特に遺品の中に骨董品や美術品、貴金属などの価値ある品物が含まれている場合は、買取サービスを利用することで遺品整理の費用を相殺できる可能性もあります。中には買取金額が整理費用を上回り、差額を受け取れるケースもあります。
また、一部の業者では供養サービスも提供しており、故人が大切にしていた品物に対して、丁寧な供養を行ってくれます。位牌や仏壇、アルバムなど、そのまま処分するには忍びない品物に対して、感謝の気持ちを込めて供養することができます。
総合的なサービスを提供する業者を選ぶ際は、実績や口コミ、保有資格などを確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。また、買取サービスについては、どのような品物が買取対象になるのか、査定方法はどのようなものかなど、事前に確認しておくとよいでしょう。
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大切な方の遺品整理をお考えなら、「しあわせの遺品整理」へのご相談をおすすめします。当社は全国対応の遺品整理サービスとして、ご遺族の気持ちに寄り添った丁寧な作業を心がけております。
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