遺品整理で買取できる遺品が出てきたときはどうする?遺族や税金に注意!
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- 遺品整理

「遺品の中から価値あるものが出てきた!どうすればいいの?」
「大切な遺品を間違って捨ててしまわないか心配…」
そんなふうにお悩みではありませんか?
遺品整理で買取できるものを売った場合に相続はどうなるのか、税金はどう支払ったら良いのかなど不安は多いことでしょう。
この記事では、遺品整理で価値のある品物が見つかった時の対応から、買取の注意点まで、以下のような内容を中心に詳しく解説していきます。
・遺品整理で買取できる遺品が出てきたときの対応
親族との相談の進め方や、専門家による価値診断の重要性について説明します。
・遺品を勝手に売却してはいけない理由
親族間のトラブル防止や法的リスクなど、無断売却の問題点を解説します。
・遺品売却と税金の関係
相続税や譲渡所得税など、遺品売却時に知っておくべき税金の知識を紹介します。
・売却情報が税務署に把握される仕組み
買取業者からの情報提供や税務調査のリスクなど、知っておくべき税務上の注意点を説明します。
・価値ある遺品を見逃さないためのポイント
遺品整理業者・買取業者の選び方や、価値ある品物の見分け方のコツを解説します。
大切な方を亡くされたご遺族の方や、遺品整理を控えている方は、ぜひ最後までお読みください。
故人の遺品を適切に整理し、価値あるものを活かしながら、円満な遺品整理を進めるためのお手伝いをいたします。
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目次
遺品整理で買取できる遺品が出てきたときの対応

遺品整理をしていると「これって売れるのでは?」と思う品が出てくる場合は非常に多いです。
例えば骨董品や宝石、ブランド品など明らかに価値があるもの、そして切手のコレクションや古い本、ブランド家具なども該当しますね。
その際にその品物を勝手に売却しても良いのか、誰に買取をしてもらうべきか迷ってしまうでしょう。
ここからは遺品整理で買取できる遺品が出てきた場合の対応について、パターン別に説明します。
親族・遺族で相談をする
遺品整理を進める中で価値のあるものが見つかった場合、まず最初に行うべきことは親族や遺族との相談です。
勝手に遺品を売却して現金化するのは絶対にやめましょう。
その遺品を手元に置いておきたいと思う人がいるかもしれませんし、現金化した分を分配する際に、取り分で揉めることもあります。
そもそも遺品は基本的に個人の意思を尊重して、形見としての価値を考えて分配しなければなりません。
誰かの判断で勝手に売却するのはご法度なので、まずは遺族に「こんなものが見つかったんだけど、売却するか相談したい」と持ちかけましょう。
また、その話し合いの内容はメモに残すなどして記録をしておいてください。
メモの記録を見れば話し合いで「誰が何を相続する」「買取に出してその代金はどう分ける」など、重要な証拠を残せます。
遺品整理の買取プロに価値を診断してもらう
価値がありそうな遺品については、専門家による適正価格の査定を受けましょう。
専門家の目を通すことで遺品の正確な価値が分かるだけでなく、適正価格での買取が可能になります。
また、査定結果は相続税申告の際の評価基準としても活用できるメリットがあります。
買取においては専門性が最も重要です。
理想的には、それぞれの品物に合わせた専門店に依頼するのがベストでしょう。
例えば、ブランドバッグはブランド品専門店へ、骨董品は骨董専門の買取店へと、それぞれの専門家に査定を依頼することで高値がつく可能性が高まります。
しかし、遺品整理と並行してさまざまな専門店に依頼するのは現実的に難しい面もあります。多くの専門店は出張査定に対応していなかったり、予約制で希望の日程に合わせられないことも少なくありません。
そのため、総合的に買取ができる業者に依頼するのが現実的です。
もちろん、非常に貴重な骨董品などは専門家に依頼するのが一番なので、その場合は個別で査定を受けた方がお得ですよ。
遺品整理で買取できる遺品を勝手に売却してはならない

冒頭でも説明しましたが、基本的に遺品を勝手に売却してはいけません。
どうして遺品を勝手に売ってはいけないのか、そのリスクについて解説します。
親族・遺族が残したいと思うか相談する
遺品を売却する前に、必ず他の親族や遺族が残したいと思うかどうかを確認することが重要です。
自分にとっては価値がないように見える品物でも、他の家族にとっては思い出深い品であることもあります。
特に形見分けに関しては金銭だけでなく「思い出」という情緒的な面で分配する場合もあるので、誰かの判断で勝手に売ってしまうのはかなりリスクの高い行為です。
遺産分割が完了していない状態で一部の遺族が勝手に売却してしまうと、深刻な家族間のトラブルの原因となります。
具体的には、過去に遺品を勝手に売却された親族が、売却した親族に対して訴訟を起こした事例も。
民事の場合は賠償請求、刑事の場合は器物損壊に該当することがあるので、注意しましょう。
遺品を売る場合は税金がかかる場合がある
遺品を売却する際には、税金の問題も考慮してください。
基本的に遺品を相続する場合は相続税が、売却時には譲渡所得税が発生する可能性があるためです。
ここで売ると税金がかかる遺品とそうでない遺品についても知識をつけておきましょう。
一般的な生活用品(タンス、ベッド、冷蔵庫、テレビなど)は生活動産として基本的に非課税です。
しかし、売却価格が30万円を超える場合は課税対象となる可能性があります。
特に宝石、アクセサリー、ブランド品、高級酒などは注意が必要です。
自家用車も通常は生活動産として非課税ですが、高級車や希少価値の高い車で購入時より高く売れる場合は課税対象になることがあります。
一方、不動産、有価証券、芸術品、工業機械などは非生活動産として課税対象となります。
税負担を抑えるためには、所有期間が5年を超えると長期譲渡所得として税率が下がるため、可能であれば所有期間が5年を超えてから売却する方が税制上有利になることもあります。
遺品の売却が税務署にばれる仕組み
遺品を売却しても税務署にバレないだろうと考える人がいますが、実は以下のような仕組みで相続税や譲渡所得税が発生したことが税務署にバレています。
・相続税申告との整合性が取れない
・確定申告自体をしていない
まず1つ目の理由が「買取業者や金融機関からの情報提供」です。
買取業者が高額な遺品を買い取った場合、税務署に取引情報を報告する義務があります。
これは古物買取が脱税や不正取引、マネーロンダリングに利用されることが多いためです。
もしも買取業者がこれらの報告を怠ると行政指導や法的措置を取られるリスクがあるため、買取業者からの報告は阻止できません。
2つ目の理由が相続税申告と整合性が取れないことです。
税務署は相続された財産の処分状況まで追跡することがあります。
例えば、遺品を相続財産として申告している場合は、その売却益を申告しないと税務署側で齟齬に気づく可能性があります。
3つ目の理由は、確定申告自体をしていないミスによるものです。
遺品売却による譲渡所得自体が課税対象になっているのに、申告を忘れていたり、あえて申告していない場合は税務署の調査対象になります。
その他の相続人やあなたの相続に対して嫉妬した知り合いが税務署に通報するケースも考えられるでしょう。
遺品整理で買取できる遺品を捨てないために注意すべきこと

遺品整理で買取できる遺品を捨てないためには、以下の2点に注意しましょう。
遺品整理業者・買取業者に遺品整理を相談する
価値のある遺品を誤って処分しないために、遺品整理業者や買取業者に相談しましょう。
プロの目があれば、一般の方では気づきにくい価値を持つ品物も見分けられます。
あまり知識がない遺品整理業者へ任せたり、自分たちで遺品整理をしてしまうと、価値がある遺品に気づかずに捨ててしまう可能性があります。
こうなると価値のあるものを見落としてしまい、換金できずに終わってしまうので非常にもったいない結果に。
骨董品、美術品、切手コレクション、古い書籍など、一見古びて価値がないように見えるものでも、実は高値で買取されるケースは少なくありません。
骨董品は驚くほどの高値で売れるケースも多いので、特に売る場合は事前相談が必要になることが多いです。
経験豊富な業者は市場価値を熟知しているため、適切な査定と査定額の提示を期待できます。
特に故人が収集家だった場合や、古い家に長年住んでいた場合は、価値ある品物が眠っている可能性が高いので、専門家の目を通すことが重要です。
不用品回収は遺品整理・買取ができる業者に依頼する
遺品整理を依頼する際は単なる不用品回収業者ではなく、買取も行っている遺品整理専門業者を選ぶことが重要です。
買取対応可能な業者なら価値のある品物を見極め、適正価格で買い取ってくれるだけでなく、その買取金額を遺品整理費用から差し引いてくれるケースも多いです。
自分たちで売れるものを仕分ける必要がなく、遺品整理と買取、処分を一気に済ませられるのでかなり楽になりますよ。
特に骨董品、ブランド品、切手、古銭、貴金属など、専門的な知識が必要な分野に強い業者を選ぶことで、思わぬ高額買取につながることもあります。
買取サービスがない業者に依頼すると、価値あるものがゴミとして処分されてしまう可能性があるため注意が必要です。
業者選びの際は、買取実績や査定方法、買取可能な品目などを事前に確認しておくとよいでしょう。
複数の業者から見積もりを取ることで、より適正な価格と最適なサービスを選択することができます。
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遺品整理士の資格を持つスタッフが、形見分けのアドバイスから価値ある品物の査定まで、丁寧にサポートいたします。
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