無料で入手可能なエンディングノート19選!アプリ・PDFダウンロードから選べる!
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「エンディングノート」と聞くと、「興味はあるけど、なんだか難しそう」「そもそもどこで手に入るの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
終活の一環として注目されているエンディングノートですが、どう書き始めてよいか分からず、なかなか一歩が踏み出せない人も少なくありません。そんな方にこそ知ってほしいのが、エンディングノートを無料で手に入れる方法です。
自治体や保険会社が配布するテンプレートや、手軽に使えるフリーアプリなどを使って、誰もが無料でエンディングノートを始められます。
この記事は以下を中心に解説します。
・そもそもエンディングノートとは?…
エンディングノートとは、自分の「人生の終わり」に備えて、家族や大切な人に伝えたい情報や希望を書き記すノートです。遺言書のような法的効力はないものの、終末期や死後の対応において、残された家族が困らないようにするための「思いやりの手紙」とも言えるでしょう。
・エンディングノートの無料配布・無料ダウンロードを紹介!…
手軽に手に入れるなら、インターネット上でダウンロードできるPDF形式のエンディングノートを使いましょう。多くの自治体や保険会社、NPO法人などが無料でテンプレートを配布しており、誰でも気軽にダウンロードして印刷できますよ。
・無料のエンディングノートで書く手順は?…
自分に合った形式のエンディングノートを選びましょう。PDFや印刷用のテンプレート・スマホアプリ・Wordで作る自作など、さまざまな種類があります。ノートが用意出来たら記載すべき項目をざっと把握し、自分が書きやすい部分から埋めていくのがコツです。
本記事では、無料で利用できるエンディングノートの入手方法や選び方、活用方法について詳しく解説しています。読むことで、「思っていたより簡単!」「これなら私にもできそう!」と感じてもらえるはず。
人生の後悔を減らし、今を大切に生きるための第一歩として、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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目次
そもそもエンディングノートとは?

エンディングノートとは、自分の「人生の終わり」に備えて、家族や大切な人に伝えたい情報や希望を書き記すノートです。
遺言書のような法的効力はないものの、終末期や死後の対応において、残された家族が困らないようにするための「思いやりの手紙」とも言えるでしょう。
またエンディングノートは「自分の人生を振り返る時間」としても役立ちます。人生での出来事や感謝の気持ちを書き記せば、心の整理がつき、前向きな終活につながるでしょう。
年齢に関係なく、周囲への感謝を伝えるための手段として、エンディングノートは多くの人に注目されています。
エンディングノートの正しい書き方を詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
エンディングノートは無料で入手可能!

エンディングノートは誰でも無料で入手できる方法があります。例えば以下の方法で探してみてください。
- インターネットでテンプレートを探す
- 自治体や金融機関で配布されているか確認する
- 終活イベントなどで配布されているか確認する
- スマホアプリで作成・管理できるサービスもある
無料とはいえ、その内容はしっかりと作り込まれており、十分に使えますよ。自分に合ったものを選べ、楽しみながら終活をスタートできます。ここでは、それぞれの入手方法や特徴について詳しく見ていきましょう。
無料配布・PDFでテンプレートが手に入る
手軽に手に入れるなら、インターネット上でダウンロードできるPDF形式のエンディングノートを使いましょう。
多くの自治体や保険会社、NPO法人などが無料でテンプレートを配布しており、誰でも気軽にダウンロードして印刷できますよ。
たとえば、各自治体や終活協議会などの公式サイトでは、エンディングノートの詳しい書き方が説明されています。不安な人は、書き方からチェックしてみるのもおすすめです。
また何度でも印刷できるため、書き直しや家族用のコピーを作る際にも便利。自分の生活スタイルや終活の目的に合わせてカスタマイズしながら使えるのも、PDFテンプレートの大きな魅力です。
終活アプリのエンディングノート機能
最近ではスマホ向けの終活アプリも注目されています。アプリのエンディングノート機能を使えば、スマホひとつで記録・管理ができるのが特徴。
紙のノートとは異なり、パスワードでの保護やクラウド保存など、セキュリティ面にも配慮されているため、個人情報を扱う際にも安心でしょう。
アプリによっては、写真や音声の記録や、家族とデータを共有する機能など、デジタルならではの便利さがあります。
例えば「エンディングノートアプリ」や「つなぐノート」なら、無料で使える基本機能が豊富。日常的にスマホを使っている人におすすめの方法です。
自分でWordなどで作るのも良い
よりオリジナルに、自分らしくエンディングノートを作成したいなら、WordやExcelを使って一から作成する方法もおすすめです。
必要な情報だけを整理できるため、使いやすさやデザイン性を自分の好みに合わせて調整できますよ。
特に家族構成や財産状況が一般的なフォーマットに当てはまらない方や、趣味や人生のエピソードなどを詳しく残したい場合にぴったり。
たとえば、「自分史」や「感謝の手紙」を別ページで作ったり、写真を貼り付けたりと、紙のノートにはない自由度の高さが魅力です。
またパソコンで作成しておけば、後から何度でも編集でき、更新もスムーズ。USBやクラウドに保存しておけば、データの保管も安心でしょう。自分だけのエンディングノートを作りたい方には、ぜひチャレンジしてくださいね。
エンディングノートの他に終活でやることについてはこちらの記事で紹介しています。
エンディングノートの無料配布・無料ダウンロード・アプリ19選

ここでは無料で使えるエンディングノートを19個紹介します。それぞれの違いをチェックしながら、自分に合ったものを見つけてくださいね。紹介するエンディングノートは以下の通りです。
| サービス名 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| 足立区じぶんノート | 無料 | 人生100年時代を前向きに生きるための記録ノート。区内各所で配布、書き方講座もあり地域密着型。 |
| 法務省・司法書士連合会 | 無料 | 相続登記や遺言、成年後見制度の法的知識が盛り込まれた実用的ノート。 |
| 神奈川県弁護士会 | 無料 | 法律的視点から構成され、記入例も充実。トラブル予防や家族の負担軽減に役立つ。 |
| Microsoft テンプレート | 無料 | Word形式で自由に編集可。医療・財産・葬儀などの情報がバランスよく書き込める。 |
| SOMPOケア 夢結いのーと | 無料 | 生き方重視でACP(人生会議)をサポート。視覚的にも優しいデザイン。 |
| 遺言ネット | 無料 | オンライン上で終活・遺言の下書き・情報共有が可能。専門家相談も対応。 |
| 百人百想 | 無料 | 人生の記録と家族への情報伝達を分けて記録。自伝的な活用も可能。 |
| いちばんやさしい終活ガイド | 無料 | 誰でも使えるPDF形式。デジタル遺品にも対応し、初めてでも安心。 |
| はじめよう!終活 | 無料 | ニチリョク提供。信頼性が高く、終活項目を網羅した構成。 |
| オクルトキ | 無料 | 価値観・延命・葬儀希望・財産情報などがバランス良く整理できる。 |
| 葬儀ベストネット | 無料 | 全39ページで自由に印刷可能。自分史やデジタル遺品もカバー。 |
| Tsui No Ryuugi | 無料 | 情報整理と心の整理を兼ねるノート。コミュニケーションのきっかけにも。 |
| 日刊葬儀新聞 | 無料 | 130ページの圧倒的ボリューム。人生を包括的に振り返り記録できる。 |
| ラプラージュ法律事務所 | 無料 | 法的観点を重視。相続や介護に関する内容を網羅し安心して使える。 |
| 土谷税務会計事務所 | 無料 | 医療・介護・財産相続などの実務面を細かく記録。ページ単位で利用可能。 |
| 超高齢化社会の生き抜き方 | 無料 | ぬくぬく氏提供。15項目で実践的に整理、デジタル財産にも対応。 |
| わが家ノート by MUFG | 無料 | 音声や写真も記録可能なスマホアプリ。共有・通知機能も搭載。 |
| 税理士事務所アプリ | 無料 | 税理士監修。相続・資産管理に強みがあり、データは事務所で保管可能。 |
| わたしの未来(カラダノート) | 無料 | ライフプラン支援アプリ。スタンプ記録や歩数表示など日常にも活用可。 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
全国の自治体が無料配布・無料ダウンロードを提供

引用:足立区公式ホームページ
多くの自治体では、エンディングノートの無料配布を行っています。例えば足立区では、高齢化社会に対応し、住民が安心して人生の終盤を迎えられるよう「老い支度」の支援に力を入れています。
その取り組みのひとつが、足立区独自の工夫を凝らした「じぶんノート」の作成と無料配布です。
ただし単なる終活のツールというよりも、「人生100年時代」を前向きに生きるためのきっかけとして位置付けられており、自分自身のこれまでやこれからを見つめ直す機会として活用される点を想定しています。
配布場所も区内に幅広く設けられており、医療介護連携課や権利擁護センターあだち、地域包括支援センター、各区民事務所などで誰でも無料で入手可能。
また地域包括支援センターでは、「じぶんノート」の書き方に関する相談を受け付けているほか、老い支度に関する講座も開催されており、ノート作成を通じて住民同士の交流や学びの場ともなっています。
法務省・日本司法書士会連合会のエンディングノート

法務省や日本司法書士会連合会と連携して提供する『エンディングノート』は、単なる終活ツールにとどまらず、今後の人生を前向きに過ごすための手助けを目的として作成されました。
ノートの大きな特徴は、相続や遺言、成年後見制度といった法的な側面についても、専門的な視点からわかりやすく解説している点。
背景には、近年深刻化している「所有者不明土地問題」があり、親族が亡くなった後に不動産の相続登記が行われず、そのまま放置されることで空き家や空き地が地域に悪影響を及ぼすという社会課題があります。
令和6年4月からは相続登記が義務化されるため、エンディングノートの果たす役割はより重要となってくるでしょう。
利用者が自分の思いや財産をしっかりと記録し、次世代へ確実に引き継ぐための準備を進めることができるよう、法的知識を盛り込んだ実用的なエンディングノートです。
神奈川県弁護士会のエンディングノート

引用:神奈川県弁護士会
神奈川県弁護士会が作成したエンディングノートは、法律の専門家による視点で構成されており、遺言や相続・成年後見制度・財産管理・医療・介護の意思表示など、法的に重要な情報を分かりやすく記入できるのが特徴です。
単なる情報の整理にとどまらず、将来起こり得る法律トラブルを未然に防ぐことを目的としており、家族への負担も軽くできるレイアウトで使いやすいでしょう。
記入例も充実しているため、初めて書く人でも安心して使える工夫が満載。無料でPDF形式にて配布されており、誰でも気軽にダウンロードして利用できますよ。
日本マイクロソフト株式会社のエンディングノート

マイクロソフトが提供するエンディングノートは、Microsoft Word形式のテンプレートとして無料配布されており、パソコン操作に慣れた人なら手軽に活用できるでしょう。
レイアウトはシンプルながらも、基本情報はもちろん、財産・医療・介護の希望・葬儀の希望・メッセージなど、必要な項目がバランスよく書き込めます。
自分で自由に編集やカスタマイズができるため、個人の事情に合わせたオリジナルのエンディングノートが作れる点も魅力。デジタル管理に向いているため、終活を継続的に行いたい人におすすめです。
SOMPOケア株式会社の「夢結いのーと」

引用:SOMPOケア
SOMPOケアが提供する「夢結いのーと」は、人生の最期を考えるだけでなく「これからどう生きたいか」に焦点を当てたユニークなエンディングノートです。
厚生労働省が推進するACP(アドバンス・ケア・プランニング)=「人生会議」の実践をサポートするために開発され、利用者自身の価値観や希望を丁寧に引き出すのが目的。
内容は「わたしのこと編」と「これからのこと編」の二部構成となっており、これまでの人生の歴史や趣味、思い出などに加え、今後望む介護・医療のスタイル・最期の迎え方についても記入できる設計です。
従来のエンディングノートが死後の手続きに重点を置くのに対し、「夢結いのーと」は生きている間に大切にしたい思いや日常に光を当てる点が大きな違い。
また認知症の方や高齢者にも配慮し、イラストを多用し、文字を少なくするなど視覚的にやさしい工夫が施されています。
遺言ネットのエンディングノート

引用:遺言ネット
遺言ネットは、PCやスマートフォンから手軽に始められる点が最大の特徴。エンディングノートの作成だけでなく、遺言書の下書き作成や死後の情報共有、専門家による相談まで、幅広い機能が利用可能です。
オンライン上で自分の預貯金情報・医療や介護・葬儀に関する希望・大切な人へのメッセージなどを登録しておけば、必要に応じていつでも修正・追加が可能。時間や場所に縛られず柔軟に終活を進められますよ。
また遺言書作成機能ではテンプレートに沿って入力を進めるだけで簡単に下書きを完成させることができ、何度でも書き直しOK。
納得のいく内容をじっくりと検討できます。さらに、自分が「もしものとき」に指定したタイミングで、あらかじめ指定した情報を信頼できる相手に自動的に共有できる仕組みも用意。
家族への負担を減らしつつ確実に想いを伝えられます。また終活に関して不安がある場合は、遺言や相続・葬儀などについて提携する専門家に無料で相談でき、死後事務委任契約を通じてデジタル遺品の整理などのサポートも依頼できます。
すべてをオンラインで完結できるため、現代のライフスタイルに合った画期的なサービスといえるでしょう。
百人百想のエンディングノート

引用:百人百想
百人百想のエンディングノートは、人生の記録を丁寧に残すことを目的としながら、書き手の変化に対応できるよう「随時更新」を前提に作られました。更新ごとに内容の上書きや補筆・加筆・削除が自由に行え、状況に合った管理が可能です。
「I私の自分史」では、誕生から仕事・家族・趣味・人生の言葉・旅の記録・表彰歴・社会活動などたくさんの項目が用意されており、自分自身の歩みを振り返れます。
自伝や自分史の原稿として活用できるだけでなく、葬儀時の配布冊子としても利用可能。
一方、「Ⅱ 私の記録」は、家族や身近な人へ伝えたい情報をまとめたもので、医療や介護の希望・終の住まい・葬儀・埋葬・遺影・遺言・財産情報・さらには家族へのメッセージまで記載できるのが特徴。
両者はそれぞれの目的に応じて活用でき、人生の歩みと終末期の希望を一冊に記録できます。
いちばんやさしい終活ガイドのエンディングノート

いちばんやさしい終活ガイドのエンディングノートは、シンプルなPDF形式でダウンロードでき、無料で誰でも気軽に利用できる点が特徴です。
内容は「もしものとき」に備え、大切な人に伝えておきたい情報や必要事項を整理しておける構成。実用性とデザイン性の両立を叶えたいよくばりさんも満足できるデザインです。
A4サイズで印刷できるため、ホッチキスでとじたり、クリアファイルに入れて保管するなど、使う人のライフスタイルに合わせた柔軟な利用が可能。
利用対象も限定されておらず、若者から高齢者まで幅広い層に対応している点も取り入れやすいポイントですね。
2020年の最新版では、スマートフォンやパソコン内の情報・SNSアカウントなどの「デジタル遺品」への対応も盛り込まれており、現代的な終活のニーズにマッチした内容となっています。
シンプルでありながらも、必要な項目をしっかり網羅しており、初めて終活に取り組む人にもおすすめできるエンディングノートです。
はじめよう!終活のエンディングノート

引用:終活ネット
「終活ねっと」を運営する株式会社ニチリョクが提供するエンディングノートは、メールアドレスを登録するだけで誰でも無料で入手できます。
エンディングノートは人生の終盤を迎えるにあたり、自分の希望や情報を整理し、大切な人へスムーズに伝えるのを目的としています。
内容は、財産や医療・介護・葬儀やお墓についての希望・家族へのメッセージなど、終活において必要不可欠な項目を網羅。
株式会社ニチリョクは長年にわたり葬儀や供養・墓地などに関するサービスを展開してきた企業であり、経験と実績を活かして、信頼性の高い終活支援を行っています。
エンディングノートの提供も一環であり、無料でありながら内容は充実しているのが特徴。終活をはじめる第一歩としてもおすすめです。
オクルトキの「大切な私の家族へ」

引用:オクルトキ
オクルトキの「大切な私の家族へ」は、全18ページにわたり、終活に必要な情報を整理しやすいようレイアウトされています。
「プロフィール」や「私の歩んだ道」から始まり、自身の想いや価値観を確認しながら、書き進められますよ。
「大切な家族へ」という章では、身体の自由がきかなくなったときの意思表示・延命治療や脳死・病名告知への考え方も記載。
葬儀やお墓の希望、遺言書の意向まで、細かな希望を記録でき、家族が判断に迷わないよう配慮されています。また「財産の管理」や「家系の構成」など、相続や法的手続きに関わる情報もまとめられるため、万が一のときに大きな助けとなるでしょう。
自由に使える「メモ」ページもあるため、日記の代わりにしても。使いやすさのバランスが取れたエンディングノートなので、初めて使う人にもおすすめです。
葬儀ベストネットのエンディングノート

引用:葬儀ベストネット
葬儀ベストネットのエンディングノートは、利用者が非常に高く、必要なページだけを選んで自由に印刷できるスタイルが特長です。
A4サイズで全39ページにおよぶPDFファイルとして提供されており、終活に必要な情報を幅広くカバーしています。
内容は、遺言に関する内容や感謝のメッセージ・医療や介護に関する希望・自分史や趣味・思い出アルバムなど、人生を丁寧に記録できる項目が豊富。
さらに相続や死後の手続きに必要な情報の記録も網羅されているため、死後の手続きが不安な人も安心です。
携帯電話やパソコン・インターネット回線・SNSやブログといった「デジタル遺品」の整理にも対応しており、現代の終活にふさわしい項目を備えています。
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「終活のWebsite Tsui No Ryuugi」のエンディングノート

「終活のWebsite Tsui No Ryuugi」が配布しているエンディングノートは、人生の終盤に備えて自分の想いや情報を整理し、大切な人たちへ安心を届けるための手段として作られました。
記入を通して自分のこれまでの歩みを振り返り、医療や介護・葬儀に関する希望・財産や連絡先・家族へのメッセージなど、様々な項目を丁寧に書き綴れます。
特徴的なのは、単に情報を記録するための書式ではなく、使う人自身が自分の人生を見つめ直すことができる「心の整理」の手段として位置づけられている点。
地域に根ざした活動を行っている「終活のWebsite Tsui No Ryuugi」ならではの温かみのある視点が反映されており、家族や医療・介護の関係者との円滑なコミュニケーションを促すツールとしても活躍するでしょう。
日刊葬儀新聞のエンディングノート

引用:日刊葬儀新聞社
日刊葬儀新聞社が提供するエンディングノートは、130ページという圧倒的なボリュームでありながら、誰でも無料でダウンロードできる点が最大の魅力です。
マイクロソフトWordやキングソフト、オープンオフィスなどに対応しており、自身で内容を自由に編集・カスタマイズできるよう設計されています。
第一章では自分史の記録に重点が置かれ、学歴・職歴・趣味・家族との思い出・人生の座右の銘・尊敬する人物など、個人の歩みを丁寧に振り返れます。
第二章には家族や大切な人への感謝のメッセージが記せるページがあり、第三章では医療・介護の希望・既往症・認知症への備えまで記録可能。
さらに第四章では葬儀の準備や希望に関する詳細も書き込めるようになっており、人生の締めくくりに向けた本格的な備えをしたい人にもおすすめ。終活を自分らしく進めたい人に非常にぴったりの一冊といえるでしょう。
ラプラージュ綜合法律事務所のエンディングノート

引用:ラプラージュ法律事務所
ラプラージュ法律事務所が提供するエンディングノートは、法律の専門家が監修しているため、安心して使いたい人にぴったりです。
個人情報の記録だけでなく、医療・介護の希望・財産の管理・遺言・葬儀やお墓についての考え、さらには家族や友人へのメッセージまで、幅広く記載可能。
法律事務所が作成しているため、法的観点に基づいた内容で作られており、将来のトラブル防止や家族間のスムーズな引き継ぎに役立つよう配慮。
形式はPDFで配布されており、誰でも自由にダウンロードして使用可能。紙に印刷して記入したり、デジタル上で編集したりと、自分に合った使い方ができるのがポイントです。
土谷税務会計事務所のエンディングノート

引用:土谷税務会計事務所
土谷税務会計事務所が提供するエンディングノートは、個人の「もしも」の時に備え、家族や大切な人に伝えておきたい情報を整理・記録するためにぴったりの項目が満載。
大きな特徴は、利用者の状況に応じて必要な項目だけをPDF形式でダウンロードし、印刷して使える点です。
項目ごとにページが分かれており、内容は医療・介護・葬儀・供養・財産相続・自分史など、終活において必要とされるすべての情報を網羅的にカバー!
特に、医療や介護の意思表示に関する記述が細かく、延命治療の希望や会いたい人の記録・介護施設の希望や後見制度への理解などが具体的に記入できます。
また財産や相続に関しては、相続税や遺産の分配希望まで詳細に書き込めるため、実務面での備えたい人にも向いています。
超高齢化社会の生き抜き方のエンディングノート

「超高齢化社会の生き抜き方版エンディングノート」は、家族の終活や介護・相続を経験したサイト管理人「ぬくぬく」さんによって提供されています。
エンディングノートでは、「私について」や「家族」、「思い出」などの個人に関わる記録から始まり、「医療」「介護」「葬儀」「供養・法要」といった実務的かつ精神的な準備に関する項目も充実。
また「終の棲家」や「後見制度」「もしものときの連絡先」など、本人が判断能力を失ったときに備える内容もあり、具体的な生活設計のサポートにもつながります。
「デジタル財産」や「利用サービス」の項目も設けられており、ネットバンキングやSNS・サブスクリプションサービスなど、デジタル時代における財産とアカウント管理についても配慮されています。
15項目にわたる内容はシンプルながらも実践的で、サンプルも用意されているため、どのように記入すればよいかを直感的に理解しやすいレイアウトです。
温かみのある終活の第一歩として誰もが安心して手に取れる工夫が詰まっています。
「わが家ノート by MUFG」アプリのエンディングノート

引用:MUFG
「わが家ノート」は、スマートフォンで手軽に利用できる無料のエンディングノートアプリです。最大の特徴は「気軽に記録」「いつでも修正」「確実に伝える」という3つの機能。
預貯金や不動産・保険などの財産情報から、葬儀・介護・医療の希望・家族への音声・動画メッセージまで幅広く記録でき、記入はテキストだけでなく写真や音声でも可能。
写真読み取りによる自動入力補助機能によって、通帳や不動産書類などの情報も簡単に反映されるなど、操作に不慣れな方でも安心して使える工夫がされています。
また紙のエンディングノートと異なり、財産内容や希望が変わった場合はアプリ内でいつでも修正でき、定期的な通知機能によって記録内容の見直しも促されます。
さらに記録した情報を「誰に」「どのタイミングで」伝えるかを項目ごとに細かく設定できる共有機能も備えており、万が一のときも安心。
すべての機能が無料で使用できるため、手書きや紙の管理に不安を感じている方にもぴったりです。
アプリ「税理士事務所が作ったエンディングノート」

引用:澤田匡央税理士事務所
澤田匡央税理士事務所が開発した無料のエンディングノート・アプリは、スマートフォンやタブレットを使って、もしものときに備えた情報を簡単に記録・管理できるアプリです。
エンディングノート本来の目的である「家族に自分の考えや希望を伝える」だけでなく、相続に必要な情報を的確に整理できるよう設計。
税理士事務所ならではの専門的視点が反映されたアプリです。具体的には、預貯金や株式・不動産などの資産・借入金などの負債情報・公的書類の番号や保管場所・介護や葬儀の希望内容など、終活に必要な実務情報をアプリ内で一括管理できます。
また入力データを税理士事務所が保管し、万が一の際には家族がその情報にアクセスも可能。
「もしものときは澤田税理士事務所に連絡すれば安心」と家族に伝えておくことで、確実に意志が伝わる仕組みです。
わたしの未来 – 終活準備ノート

「終活準備ノート」は、「死」を準備することを通じて「どう生きたいか」を考えるきっかけを与えてくれる、カラダノートが開発したライフプラン支援アプリです。
年齢やライフステージを問わず、もしものときに備えて自分の思いや情報を整理し、家族と共有することを目的に設計。
アプリ操作が苦手な人にも優しいかんたん操作が特徴です。記録できる内容は、財産や介護・医療に関する希望はもちろん、親しい人への感謝の言葉・大切なものの行き先・葬儀の希望・中身を見ずに捨ててほしい物など、きめ細かく設定されています。
また家族が困らないように保険証やお薬手帳・通帳・印鑑の場所を記録できるなど、現実的な視点も重視。日々の気分をスタンプで記録したり、ヘルスケアアプリと連携して歩数を表示できるなど、日常の健康管理や生活記録として活用するのもおすすめ。
「終活=老後の準備」という常識を覆し、人生をより豊かに生きるためのツールとして、累計1,000万ダウンロードを突破した人気アプリです。
無料のエンディングノートで書く手順は

エンディングノートを書くと聞くと「何から始めたらいいか分からない」「難しそう」と思われがち。しかし無料のテンプレートやアプリを活用すれば、誰でも手軽にスタートできますよ。ポイントは、無理なく少しずつ書き進めていくこと!ここでは無料のエンディングノートを使って書き進める手順について解説します。方法に悩んだら、以下の手順で進めてみましょう。
- 自分に合ったエンディングノートを選ぶ
- 書きやすい項目から埋めていく
- 家族とエンディングノートの場所を共有する
- 定期的にエンディングノートを見直す
まずは、自分に合った形式のエンディングノートを選びましょう。PDFや印刷用のテンプレート・スマホアプリ・Wordで作る自作など、さまざまな種類があります。ノートが用意出来たら記載すべき項目をざっと把握し、自分が書きやすい部分から埋めていくのがコツです。
また完成したノートはしっかりと保管し、家族と保管場所を共有できれば安心です。状況に応じて定期的に内容を見直し、常に最新の情報を家族に伝えられます。以下のポイントを意識しながら進めるとスムーズです。
- テンプレートや機能を比較して利用するものを決める
- 何を書くべきか項目を考える
- 書きやすい項目から書いていく
- 保管する場所の情報は家族とも共有する
- 定期的に内容の見直す
以下の見出しごとに、より具体的なポイントを解説します。
テンプレートや機能を比較して利用するものを決める
エンディングノートを始めるにあたって、まずは「どの形式のノートを使うか」を考えてみましょう。ノートによって項目やレイアウトが異なり、それぞれにメリットがあります。自分の生活スタイルや記録しやすさに応じて選びましょう。
紙のテンプレートは、視覚的に全体を把握しやすく、記入の自由度が高いのがポイントです。一方、スマホやパソコンのアプリは、いつでもどこでも記録・編集が可能で、バックアップ機能やパスワード保護といった便利な機能も。どちらを選んでも問題ありませんが、長く使うことを考え、操作しやすく続けやすいものを選びましょう。
複数のテンプレートを見比べ、自分にとって記入しやすいレイアウトや項目を持つものを選ぶのがポイントです。
初めての方は、試しに自治体や大手金融機関が配布しているテンプレートを使ってみましょう。
何を書くべきか項目を考える
エンディングノートには、「何を書けばいいのか分からない」と悩む方も多いでしょう。最初にすべてを完璧に書き込む必要はありませんが、必要な項目を整理しておけば、書き進めやすくなります。基本的には、以下のような項目は最低限書くとよいでしょう。
- 自分の基本情報(氏名、生年月日、連絡先など)
- 家族や親族の連絡先
- 医療・介護に関する希望(延命治療の有無、かかりつけ医など)
- 財産に関する情報(預金口座、不動産、保険、年金)
- 葬儀やお墓の希望
- ペットの引き取り先や日常の世話について
- 大切な人へのメッセージ
全ての項目を埋める必要はなく、特に家族が困りそうな内容や、自分の想いを伝えたい部分から優先的に記入していくとスムーズです。
書きやすい項目から書いていく
エンディングノートを書く際のコツは「完璧を目指さないこと」です。最初からすべての項目を網羅しようとすると、なかなか進みません。まずは書きやすい項目や、すでに情報が手元にある部分から取りかかれば、書き進めやすくなります。
たとえば、以下の情報など、書類を見ればすぐに分かる項目から始めてみましょう。
- 氏名や住所
- 生年月日
- 家族構成
- 銀行口座
- 保険の内容
次に医療・介護に関する希望や、葬儀の形、家族へのメッセージなど、時間をかけて考えたい部分を徐々に追加していきます。
気軽に、日記を書くような感覚で取り組みましょう。「今日は1ページだけ」といった形で少しずつ進めれば、プレッシャーなく続けられますよ。書くたびに自分の気持ちや考えが整理される実感も得られるはずです。
保管する場所の情報は家族とも共有する
エンディングノートは、見つけてもらえるかどうかも大切です。せっかく丁寧に記入しても、家族がその存在を知らなければ、必要な時に役立ちません。ノートを作成した後は、保管場所や存在について、信頼できる家族や関係者としっかり共有しましょう。
保管方法としては、紙のノートであれば自宅の引き出しや金庫など、家族が分かりやすい安全な場所がおすすめです。
アプリやデジタル形式であれば、ログイン情報やパスワードを家族に伝えておくことも忘れずに。遺言代わりとして使える「デジタル遺品管理サービス」と連携し、データの継承を行ってもよいでしょう。
「家族の誰に伝えておくか」「どのように共有するか」を事前に決めておけば、トラブル防止にもつながります。ノートの冒頭や最後に、連絡先や保管場所を明記しておくと安心です。
定期的に内容を見直す
エンディングノートは、一度書いたら終わりではありません。人生の状況は日々変化するため、ノートの内容も定期的に見直す必要があります。引っ越し、家族構成の変化、金融機関の変更、医療や介護の希望の変化など、暮らしに合わせて更新することで、常に最新の状態を保てます。
見直しのタイミングとしては、年に1回の誕生日や年末年始、保険の更新時期などがおすすめ。忘れにくいタイミングを活用すると習慣化しやすくなります。
アプリを利用している場合は、リマインダー機能を活用して更新を忘れない工夫もしてみましょう。
特に財産や医療・連絡先に関わる重要な情報は、少しでも変化があれば早めに更新しておきましょう。古い情報のままだと、万が一のときに誤解を招いたり、スムーズな手続きができない可能性があります。
生前整理でエンディングノートを作成するならこちらの記事で紹介しています。
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